6月28日、NHK-BSプレミアム・アーカイブスで、南アフリカのジャズ・ピアニストの放送がありました。
この番組のタイトルは「南アフリカ 絶景を弾く ~ジャズ・ピアニスト・アブドゥーラ・イブラヒム~ 」で、南アフリカの7箇所の美しいスポットにおいて、自身の曲をソロ・ピアノで演奏するもので、2010年6月26日に放送されたドキュメンタリー番組の再放送でした。
アブドゥーラ・イブラヒム( Abudullah Ibrahim ) 1934年10月9日 南アフリカ生まれ
彼は、1959年頃から演奏活動を始め、1960年にはザ・ジャズ・エピストルズというバンドで、黒人南アフリカ人として初めてジャズ・レコードを録音し、1962年にヨーロッパに拠点を移してからは、多くのヨーロッパのフェスティバルや、ラジオ、テレビでも演奏するようになりました。
デビュー当時の氏名はダラー・ブランド( Dollar Brand )でしたが、1970年代にイスラム教に改宗し、現在はアブドゥーラ・イブラヒムと名乗っています。
彼自身、デューク・エリントンやセロニアス・モンクから影響を受けたと語っており、初期のアルバムの中ではその片鱗が聴けます。
現在はヨーロッパ、ニューヨーク、南アフリカを活動拠点にしており、リーダーアルバムも数多く制作されています。
ここで再放送された番組と共に、初期の代表的アルバムを紹介します。
番組のタイトルの次は、彼のリーダー・アルバムの数々です。
そして番組内では、ピアノが運び込まれて来て(なんとYAMAHAでした)、地面に直接置かれ、壮大な自然環境と音楽を共鳴させています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/20/3a/ae973c208039999e4c4afa92de32a4cc_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7a/d4/4322bd6011a7589d17b2638d88bf0ab4_s.jpg)
1. STAR DANCE
2. SAUD
3. JOAN-CAPETOWN FLOWER
4. BRA JOE FROM KILLIMANJARO
彼が未だダラー・ブランドと名乗っていた1970年前後に録音された2枚のピアノ・ソロLPです。
「AFRICAN PIANO」 JAPO 60002
録音は1969年10月22日で、コペンハーゲンのジャズ・クラブ(モンマルトル)でのライブです。
LPの1曲目には、TVで放送されたブラ・ジョー・フロム・キリマンジャロが入っています。
このLPが発売された時は、多くのジャズ喫茶でも良く掛かっていましたし、本場アメリカでもソロ・ピアノの録音が流行った時期でもありました。
そして2枚目は
「SANGOMA」 SACKVILLE 3006
録音は1973年2月18日で、カナダ・トロントでのスタジオで収録されています。
このアルバムはVolume 1となっていますが、2は発売されませんでした。
演奏曲の中にはオード・ツゥー・デュークや、モンク・フロム・ハーレムなどのタイトル曲もあります。
ちなみにこの時代、著名人のソロ・アルバムをピックアップしてみると
* ビル・エヴァンス 「アローン」 1968年9~10月録音
* チック・コリア 「ソロ」 1971年4月
* キース・ジャレット 「フェイシング・ユー」1971年11月
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/49/d2/71321f697c9e7ac1d99cdf05bf8d74a7_s.jpg)
やはり皆さん、それぞれに自身のソロ・アルバムがあります。
中でもキース・ジャレットは、この「フェイシング・ユー」を皮切りに、世界各地でソロ・コンサートを展開していくことになりました。
ソロ・ピアノ、たまには良いですが、全体を通して聴くにはチョッと辛いので、LPの何れか片面を聴くのが適していると思います。
この番組のタイトルは「南アフリカ 絶景を弾く ~ジャズ・ピアニスト・アブドゥーラ・イブラヒム~ 」で、南アフリカの7箇所の美しいスポットにおいて、自身の曲をソロ・ピアノで演奏するもので、2010年6月26日に放送されたドキュメンタリー番組の再放送でした。
アブドゥーラ・イブラヒム( Abudullah Ibrahim ) 1934年10月9日 南アフリカ生まれ
彼は、1959年頃から演奏活動を始め、1960年にはザ・ジャズ・エピストルズというバンドで、黒人南アフリカ人として初めてジャズ・レコードを録音し、1962年にヨーロッパに拠点を移してからは、多くのヨーロッパのフェスティバルや、ラジオ、テレビでも演奏するようになりました。
デビュー当時の氏名はダラー・ブランド( Dollar Brand )でしたが、1970年代にイスラム教に改宗し、現在はアブドゥーラ・イブラヒムと名乗っています。
彼自身、デューク・エリントンやセロニアス・モンクから影響を受けたと語っており、初期のアルバムの中ではその片鱗が聴けます。
現在はヨーロッパ、ニューヨーク、南アフリカを活動拠点にしており、リーダーアルバムも数多く制作されています。
ここで再放送された番組と共に、初期の代表的アルバムを紹介します。
番組のタイトルの次は、彼のリーダー・アルバムの数々です。
