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ズート・シムスのデュクレテ・トムソン盤

2021-05-05 | JAZZ
数多くあるズート・シムスのアルバムの中の10インチ盤の1枚で、これは名盤とされるデュクレテ・トムソン盤ですが、掲載したのは澤野商会からの再発盤です。

「ZOOT SIMS ON Ducretet Thomson」 250V023
  
1. CAPTAIN JETTER
2. NUZZOLESE BLUES
3. EVERYTHING I LOVE
4. EVERYTING IN PARIS
5. ON THE ALAMO
6. MY OLD FLAME
7. LITTLE JON SPECIAL
ZOOT SIMS (ts) JON EARDLEY (tp) HENRI RENAUD (p)
BENOIT QUERSIN (b) CHARLES SAUDRAIS (ds)
録音 1956年3月16日

収録されている7曲全てが優れた演奏ですが、その中でズートがピアノ・トリオをバックに情緒たっぷりに絶妙なソロを展開する「EVERYTING IN PARIS」が絶品で、アンリ・ルノーの端正なピアノ・ソロも中々良いです。
他の6曲には、ジョン・アードレィが参加しており、スムースな流れを持つ演奏は、ズートとのバランスも良いです。
なお、アードレイには、ズートやフィル・ウッズ等と演っている「THE JON EARDLEY SEVEN」(Prestige 7033)というリーダー・アルバムがありますが、そちらも名盤です。

10インチ盤の包み込むようなソフトな録音に比べて、下は東芝EMIから発売されている12インチ盤で、収録曲は同じですが、それぞれの楽器はクリアでエッジが立って、デジタル音に似た上記の10インチ盤とは全く異なった音質ですが、この録音も捨てがたく、こちらも愛聴盤として聴いています。
 

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