銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

ひらがなを読める外人が夕涼みをしていたのだが?!?!?

2024-04-30 21:34:40 | 政治

 今日は、総タイトルをぐいぐいと変更していく可能性があります。

 本日家を出ると、中村光三郎(現代俳句の方で有名な人・・すでに亡くなっているが?)のお孫さんが、対抗方向から来たのです。このお嬢さんと、腸詰やの前にいた、前田清子さんに、政治的な攻撃用の意味がありました。で、私がそれに対して、やっつけられて・・くしゅん・・となったかというと、そうでもないのですよ。どうして、何も、めげなかったかの理由は、この文章の次の文章の最後に述べます。

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副題1、『ひらがなを読める外人が夕涼みをしていた』

 さて、夕方五時10分ごろ家を出て、雪ノ下二丁目の、住人が敵対的態度をさらに強めているのを知りながら、それには、めげず、反町のリフォームに向かい、そのついでに、横浜駅西口で、買い物をしたのです。で、有隣堂(書店)を出たのが、八時です。そこから、どういうルートで、アパートへ向かうかですが、最近はまっているのが、高島トンネルをくぐる歩き方です。決して東横線の、切符代をケチっているわけでは無いのですよ。 ともかく、都会の中で、車に出会わないで、20分は歩くことができるのは、素晴らしい体験です。

 東横線は、お金をかけて、整備していますの、花もいっぱいで、縁石なども優美に作ってあるのです。横浜駅から、東白楽に向けて美しい歩道が完備されたのです(元線路)。

 その入り口で、15mぐらい向こうにいる外人と目が合ったのです。すると、彼がにっこり笑いました。で、私は、あ、これが、本日の神様の贈り物なんだと、考えました。私はね、常に神様にご援助いただいてるので、一種のオーラを発揮しているらしいのです。だから、外人に限らず、日本人だって、相手も、そういうタイプだったら、お互いに目が合うだけで、にっこりしあうのが、ケースとして、大変多いのです。ただし、雪ノ下の住人に対しては、鎧で、がっちりと身を固めて、一切本心を見せませんけれど。

 さて、20mぐらい進んだところで(実は緩やかな坂なので)『はて、どうしようかなあ?』と、考え込みました。かれは本人の言う通り、夕涼みをしていただけなのですが、日本人から見ると、そんなところで、夕涼みなどするはずもないというところなのです。彼が背にしているのは、青木橋で、車もいっぱい通るが(箱根駅伝のルートです)、その下が、四路線が走る線路なのです。東海道線、横須賀線、京浜東北(+横浜線)、京浜急行の四路線で、(地下も入れれば、相鉄、東横線、地下鉄と七つの路線が走っている一帯です。騒音がうるさいことうるさいこと。ともかく、ほこりと騒音がいっぱいのところです。だから、私は、かれは、ホテルを探せないで、途方に暮れているバックパッカーだと判断をしました。

 「義を見てせざるは勇なきあり」というのは、両親の教えです。「情けは、人のためならず」も両親の教えです。私は彼を反町のあぱーとへ泊めて、自分の方は、何とかするつもりで、元へ戻りました。彼は日本語ができないし、事情を知らないから無理だけど、私の方だったら、何とかなるし、と思って、まず、自分が縁石に座り、彼にも縁石に座る様に言いました。

 そして、それから英語で、話し合ったのですが、全然かみ合わないのです。だって、バックパッカーーではなくて、日本に住んで長いそうでしたから。でも、そこに行く前に、私は、彼のために、良かれと思って、まず、袋に入った有明のお菓子を、一つ上げました。自分の朝食用に買っていたのですが、それでは足りないと思って、もう一つ(つまり、自分の朝食用を全部)上げました。そのうえ、そういうお菓子は、お茶がないとおいしくないので、自分のために買ってあった、ペットボトルを「未開封ですから、使いなさい」と言ってあげました。

 すると彼は、缶ビールの空き缶を出して、「僕は今、これを飲んだばかりだから、いらないんです」と、言いました。私はお菓子は、ビールでは合わないし、と思って、さらに勧めようとすると、

