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伊のピアノ・トリオ(マルコ・ディ・マルコ)

2020-03-04 | JAZZ
2人目のイタリアのピアニストは、マルコ・ディ・マルコで、このアルバムはジャズを聴きはじめた頃に中古店で購入したままになっていたもので、今回改めて聴いてみました。
「AT THE LIVING ROOM」 MJC-0098
  
1. I MIEI RICORDI
2. LE MORS AUX DENTS
3. SOLO POUR MARTIAL
4. AU BOEUF GROS SEL
5. VALSE
6. BALLATA n.1
7. DOPO
8. PAR AVION
MARCO DI MARCO(p, elp) JACKY SAMSON(b) CHARLES SAUDRAIS(ds)
録音 1973年11月10~12日

全曲リーダーのマルコ・ディ・マルコの作曲によるもので、タイトルが示す通りリビングでゆっくりくつろぐことが出来る雰囲気を持った1枚です。
1曲目の「 I MIEI RICORDI」はエレキ・ピアノによる演奏、
2曲目の「 LE MORS AUX DENTS」は、速いテンポの曲で、ハービー・ハンコックの様でもあり・・・、
3曲目の「SOLO POUR MARTIAL」は、タイトル通りのピアノ・ソロによるクラシカルな演奏で、これで彼のスタイルが分かります。
4曲目の「AU BOEUF GROS SEL」は、このアルバムで最長の7分を越えるアップテンポによる軽快な曲で、後半にはベースのソロも・・・、
裏面最初の「VALSE」は、3拍子による軽快な曲ですが、最後はフェイド・アウトしてしまうのが残念です。
6曲目の「BALLATA n.1」は、「バラード」と解釈するのでしょうか?。ゆったりしたテンポでベースとの対話を中心に、美しいメロディーの曲、
7曲目の「DOPO」は、何処かで聴いたメロディによる曲で、ドラムスのアクセントが効果的な軽快なテンポによる曲、
8曲目の「PAR AVION」もしっかりとしたドラムスのサポートによる面白いリズムを持った曲で、後半はベースも絡んできますが、最後はフェイド・アウトしてしまうことで、良い演奏なのに欲求不満の残る1曲となっています。
このレコードは、5曲目からのB面に佳曲が並んでいます。

コメント (2)
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