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enjaのマル・ウォルドロン

2024-06-02 | JAZZ
先のECMに続いて、こちらはenjaレーベルからの初期の作品で、独ミュンヘンのジャズ・クラブ(DOMICILE)でのライブ盤です。

「BLACK GLORY」 enja 2004
  
1. SIEG HAILE
2. LA GLOIRE DU NOIR
3. THE CALL
4. ROCK MY SOUL
MAL WALDRON (p) JIMMY WOODE (b) PIERRE FAVRE (ds)
録音 1971年6月

一聴してマル・ウォルドロンと分かるパターン化したリズムを中心とした演奏集で、2小節、または4小節の繰り返しにおいて、ベースとドラムスがそれに絡んでいくのですが、そのパターン化された曲がレコード・ジャケットの裏面に2曲掲載されています。
また、前作のECMとは同じピアノトリオながら、レーベルの違いでサウンドは全く異なるし、曲想は同じ雰囲気を持っていながらフリー系のドラマーが加わったことで各者のプレイに自由度が増しており、そこがジャズの醍醐味で面白い所です。

レコードの片面を占める「SIEG HAILE」では、中間部でピエール・ファヴレと、ジミー・ウッドことジェームス・ブライアント・ウッドのベース・ソロが興味深く、偶然にも先のECM盤に入っていた「ROCK MY SOUL」がこちらにもあるので、比較して見ましたが、こちらのライブ盤はジミー・ウッドのベースがロックのリズムには融合せず自由奔放に動き回っており、演奏自体もメリハリがあって好印象でしたが、収録時間の関係からか、ドラムスのソロからベース・ソロに移るところでフェイド・アウトしてしまっています。

スイス出身のドラマーであるピエール・ファヴレは、過去にリーダー・アルバムで掲載したことがありました。


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