そして番組内では、ピアノが運び込まれて来て(なんとYAMAHAでした)、地面に直接置かれ、壮大な自然環境と音楽を共鳴させています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/29/94/d369184f728ad91921c140f4430e16a3_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1f/4b/4cff947e52939763a3367bc99816c531_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/20/3a/ae973c208039999e4c4afa92de32a4cc_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1f/e1/67ad332b6c4c8ab28d2b526d42b5d983_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/29/e6/939889616d7c1cbea6bc02c89b72d385_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7b/6e/2c8efb15b36d5f48413da3adc4b0e3fc_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/42/10/8ee3257ec74bf939a95aa3328f3bb1d8_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/0c/8bc71b18967840d8433630d3270d736c_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7a/d4/4322bd6011a7589d17b2638d88bf0ab4_s.jpg)
1. STAR DANCE
2. SAUD
3. JOAN-CAPETOWN FLOWER
4. BRA JOE FROM KILLIMANJARO
彼が未だダラー・ブランドと名乗っていた1970年前後に録音された2枚のピアノ・ソロLPです。
「AFRICAN PIANO」 JAPO 60002
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/52/03/d85f8feaad6462235585d8079aa49ab4_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5d/93/2f451a60cb98392469606b42f3310e7a_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4d/24/260760b2cabc40f88fa1c88134fce252_s.jpg)
録音は1969年10月22日で、コペンハーゲンのジャズ・クラブ(モンマルトル)でのライブです。
LPの1曲目には、TVで放送されたブラ・ジョー・フロム・キリマンジャロが入っています。
このLPが発売された時は、多くのジャズ喫茶でも良く掛かっていましたし、本場アメリカでもソロ・ピアノの録音が流行った時期でもありました。
そして2枚目は
「SANGOMA」 SACKVILLE 3006
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7c/7a/036d268f866833c10240fd7ba1b53f14_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4a/c3/2e9f18c2b759373f05c80f4ce9d5ed8f_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/29/f2/2d4b7f601a99c49a25f5a2a6af5315a6_s.jpg)
録音は1973年2月18日で、カナダ・トロントでのスタジオで収録されています。
このアルバムはVolume 1となっていますが、2は発売されませんでした。
演奏曲の中にはオード・ツゥー・デュークや、モンク・フロム・ハーレムなどのタイトル曲もあります。
ちなみにこの時代、著名人のソロ・アルバムをピックアップしてみると
* ビル・エヴァンス 「アローン」 1968年9~10月録音
* チック・コリア 「ソロ」 1971年4月
* キース・ジャレット 「フェイシング・ユー」1971年11月
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6b/69/5dec0e9fd828010556ac9df335c8cc86_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5d/4f/442561840aa33e337ff153f46a94e4d4_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/49/d2/71321f697c9e7ac1d99cdf05bf8d74a7_s.jpg)
やはり皆さん、それぞれに自身のソロ・アルバムがあります。
中でもキース・ジャレットは、この「フェイシング・ユー」を皮切りに、世界各地でソロ・コンサートを展開していくことになりました。
ソロ・ピアノ、たまには良いですが、全体を通して聴くにはチョッと辛いので、LPの何れか片面を聴くのが適していると思います。