お気楽ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

デューク・ピアソン TENDER FEELIN'S

2016-05-29 10:09:54 | ピアノ・トリオ

5月1日から、健康保険組合の生活習慣改善アクションに参加して、毎日体重を量り記録をつけています。本来の適正体重(約63キログラム)より6キログラムほど重くて、登山(トレッキング)で息が上がるので、8月末までに2キロは減らすつもりです。現在、昼食と夕食のご飯を小盛にし、職場の階段を10Fまで歩いて上ることなどを行っています。ひと月ほど経過しましたが、まだいくらか減った程度なので、なんとか目標を達成して、すっきりしたいと考えています。すっきり、くっきりのピアノ。

DUKE PEARSON (デューク・ピアソン)
TENDER FEELIN'S (Blue Note 1959年録音)

   

先日、松川村(長野県北安曇郡)の雨引山登山の帰りに同村のジャズ喫茶「M-gate」でデューク・ピアソンの「Tender Feelin's」を聴いたところ、なかなかよかったので、改めて聴いてみました。今回、ピアソンのアルバムを拙ブログで初めて取り上げますが、結構好きなピアニスト、編曲家にもかかわらず初めてだったとは、迂闊でした。

メンバーは、デューク・ピアソン(p)、ジーン・テイラー(b)、レックス・ハンフリーズ(ds)。ピアソンは、ブルーノートレーベルでプロデューサーを務めたり、大型コンボやビッグバンドで録音をするなど編曲も行っていて、多才な人ですが、ピアノトリオにおける演奏もいくつも残しています。このアルバムもよく知られているものです。

曲はスタンダード中心です。「Bluebird of happiness」、「I'm a Fool to Want You」、「I Love You」、「When Sunny Gets Blue」、ジョン・ルイス作「The Golden Striker」、「On Green Dolphin Street」、ピアソン作「3 A.M.」の7曲。ジョン・ルイスの曲を演奏していますが、ピアソンも知的で、簡潔なところがあり、ルイスに通じるものがあるためではないかと想像しています。

美しく繊細なタッチでスタンダードを聴くことができます。ピアソン(p)のピアノ中心のトリオですが、M-gateのいい装置で聴いていると、ベースとドラムスの協調ぶりがよくて、トリオのバランスがかなりとれているように思いました。そんな演奏は、「The Golden Striker」や「On Green Dolphin Street」あたりですが、「I'm a Fool to Want You」や「3 A.M.」といったブルーなイメージの曲の雰囲気もよく表現されています。

【職場では、なるべくエレベーターは使わず、ビルの階段を上り下りしています。】

   

【長野県北安曇郡松川村 ジャズ喫茶M-gateで聴いたTender Feelin's】

   

   

   

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雨引山登山 (長野県北安曇郡松川村) (2)

2016-05-27 20:12:26 | 登山・ハイキング

雨引山登山の続きです。

【復 路】

   

山頂を出発。

   

右手に折れて下っていきます。

   

すぐに車も通れる道に出ますが、途中で崩れていてその道を下りていくことは、現在出来ないようです。

   

広い道を少し北側に進んで、この表示から再び登山道に入ります。

   

途中、林道に出ますが、その手前あたりです。

   

大和田神社奥社入口の看板。馬羅尾国有林の表示があって、一般の車が進入できないようゲートが閉じています。左折して舗装された道を下っていきます。なお、右折してこの道を上っていけば、有明山の登山道に続きますが、松川村からのその登山道ルートは崩落していて、現在通行止めです。

   

清流があり、イワナ、ヤマメあたりがいそうです。

   

しばらくいくと雨引山登山口です。歩いてみると、復路も上った道を帰ってくるピストンの方が面白いように思いました。熊の倉岩のところを上る必要があるなど、参加者によっては負担になるので、下り一辺倒の下山道を下り、周回コースをとったと思われます。

   

林遊館に到着。

【出会った花】

ツツジやイワカガミが見ごろでした。シャクナゲは、終わりのころでした。もっと早ければ、イワウチワが、熊の倉岩を過ぎたあたりで群生しているのを見られるようです。

   

ツツジ。登山道の左右にたくさん見られました。

   

ツツジ   

   

ミツバツツジ。トウゴクミツバツツジではありません。ちょうどこの辺が、ミツバツツジとトウゴクミツバツツジの境目になるそうです。

    

ミツバツツジ

    

ミツバツツジ。山頂に近くなるにつれてたくさん見られました。

   

レンゲツツジ。レンゲツツジは、松川村の「村花」です。

   

レンゲツツジ

   

シャクナゲ

   

シャクナゲ。終わりに近かったです。

   

ウワズミザクラ

   

イワカガミ。山頂や登山道などたくさん咲いています。

   

イワカガミ

   

イワカガミ。白い色は珍しいと、トレッキング参加者の一人が話していました。

   

イワカガミ。白色。

   

マイヅルソウ

   

チゴユリ

【すずむし荘】

   

