まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

旧家を尋ねると芭蕉の句が

2018年04月25日 | Weblog

夏草や つわものどもの 夢の跡、だっけ。

そんな句が思い浮かんでくる。

この間のおじおば会、下部の手前、旧市川家住宅に立ち寄ったわけだ。

富士川の水運が隆盛を極めた頃の、それこそ、暮らした家、なんだろうな。

茅葺が今でも残されていて、そこの集落は、数えるばかりではあったけれど、まったりとした。

落ち着いた雰囲気の村落、とでも言えるか。

何ヶ月前かには、横須賀城下町にある、これまた、水運の恵みで大きくなった、清水家だったか。

そこを訪ね、ご当地の葛布を再現するグループの展示会が開かれていた。

芭蕉は、つわもの、で兵とか武将とかをイメージしたのかも、だけど。

武に限らず、さまざまなつわものたちが、それぞれの時代を駆け抜けてきたわけだ。

そうした歴史に、畏怖、とも違う、リスペクト、というと軽いか、なんとも言えない、哀愁の混じった。

なんだろうな、そんな感懐を抱くのであります。

各地に残された寺社仏閣には、その土地や民を救った英雄豪傑が祀られたりしているけれど。

暮らしを建てさせてくれた人々は、それは崇拝の対象だよね。

そんな偉人があまたいらっしゃる、この地球で、われわれは今を生きているんだよね。

今朝の雨は、巴川の流れを作り出しているので、キーボードの向こうからやってくる言葉たちも。

ちょっと、湿った風情だ。

今週は、個人ミーティングウイークとでも呼べるか。

風邪が治りきらず、ちょっと、気張って喋りすぎると、喉が掠れてくる、という症状で。

今回は、なかなかに、長い期間を、風邪とともに過ごしている。

にしても、マンツーマンでの時間は、素敵な時間でもあり、得しちゃってるね、という感じだ。

あなたはなんのために仕事をしているのですか、なんて問いかけられたら、すかさず。

この時間です、くらいに答えたくなっちゃう。

来月、ゴールデンな日々の終わった後、剣山への旅が始まる。

旧約聖書・ユダヤ・天皇、とかのキーワードで表せるか。

そんな旅です。

いつもの、歴史の旅。

天皇即位の式、大嘗祭に御衣、あらたえ、というんだけど、それを代々、提供される。

という三木家にも立ち寄り、というね。

そんなわけで、雨の一日を楽しむとしますか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする