AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

背景 ジョジョ・マイヤー殿

2010年10月24日 | ♪音楽総合♪
なにげにSCREAMING HEADLESS TORSOS(以下トーソズ)の映像をヨウツベで漁ってたら、1995年の幻の“VINNIE”のPVを発見して鼻血が出そうなほど興奮してしまった。

まぁトーソズっつったらライブ映像の方が断然迫力があって半端なく凄いのだが、私が興奮したのにはそれなりの理由があるんです。
まず、このPVを見たことがなかったというのもありますが、この映像はなんつってもオリジナルドラマーのジョジョ・マイヤーの勇姿が拝める貴重映像だということです!
だって彼は1年くらいでトーソズを脱退しており、唯一のオフィシャル・ライブDVD1996年版ではすでにディーン・レイクに交代しておりました。
もちろん後任ドラマーも全く退けをとらない凄腕ドラマーなんですが、やっぱ私が1995年に目撃した初来日公演で叩いてたジョジョ・マイヤーの方がはるかに思い入れが深いんですわなー




忘れもしない15年前のライブ当日、あれは私の人生で最悪の日だったと言っていいくらいツイてない日でもございました。
あの頃は姉と住んでた宇治のボロアパートから今の住処に引越し中だった時期で、その両地点を原チャリで往復する毎日を過ごしている時期でございました。
新居で準備を整えて、さぁ心斎橋までライヴを見に行くぞ!となった時点で、私は今日のライヴのチケットがないことに気付いたのです。
部屋のどこを探しても全く見当たらず、こりゃ宇治のアパートに置いてきたに違いないと思って原チャリで猛スピードで宇治に向かう途中、人生初のネズミ捕りに遭遇!
屈辱的な手続きのあと、また猛スピードで宇治のアパートに辿りつくと、部屋じゅうをひっくりかえしてチケットを探しましたが一向に見つからず!!
そんでまた猛スピードで引越し先に戻り再び部屋中探しまくりましたが、やっぱチケットはでてきません。

時間も迫ってきてて、今からじゃ開演時間に全然間に合わんぞ!と思い、チケットなしのまま泣く泣く大阪に向かいました。
会場はPARCO最上階にある雰囲気のライブハウス、心斎橋クラブクアトロ。
その日のライブは3バンド出演するパッキングライブで、他にその頃どういうわけか売れていたPRESIDENT OF UNITED STATE OF AMERICAという無駄にバンド名の長いやつらと、後にフジロックでも見るハメとなるSOUTHERN CULTURE ON THE SKIDSという田舎もんバンドが出演しており、まぁ納得はいかんがプレジデントがトリなのは仕方ないとして、まさかトーソズがトップバッターなんてことはありえんだろうと、当日券を買いに受付に行くと、会場の中からトーソズの、しかも私の大好きな曲である「CULT OF THE INTERNAL SUN」の奏が聴こえてくるではないか!!

もう、人生最大級の不覚やと思いましたね。いや、ライブ中は楽しんでたと思うんですよ。
でもやっぱトップなので持ち時間も短く私が見れたのはせいぜい4曲ぐらいで、もうほんとショックでトーソズ終演後はほとんどライブも見ず床にへたりこんでおりました。

いや、でも、今思うとトーソズのオリジナルメンバーでの生ライヴを目撃できただけでもラッキーと思わねばならんのかもしれん。
次のバンドのライブ中にジョジョが客席にやってきて握手してもらえたし。


あまりにもショッキング過ぎる日だったので、この日の事はその晩、半ば錯乱状態でレポート用紙かなんかに4ページぐらいに渡って手記にしたためたと思うのですが、今日その無念の思いをここに発表することができ、心のつかえがとれたような気がいたします。
(原文は警察への罵詈雑言がもっとひどかったと思います)

今はもうだいぶ落ち着きました。お付き合いありがうございました。

かしこ


上原ひろみのバンドではジャマしてる感の強かったFUZEもここではちゃんと主役です。


今日の1曲:『CULT OF THE INTERNAL SUN』/ SCREAMING HEADLESS TORSOS

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