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エスビョルン・スヴェンソン・トリオ(e.s.t.)のライブ盤

2020-03-29 | JAZZ
スウェーデン出身のジャズ・ピアニストであるエスビョルン・スヴェンソン・トリオ(e.s.t.)の作品は、2作目の「Plays MONK」から2007年1月録音の「LEUCOCYTE」までを一通り聴いてきましたが、2008年6月14日に不慮の事故で急逝したことから、私の中ではそこで止まっていました。
 

が、・・・
久々に、e.s.t.のライブ盤がCDとLPで発売されたので、数週間前にLPの方を購入しました。
そこで、この休日を使ってレコード3枚の両面併せて一気に聴き通しました。
「e.s.t. LIVE IN GOTHENBURG」 ACT 9046 - 1-3
  
A
1. DATING
2. SOMEWHERE ELSE BEFORE
B
1. THE RUBE THING
C
1. FROM GAGARIN ′S POINT OF VIEW
2. THE WRAITH
D
1. PROVIDENCE
2. GOOD MORNING SUSIE SOHO
E
1. THE CHAPEL
2. BOWLING
F
1. THE SECOND PAGE
2. DODGE THE DODO
ESBJON SVENSSON(p) DAN BERGLUND(b) MAGNUS OSTROM(ds)
録音 2001年10月10日

大抵のヨーロッパのピアニストは、澄んだ音色に特徴がありますが、その中でもe.s.t.は独特のオリジナリティを持ち、且つモロに北欧の香り(感じ)がする雰囲気を持っています。
このトリオの演奏は、聴きこんでいくうちに徐々にそのすごさが分かるようになるのですが、このライブ盤は、収録日からみて世界的に認知され始めた頃の比較的初期のオーソドックスなスタイルの演奏で、凝ったアレンジはあまり見られず、お馴染みの曲もあり、美しいメロディを淡々と演奏しているところが初々しいです。
レコード最終面の最初の「THE SECOND PAGE」は、ピアノとベースによるゆったりしたテンポの曲で、ECMのデニー・ザイトリンとチャーリー・ヘイデンのデュオアルバムである「Time Remembers One Time Once」を思い起こさせる様な演奏から始まり、最後の「DODGE THE DODO」は、一転エフェクターを駆使した大音量のサウンドによる激しい部分を挟んで幕を閉じます。

収録時間は1時間46分38秒で、曲毎の終わりには拍手もあり、まるでコンサート会場で聴いているかのような時間を過ごしました。

下記は、DVDを含むe.s.t.の全ライブ盤ですが、日を改めて聴き直してみたいと思います。


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