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メンフィス出身のミュージシャン(3)

2013-07-29 | JAZZ
7月10日の「 DOWN HOME REUNION / YOUNG MEN FROM MEMPHIS 」において、メンフィス出身者で編成されたアルバムを紹介しましたが、そこに登場した人を順次紹介しています。
その第3回は「フランク・ストロージャー」と「ジョージ・コールマン」です。

フランク・ストロージャー (Frank Strozier) 1937年6月13日 - 1961年10月?
リーダー・アルバムは少なく、私が所有しているLPは1枚だけです。
「LONG NIGHT」 JAZZLAND JLP56
   
1. LONG NIGHT
2. HOW LITTLE WE KNOW
3. THE NEED FOR LOVE
4. THE MAN THAT GOT AWAY
5. HAPPINESS IS A THING CALLED JOE
6. THE CRYSTAL BALL
7. PACEMAKER
8. JUST THINK IT OVER
FRANK STROZIER(as) GEORGE COLEMAN(ts) PAT PATRICK(bs) 
CHRIS ANDERSON(p) BILL LEE(b) ALTER PERKINS(ds)
録音 1961年9月12日 (2,4,5,7はストロージャーのカルテット)

ストロージャーはチャーリー・パーカーに憧れて、アルト・サックスを吹くようになりましたが、このアルバムでは4曲がワン・ホーンのカルテットとなっています。
そして、サックスの音色は優しく美しく、このアルバムの中で演奏されるハロルド・アーレン作曲の、ハピネス・イズ・ア・ジング・コールド・ジョー(LP B面1曲目)は絶品です。
他にリーダー作としては VEE JEYやSTEEPLE CHASE にあります。

またサイド・メンとして、ロイ・ヘインズや、マッコイ・タイナーのアルバムにも参加しています。
 


次はジョージ・コールマンです。(George Coleman) 1935年~
学生時代からアルトサックスを始め、レイ・チャールズ、B.B.キングなどのバンドに参加した後、テナーに変更し、マックス・ローチのバンドを経て、マイルスのバンドに抜擢されています。
ローチのバンドでは、先のブッカー・リトルと共に録音されたものがあります。
またマイルスのバンドでは、ハンク・モブレーからバトンを受け、ウエイン・ショーターに後任を譲るまで在籍していました。
また、ハービー・ハンコック名義の名盤である「処女航海」(65年3月録音)に参加していますが、モード・ジャズにはついていけず、ここが限界でした。
そのため、90年以降はプレイスタイルを変え、自己のバンドで活躍しています。
なお、上記のフランク・ストロージャーのロング・ナイトにも参加しています。
彼のリーダー・アルバムは手元に無いので、ローチの3枚と、マイルスの名盤とされる2枚、それにハービー・ハンコックがリーダーとなり、マイルス・バンドの面々が勢ぞろいした処女航海を取り上げました。
  
   

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