レコード盤の「色」と言えば、昔から「黒」と決まっていました。
LPレコードの素材はポリ塩化ヴィニールと、ポリ酢酸ヴィニールの共重合体で作られていて、本来は無色透明なのですが、SPレコードもそうであったように、品質管理上「黒」の方が傷や気泡が発見し易いために、あえてカーボン・ブラックを混入しているのだそうです。
一方、レッド・ワックスと言われる「赤盤」は、カーボンの代わりに赤いトナーが入っています。
また1958年に、東芝音工が帯電防止剤入りレコードを世界で最初に発売しましたが、レコードで付きものの静電気が殆ど発生しないという、優れものもありました。
それでは「青盤」には何が混入されているのでしょうかね。
ここで新たに紹介したいのは、昨年12月にユニバーサル・ミュージックから発売された「100% Pure LP」なるレコードで、音に影響を与える着色物を全て排除し、低重合度のストレート塩化ヴィニールのみで製造された少し黄色がかかった盤です。
ジャズやロックの名盤15タイトルが同時に発売され、私はジャズ関連を4枚購入しました。
下記は今回購入した内の1枚で、ビル・エヴァンスのワルツ・フォー・デビィです。

このレコード盤に刻まれた「音」の評価は「良いという意見と、アナログLPをデジタル・リマスターから作るなんてとか、所詮オリジナルと比較するのはナンセンス」等、まちまちです。
私の評価はオリジナルとは別物と思えば、それなりの価値ある音だと言えると思います。
当然のことですが、中に書かれている人たちのコメントも、良いことずくめです。
が、しかしです。
私が購入した4枚のいずれもが、曲と曲の無音部でモーター・ゴロのような異音がし、更に曲の中でも時々混入しているのです。
この4枚はいずれも既に持っているのですが、そちらでは発生しない音です。
そしてこの話を製造元のサービス・センターに問い合わせしたところ、そのようなクレームは発生していないが、交換するからといって全品交換していただきました。
そして交換して頂いた新しいものを、本日チェックしたところ、ノイズは少し減ったとはいえ、やはり聴きずらい「ゴロ・ゴロ」という音が入っていました。
このシリーズが発売されてから1.5か月が経過しているので、この問題に対し誰かコメントしている人がいないいないかどうか、色々チェックしてみましたが、このクレームに関する記述は見当たりませんでした。
これまで愛用してきた私のプレーヤーがNGということならば、買い替えなければいけないと思うのですが、何とも不思議な話です。
私が使用しているターンテーブルはDDモータ式のモノなので、これがいけないのでしょうかね?
従来から手持ちのものは、以下の装置で同じ条件でトレースしても、何にも問題ないのですが。

レコード盤のカラーの話が出ましたので、赤盤、静電気防止の赤盤、青盤、ピクチャー・レコードをジャケットと共に紹介します。
いずれも国内盤です。

余談ですが、ズート・シムスのピクチャー・レコードは顔写真の丁度いいところに、レコード盤のセンター・ホールがあり、いい男のズートがチョット気の毒です。
LPレコードの素材はポリ塩化ヴィニールと、ポリ酢酸ヴィニールの共重合体で作られていて、本来は無色透明なのですが、SPレコードもそうであったように、品質管理上「黒」の方が傷や気泡が発見し易いために、あえてカーボン・ブラックを混入しているのだそうです。
一方、レッド・ワックスと言われる「赤盤」は、カーボンの代わりに赤いトナーが入っています。
また1958年に、東芝音工が帯電防止剤入りレコードを世界で最初に発売しましたが、レコードで付きものの静電気が殆ど発生しないという、優れものもありました。
それでは「青盤」には何が混入されているのでしょうかね。
ここで新たに紹介したいのは、昨年12月にユニバーサル・ミュージックから発売された「100% Pure LP」なるレコードで、音に影響を与える着色物を全て排除し、低重合度のストレート塩化ヴィニールのみで製造された少し黄色がかかった盤です。
ジャズやロックの名盤15タイトルが同時に発売され、私はジャズ関連を4枚購入しました。
下記は今回購入した内の1枚で、ビル・エヴァンスのワルツ・フォー・デビィです。




このレコード盤に刻まれた「音」の評価は「良いという意見と、アナログLPをデジタル・リマスターから作るなんてとか、所詮オリジナルと比較するのはナンセンス」等、まちまちです。
私の評価はオリジナルとは別物と思えば、それなりの価値ある音だと言えると思います。
当然のことですが、中に書かれている人たちのコメントも、良いことずくめです。
が、しかしです。
私が購入した4枚のいずれもが、曲と曲の無音部でモーター・ゴロのような異音がし、更に曲の中でも時々混入しているのです。
この4枚はいずれも既に持っているのですが、そちらでは発生しない音です。
そしてこの話を製造元のサービス・センターに問い合わせしたところ、そのようなクレームは発生していないが、交換するからといって全品交換していただきました。
そして交換して頂いた新しいものを、本日チェックしたところ、ノイズは少し減ったとはいえ、やはり聴きずらい「ゴロ・ゴロ」という音が入っていました。
このシリーズが発売されてから1.5か月が経過しているので、この問題に対し誰かコメントしている人がいないいないかどうか、色々チェックしてみましたが、このクレームに関する記述は見当たりませんでした。
これまで愛用してきた私のプレーヤーがNGということならば、買い替えなければいけないと思うのですが、何とも不思議な話です。
私が使用しているターンテーブルはDDモータ式のモノなので、これがいけないのでしょうかね?
従来から手持ちのものは、以下の装置で同じ条件でトレースしても、何にも問題ないのですが。


レコード盤のカラーの話が出ましたので、赤盤、静電気防止の赤盤、青盤、ピクチャー・レコードをジャケットと共に紹介します。
いずれも国内盤です。








余談ですが、ズート・シムスのピクチャー・レコードは顔写真の丁度いいところに、レコード盤のセンター・ホールがあり、いい男のズートがチョット気の毒です。
それにしてもノイズ音は気になりますね。
普通のボリュームで聞いても聞こえるのでしょうか。
安い物ではないのでその辺はクリアーにしてほしいものです。
交換してくれた会社側の誠意は感じますが,解決した訳ではないみたいですね。
でもその辺も含めて面白い体験をされてると思います。
傷や静電気で発する音(パチ・パチやプチ・プチ)とは違います。
しかも無音部で大きく発生し、曲の中まで入り込んでいるので、聴いていると気分が悪くなります。
購入したレコード店にもそのようなクレームは無いということなので、一度他の人に依頼して確認しようと思っています。
これが自分のプレーヤーに起因しているとなると、この先の出費もオオゴトです。
余談ですが今回のマスターは、購入しなかったソニー・ロリンズのサキ・コロと、ペッパーのミーツ・ザが国内アナログテープを基にしたDSDマスターからのもので、その他は米国コンコード社制作のものからのダイレクト・トランスファー・カッティングとなっています。