露天風呂もあります。すずむし荘ホームページ:suzumushisou

【ジャズ喫茶 M-gate】

   

M-gateでもツツジが咲いていました。

   

   

ティナ・ブルックスがかかっていました。いい装置で聴くと一段と良く聞こえます。

【雨引山全景】

   

最前列の山が、雨引山です。すずむし荘からM-gateに向かう道路上で撮った写真です。M-gateのマスターの池原さんに位置を教えてもらいました。

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雨引山登山 (長野県北安曇郡松川村) (1)

2016-05-26 21:49:29 | 登山・ハイキング

5月21日に、松川村観光協会主催の「雨引山トレッキング」に参加してきました。雨引山(あまびきやま、標高1,371m)は、有明山の前方に位置している里山ですが、県内でもあまり知られていないと思います。「雨引山」というのは、雨乞いの山という意味だそうで、山頂には地元の神社の奥社があります。当日の参加者は20名ほどでしたが、松本ナンバーの地元の方がほとんどでした。

ごくゆっくりとしたペースで、周回コースを回りました。歩行時間は、上り2時間10分、下り1時間20分で、約3時間30分でしたが、早い人ならかなり短縮できると思います。登山道の左右には3種類のツツジやシャクナゲなど花がたくさん咲いていて目を楽しませてくれました。下山後は、すずむし荘で入浴し、ジャズ喫茶「M-Gate」で珈琲を飲んできました。『登山、温泉、ジャズ』と、休日を満喫しました。

【行 程】

安曇野市自宅発 7:40 
馬羅尾高原(ばろおこうげん)林遊館駐車場着 8:10

林遊館出発 8:40
雨引山登山口 8:53
第1の鉄塔 9:13〜9:20 (休憩)
第2の鉄塔 9:48〜9:57 (休憩)
下山道分岐 10:51 
雨引山山頂 11:12〜12:03 (昼食休憩)

山頂から下山開始 12:04
下山道分岐 12:19 
大和田神社奥社入口標識 13:09
雨引山登山口 13:16
林遊館到着 13:25

すずむし荘(温泉) 13:40〜14:30
ジャズ喫茶「M-Gate」 14:35〜15:35
安曇野市自宅着 16:00

【往 路】

   

馬羅尾高原(ばろおこうげん)林遊館受付。

   

出発。しばらくは舗装された林道を行きます。僕は、最後尾の方にしました。

   

登山口。右手に折れて針葉樹林の中を上っていきます。

   

傾斜が若干あります。ヒノキが登山道にそってあり、並木の横を歩いていく気持ちのいい道です。話を聞くと、もともとは東京電力の鉄塔保守のために整備された道であったようです。

   

鉄塔(1)のところで休憩。上りが少し続き、中高年者がほとんどなので、やれやれといった感じでした。

   

休憩後ですが、上りが続きます。

   

平らなところに出ました。

   

鉄塔(2)で休憩。

   

鉄塔付近から見える唐沢山。平成14年まで国土地理院の地図に雨引山が誤って唐沢山と記載されていたそうです。訂正依頼をして直してもらったそうです。誤った情報が流れて、雨引山の存在が知られていない一つの要因になっていたと思われます。

   

熊の倉岩。左に下りていく道があって、注意して下りれば大丈夫です。

   

熊の倉岩を下りてきたところ。この付近に季節によりますが、イワウチワの群生が見られます。本年はすでに花は終わってしまいました。

   

登山道は左手が眺望がきくようになってきて、有明山が見えます。

   

若干の上りになりますが、広葉樹もあり、視界も開けて気分のいい道筋です。

   

大きな岩が根元にある五葉松です。登山道の脇にあり、目印になります。

   

下山道の表示。復路は、下山道を下りました。

   

餓鬼岳。

   

霞んでいますが、爺ヶ岳が見えます。

   

山頂手前は、平らです。

   

山頂にある大和田神社の奥社。

   

雨引山山頂。鳥居がありますが、上ってきた道とは逆向きです。信仰している部落から見て正面です。

   

二等三角点。

   

山頂から、松川村から大町市にかけての眺望。霞んでいました。

(2)に続きます。(2)では、復路の様子、であった花、立ち寄った温泉、ジャズ喫茶を掲載予定です。

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マーク・エムラー WALKING IN L.A.

