つまり、結果論だけど。
ほら、やっぱり、台風19号、スズメバチだっけ、それほどじゃなかったでしょ。
というね。
そんなこと、予言していたのか、というわけだけど。
13、14日に来訪、という前日、つまり、日曜日だね。
妻との買物のとき、道ゆく人々の雰囲気がね、これから一大事がやってくる。
というんではなくて。
それをみて、妻に、たいしたことないかもね。
なんて話したんだった。
人間も動物だから、火急の何かの前には、象やなにやらのように。
逃げ出す算段をするんだろうから、ね。
ということで。
とはいえ、夕べは、「サイポスレーダー」のサイトを見ながら。
またぞろ、巴川が溢れ出さないか、と眺めてもいた。
さすがに、夜更けに、風も雨も強くなった時には、ちょっと、心配になりかけもしたけどね。
それでも、清水の降水量は、10分間に3ミリとかだったので。
しかも、巴川の危険水位からは、ずいぶんかけ離れていたので、安心もしたのだけど。
その表を眺めていて、降水計と各河川の水位計が、何カ所かに設置されているようでね。
まるで、お医者さんみたい、なんて思ったものでして。
解析の結果をみて、判断する、というね。
リアルではないんで、実際の巴川の水量をこの目で確かめて、というわけではなく。
ということが。
この時代のあちこちで起きている、なんだろう、例えば。
アメリカのなんとかという遠隔操作で、イスラム圏に爆弾を落とす、みたいな。
何人死亡というカウンター、だね。
血を流し、我が子を失った嘆き哀しみ、というようなリアルなことには、接することをせず。
というのは、金融緩和します、といいながら、コンピュタのキーボードでゼロをいくつか増やす。
なんてことにも通じ。
そうはいっても、今回の台風で、かなりの方は、避難所で一夜を明かしたんだろうし。
この日本列島の天変というのは、なかなか、やっかいですが。
ところで、このところ、イスラム国からみで、一躍、時の人になっている。
ハッサン中田という同志社大学の元教授ね。
彼のサイトにイスラムについての論稿があって。
読んでみた。
といっても、2~3時間かかりそうな文章の30分間分くらいだけどね。
イスラムってのは、なかなか、深いね。
道教、神道、仏教を、明治以来、キリスト教的に解釈された世界へ溶解させてしまった。
わが日本列島人からすると。
てごわいものなんだね。
個人の自由ってのが、あって当たり前、ということを前提にした、西欧的な民主主義。
なんてのが、個人の自由はありえない、という立場からすると、噴飯ものにもなり。
とても、ここで、一筆書きでは述べられません。
妻の兄弟の長兄、その息子、つまり彼女からみたら甥っ子だね。
彼は、中国でイスラムを研究していて、何冊か本も書いているらしく。
「日本の歴史」で有名な、岡田英弘さんね、その奥様の、宮脇淳子さんなんかにも。
ちょっと、師事していたようなんだけどね。
昨日、そのハッサン中田、中田孝さんと岩上安身さんのインタビューを寝ながら眺めているとき。
そっくりだね、あの頭の振り方なんか、なんていう感想もあったり、の甥っ子で。
今の中国で、イスラムの研究って、ウイグルでしょ、やばいよね、なんてわけですが。
西欧で言う、国という考え方が、まるっきりない、というのか。
イスラムに帰依していれば、西欧的に言えば、国民です、ってわけで。
中田氏は、シーア派とスンニ派(スンナ派という言い方してたかな)の和解に全力を注ぐ。
みたいな言い方していたけど、いずれにしても。
イスラムとキリストの、目に見えない戦いだな。
やっぱりここは、日本列島人の出番でしょ。
安倍ちゃんは、アメリカとタッグを組まざるを得ないけれどね。
さて、台風一過の今日ですが、澄み渡った青空とともに気持ちよく過ごしましょうか。