掛井酒店

純米酒(日本酒)の話題を中心に、ドイツビールやワインなどの入荷情報、日々の出来事を発信します。

日本酒イベント「秋の宴」

2009-09-24 15:28:10 | 出来事
先日、当ブログでも紹介致しました日本酒イベント・純米燗「秋の宴」(今年で広島開催第二回になる)が先日9月21日(月曜日)リーガロイヤルホテル広島・4Fロイヤルホールで午後5時から開催され、夫婦で参加して参りました。
この日のイベントに駆け付けた蔵元は25蔵。北は宮城県「萩の鶴」(萩野酒造)から南は福岡県「旭菊」(旭菊酒造)と興味深い素敵な蔵元さんがいっぱいでした。
会場は、パーティー用丸にテーブル席全席指定という格好で、その周りを蔵元のブースが囲むレアウトです。
イベント参加者は、シルバーウイーク真っ只中という事も有り昨年よりも少なめの150名それでも賑やかに開催されました。
我々の丸テーブルには何と、当ブログでお馴染み居酒屋いぶしぎんのマスター・当ブログでリンクさせて頂いているくりいちごさん&彼氏・南区宇品の酒販店「酒商山田」の畑野さんという顔見知りの方ばかりのテーブルとなりました。
お酒以外にもテーブルには各自お弁当が用意されていて、それ以外にもバイキング料理と各蔵のブースに地元のお酒に合う珍味が並んでおりました。
そんな訳で、早速上原先生の「酒は純米燗ならなおよし」という名言が書かれた酒盃を持ち、いざ蔵元ブースへ出陣
先ずは、我々のテーブルから一番近くに在ったブース、正面向かって左・参加蔵元の中で最北端(東と言うべきか)蔵宮城県の「萩の鶴」からスタートし、時計回りにだんだん南(西)に位置する蔵元へ行くコースでお酒を頂きました。萩の鶴は切れの有るシャープな味わいのものが印象的でした。成政は、しっかりとした味わいの中に優しい口当たりも感じるお酒でした。【萩の鶴⇒神亀⇒蓬莱⇒丹沢山(隆)⇒成政⇒英(るみ子の酒)】
この辺りのブースは、お取り引きの有る兵庫県の蔵元の竹泉(田冶米)・奥播磨(下村酒造)がいらっしゃいました。竹泉さんは今年から使用酵母をを7号に変えられ、切れ味がよくなった阿波山田錦を使って醸された純米吟醸ひやおろしや、コウノトリ山田錦の優しいお燗も印象的でした。奥播磨さんも、結構酸やアミノ酸が高くなる酵母XX酵母を使って醸された、生もとも興味深い味わいでした。【天遊淋⇒京の春⇒秋鹿⇒竹泉⇒奥播磨⇒諏訪泉】
冨玲(梅津)の純米は力強い味わいと酸が心地好い味わいでした。【冨玲(梅津)⇒國暉】
当ブログでもお馴染み、お取り引きの有る島根県出雲市の蔵元十旭日(旭日酒蔵)今回も素敵なお酒を頂きました。今回お持ちに成っていた美味しいお酒「改良雄町・純米吟醸原酒19BY」が残り僅かとの事。すぐに注文しようと思っております。
それはそうと、寺田ご夫妻の前にいらっしゃるダンディーな紳士は・・・・・【十旭日⇒賀茂鶴⇒彌仙(一代)】
こちらもお馴染み地元竹原市の龍勢さん。先日「十五蔵」の会に続き、またまた今回のイベントでお会い致しました。ちょっとした掘り出し物も有り、それについてはまたご紹介いたします。
同じく、竹原市の竹鶴酒専務さん。数日後27日の日曜日に「呑み切り会」が有りますのでその時にゆっくりと・・・・・。
こちらも、お馴染み福山市神辺の「天寶一」村上社長。生もと「伝家の美禄18BY」のお酒は味わいが深まり、そろそろ飲み頃なって参りました。
こちらもお馴染み呉市安浦の「白鴻」さん・ご兄弟でご参加です(向かって右=社長(兄)・向かって左=杜氏(弟)。中生新千本使用の純米酒15BYが非情に好印象でした。近日入荷予定です。
今回四国で一蔵だけの参加は、香川県の悦凱陣さん。柔らかな優しいお燗でした。
これまた、九州地区では唯一の参加蔵「旭菊」さん。旨味の溢れる味わいの純米酒です。昨年居酒屋いぶしぎんでお話させて以来、久しぶりにお会い出来ました。食事とお酒との関係の話をしましたが、時間が無かったので、もう少しゆっくりお話したかったです。【悦凱陣⇒旭菊】

2時間という短い時間でしたが、沢山の蔵元さんと有意義な時間が過ご、せとても素敵な時間でした。
とても満喫させて頂きましたが、欲を言うと地元での広報活動が上手くいっていなく、集客に関してもまだまだ改良の余地が有ると思います。
せっかくの「燗酒」をメインにしたイベントなのですから、これからも継続して頂きたいと思っていますが、その為には我々も含めて、もっと考えて行かないといけないな・・・・・と思いました。

その後当然二次会もあり、三川町に・・・・・。



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