2016-05-25 19:37:15 | ピアノ・トリオ

たまにはランチに寿司を食べようと、長野駅前にある「廻鮮富寿し長野駅前店」に入りました。ランチにこのお店に入るのは初めてですが、メニューを見たら、握り11個に味噌汁が付いたセットがリーズナブルな価格だったので、それを注文しました。少し足りないかと思ったら、ヴォリュームがあって満腹になったので、遠回りの散歩をして職場に戻りました。ロスアンジェルスでのウォーキングというタイトルです。

MARC HEMMELER (マーク・エムラ―)
WALKING IN L.A. ( ELABETH 1980年録音)

   

先日、長野市芸術館で開催された小曽根真ジャズ・ワークショップでQ&Aが行われたのですが、「ジャズのベースをやってみたいけど、ベース奏者の誰を聴いて参考にすればいいか教えてほしい」という問いに対して、小曽根さんがまず挙げたのは、レイ・ブラウンでした。他にもクリスチャン・マクブライトなどの名前を出していましたが、基本はレイ・ブラウンのようです。それで、帰宅してから、ブラウンを聴いてみようと久しぶりに取り出したのが、このアルバムです。

メンバーは、マーク・エムラー(p)、レイ・ブラウン(b)、シェリー・マン(ds)。エムラ―はフランスのピアニストなので、ロスアンジェルスに渡っての録音です。エムラ―のプレイを聴くと、オスカー・ピーターソンに影響を受けていると思われるので、レイ・ブラウンと相性がよいのか、他の作品でも共演しています。残念ながら、ライナー・ノートはフランス語なので、全くわかりません。

曲は、ジャズオリジナルとスタンダードです。エムラ―の自作が「Yapad de papa(Betty's Waltz)、「Walking in L.A.」、レイ・ブラウン作「Gravy Waltz」、デイブ・ブルーベック作「In Your Own Sweet Way」、スタンダードが「My Romacne」、「Do You Know What It Means」、「Spring Can Hang You Up」、「I'm an Old Cowhand」(おいらは老カウボーイ)の8曲。シェリー・マンがいるからだとは思いますが、「I'm an Old Cowhand」が取り上げられていたのにはニヤリとしました。ソニー・ロリンズとシェリー・マンの共演による、ロリンズのコンテンポラリー盤で知られている曲です。

スインギーで爽快なピアノトリオ作品で、二人のサポートもあって、マーク・エムラ―(p)はご機嫌な演奏を繰り広げています。レイ・ブラウンのウォーキングベースとソロが効いているエムラ―自作の「Yapad de papa」や「Walking in L.A.」は、体が自然と揺れてくる楽しい演奏。ミディアム・テンポの「My Romance」やバラード「Do You Know What it Means」における繊細なエムラ―、細かな音でメロディアスな伴奏をつけるブラウン(b)、小技を使ったマン(ds)の三者によるコラボレーションも聴きどころです。

【廻鮮富寿し長野駅前店】

住所:長野県長野市南千歳町828 1F
電話:026-268-1339
ホームページ:kaisen-tomizushi-naganoekimae

以下、スマホによる撮影です。

   

   

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チック・コリア 小曽根 真 コンサート 

2016-05-23 20:53:28 | 演奏会・ライブ

5月18日に長野市芸術館で行われた、「チック・コリア&小曽根 真 ピアノ・デュオ プレイズ・アコースティック」コンサートに行ってきました。前夜は、小曽根真のワークショップがありましたが、チック・コリアを聴きに来た人が多いのか、前夜に比べて多くの聴衆が集まっていました。

   

演奏されたのは次の10曲です。

1.Improvisation
2.Improvisation → Bud Powell (by Chick Corea)
3.Someone to watch over me (by Gershwin)
4.Spanish Song (Chick Corea)
5.Children  Song N.20 (Chick Corea)

休憩

6.Mozart : Piano double Concerto
7.Mirror Mirror(Chick Corea)
8.Snapshot (Makoto Ozone)
9.Fantasy for 2 Pianos (Chick Corea)

Encore:
Blue Hawk (Thelonious Monk)

演奏内容ですが、一言でいうと、インプロヴィゼーションミュージックで、ジャズの要素はあまり感じられませんでした。アンコールにやった「Blue Hawk」がブルーズなので、これがジャズらしいものでしたが、あとは現代ミュージックといった趣が強いものです。唯一のスタンダードである「Someone to Watch Over Me」(やさしき伴侶を)もメロディは何回か登場しますが、複雑な展開のソロが続き、内容的にはチック・コリアの曲になっていました。

チック・コリアのピアノ演奏は、素晴らしいの一言で感心しました。どうしたらあんな音になるのかわからないキラキラしたサウンド、次々と繰り出される自在なフレーズ、リズム、タイミング、和音と、次元が違うといった感想をもちました。小曽根真は、前夜のほうがはるかに出来がよく、当夜はのびのびしていないようでした。

一番よかったのは、モーツァルトの「2台のピアノのための協奏曲(第1楽章)」です。きっちりとしたモーツァルトの譜面で演奏があり、後半ではカデンツァ風にインプロヴィゼーションを繰り広げていました。僕には、ついていけない曲もあり、例えば「Children Song No.20」は、ECMからLP「Children Song」が発売された当時、購入して何度か聴いたのですが、ついぞ親しめなかった記憶があり、その印象は当夜も変わりませんでした。

観客は、チック・コリアや小曽根真のファンばかりでなく、ピアノを教えている人や習っている人なども聴きに来ていたようです。多くのお客様は拍手して歓声を挙げており、ピアノの演奏会としては面白いものでした。

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