まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

雨上がりの青空

2014年10月17日 | Weblog

の中、信州を堪能してきたのでした。

初日は、晴れ男の面目躍如とはならず、雨の中。

物部守屋神社を参拝。

Googleのマップには、守屋神社となっているところで。

なかなか、見つけられず、地元の郵便局でおききした。

のだけれど、そこの局員さんもわからず、近くにお住まいの「先生」という方に。

お越し願って。

やっと、場所が特定でき、北には、守谷山をあおぎ、一直線の石段がこけむしてもいて。

奥の院は、茅葺きで、なかなか、味わいのあるお宮さんでね。

遠く、物部守屋さんと蘇我入鹿さんの戦いなどを、思い起こしながらの参詣でした。

その前には、ゼロ磁場で有名な、分杭峠へ。

翌日は、諏訪大社を、上社の前宮、本宮、下社の秋宮、春宮と四つまわり。

最近始めた、御朱印をいただいて、四社まわると、諏訪大社と銘打った落雁がいただけるわけだ。

スタンプラリー状態になっちゃったけどね。

中でも好きなのは、前宮で。

杖突峠を高遠の方から下ってきて、すぐのところにあるんだけどね。

昔のまんま、というかね。

奥の院の前には、鎌倉道と木札が立っていて、この地も、武家政権とのつながりがあったことが。

忍ばれもしたんだけどね。

そう言えば、今年のお正月、雪の中を、おじおばとともに、参詣したんだった。

四社のなかでも、秋宮が、合掌していると、ハートに来た。

なんでも、神様の仮宮というのか、秋には、こちら、春には春宮、という具合らしく。

さしずめ、この季節は、神様がいらっしゃったんだろうな。

このところ、時折、ハートを打つ、というのか、鼓動が早くなる、というのか。

そんなお宮さんがあるんだよね。

伊達や酔狂で、みなさん、参詣するわけでなく、なんらかの、目に見えない、説明できない。

なにかに惹かれてもいるんだろうと、そんな感想を持つのであります。

その後、上田まで走り。

池波正太郎のこよなく愛したおそば屋さん、「刀屋」さんへ。

何分か待って、もりそばをいただいたんだけど。

おそば、てんこもり、というか、小、中、普通、大とあって。

普通にしたら、こんもりと、見ただけで、お腹いっぱいになりそうで。

700gなんだそうで。

同行の、神社おたく、富士からの御仁は、大、を注文し。

そちらは、1kgだそうで、見るからに雄大な、おそばの山、おそばの世界遺産、富士山。

と言った風情で、信州のそばは量がおおいね、と口々に。

という感想に、お店の方は、うちの量が多いんです、と。

僕のほうは、うまいまずい、の前に、完食した、という満足感でね。

おそばは、箸で少量をすくい、おつゆには、ほんの少しつけるだけで、あとは。

ず、ずずっと、という感じが、いいかな。

出汁のきいたおつゆが、そばのあとに続いて、という順番が、胃の食欲を刺激し。

だな、きっと。

それにしても、池波正太郎は、このお店のどこが気に入っていたのかな。

「真田太平記」など、たくさんの真田ものを書いているから。

上田の街にとっては、上手な広報課の職員みたいなもので、町民栄誉賞くらいの方なんだろうな。

おそばで満腹になった後、正式名称「池波正太郎真田太平記館」という記念館へ。

そこで、真田一統の活躍の歴史を眺めてきて。

「剣客商売」は、全巻、引き込まれるように読んだけど、真田ものは読んだことがないので。

これを機会に、読んでみようか、と思ったりね。

とはいえ、わが積ん読書架には、未消化の本がいっぱい、なので。

いつ、それが開始されるかは、わかりません。

ほぼ計画的、という実に、まったりとした旅では、この寄り道ってのが。

とても、楽しいわけだ。

この記念館も、同行の旅行会社経営の女子が、おそばやさんの店先で見つけた。

ポスターから、じゃ、行こうか、という具合なんでね。

ハプニングだけが人生だ、と寺山修司をもじって、言って見たくもなるような、ね。

その後、生島足島神社へ。

ここのご神体は、地面でね、つまり、大地。

そんな延喜式内社なんだけど、その土地の隆盛具合で、各お宮さんも。

その繁昌ぶりが違うので、見た目の隆盛ぶりってのは、ある意味、宮司さんだったりの。

商売に長けてる長けてない、くらいのことにもなり。

それぞれの歴史を、そこにも、垣間みれる、ともいえてね。

なんにしても、おもしろいわけです。

今回の旅は、前回の「飛鳥・吉野への旅」から、物部守屋と蘇我入鹿の、神と仏の戦い、の延長で。

そのとき、飛鳥では敗れた守屋さんが、実は、諏訪の地へ逃れ、その係累が。

物部守屋神社を祀り、というところから、企画されたんだけど。

その物部を追っていくと、どうやら、蝦夷にもつながり、ということで。

ひょっとしたら、次回は、蝦夷の地、東北への温泉旅行になるかも、という流れで。

仙台だったか、岩手だったか、「アテルイ記念館」をめがけての旅、かな。

そんなことやってると、終わりがなく、そのうち、20万年前のイブが生まれた、大地溝だっけ。

アフリカへの旅、なんてことにもなりそうだけどね。

って、本日は、なんだか、大量に書いてしまったね、2500文字越え、K点越えです。

 

 

 

コメント
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