 彼は、目の前を指さして、「I can buy it there. There is 【まいばすけっと】」と、言います。私は、びっくりして、 Can you read Japanese? というと、かれは、Yes, I can. と、言います。

 私はしばし茫然としながらも、自分が、【まいばすけっと】と言うブランド名を知っていてよかったと思いました。この鶴屋町の、お店は、利用をしたことがなかったのですが、保土ヶ谷駅前に一店舗があり、そこは利用したことがあり、イオンが経営するコンビニみたいなスーパーだと知っていました。

 でも、【まいばすけっと】鶴屋町店は、赤いネオンサインの、ひらがなで、店名が書いてあるだけですから、彼が過去に、ここか、違う街にある、このブランドを利用したことがあるのを悟り,突然に彼が、その時までに説明をしていたこと=====僕は日本に長いのです。英語の先生をしています======が、ストーンと、腹に落ちました。

 私は彼がどの町で、【まいばすけっと】を利用しているのかを知りたくて Where are you living?と、聞きました。すると、彼は間髪を入れず、I am living in Yokohama. と言いました。

 私は・・・・・・それを知りたかったのではないの。横浜って言ったって、広いでしょう。区分した町よ。町の名前よ。ここまで、歩いてこられるのは、幸ヶ谷、鶴屋町、沢渡、軽井沢、みなとみらい、などですが、どこの町か、それを聞きたかったのよ。だけど、もういいわ。あなたが、元気いっぱいな声で、in Yokohama と、言っただけで、横浜を好きだっていうこともわかったし・・・・・と、腹の中で思いました。・・・・・それにあなたって、悪い人では無いし、それは、私には、はっきりと、わかっているし・・・・・とも、考えました。

 ただ、私は、しゅんとしてしまいました。鶴屋町を通って、ここまで来るまでに、和風・洋風の飲み屋がいっぱいあります。父が昔、「松が丘に700万円の売り物があるので、日吉を売って、そこにお金を足して買おうかなあ」と、言ったことがあります。大関という日本酒の丸いネオンサインが、松が丘にあったころです。「しかし、鶴屋町(当時は、色町として有名だった)を通って、学校に行くのは、まずいかなあ」と、言ってやめたのです。しかし、今でも、いろいろな、酒類の飲み屋があり、そこで、サラリーマン(ただし、高給取りだろうが)、一晩3000円から、10000円を使うのです。

 しかし、私の知る限り、アメリカ人(特に白人でインテリである層)は、そんなにお金を使いません。現に今、目の前にいる彼だって、缶ビール一本を楽しんでいるのです。そばには、ピーナッツの袋も、ポテトチップスの袋だってありません。

 ただ、バックパッカーと、間違えたのは、失礼だったかなあ。と思い、しゅんとして黙っていると、彼はその気持ちを見透かす様に、こういいました。

 How nice it is tonight. isn’t it?  The temperature is soft, so soft tonight. The air is fresh and sweet, so sweet it is.

  つまり、だれを待つでもなく、所在投げにただ、突っ立っていた彼を、ホテルの当てがなくて、途方に暮れているバックパッカーだと、誤解をしたことを、解いてくれようとしていたのでした。

 つまり、日本語で言う、夕涼みをしていたのです。

 私に、もし、敵がいなかったら、鎌倉の住所を渡して、遊びにいらっしゃいといったと思います。空気のきれいなことは青木橋とは、比べ物にならないでしょう。

 しかし、外人の中には、日本が近未来都市国家であると、それをブレードランナーの世界が、目の間にあると、考える人もいると聞いたことがあります。

 高速道路が、縦横無尽に走り、その間を、フロントという、タワマン(横浜一高いビル)が、にょきっと立っている。その景色に惚れていたのかもしれません。

 ともかく、私は何も心配せずに、その場を去りました。ただ、手でさようならと、合図をしただけで、「あなたのおっしゃっている意味が分かりましたわ」とも、言わず、ただ、去りました。

 でも、反町のアパート用に持ってきた置き傘をそこに忘れてきてしまいました。後三か月で、82歳ですから。

 なお、副題2以降は、別の日に書きます。午前1時を過ぎたので、そうさせてくださいませ。

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