最近はめっきり京都には遊びに行かなくなりましたが、前回盤漁りに寄った(元)立誠小学校もそうなってしまうのか知りませんが、老朽化に伴って明治や昭和時代に建てられた古い建造物がどんどん壊されていって、学生時代によく目にした京都の景観がなくなっていくのは、仕方がないとはいえ、なんだか寂しい気持ちになります。
特に思春期を過ごした場所だけに。
映画館なんて今は全然残っておりません。
東宝公楽、スカラ座、美松会館、そして、八千代会館・・・・
結局一度も入れなかった伝統ある老舗の成人映画館、八千代会館だけは残しておいてほしかったなぁ・・・・
先日側を通ったら、「ウェ・ゴ」とかいうチャラチャラしたアパレル関係の店に変わっておりました。
あの目印だった映画『カサブランカ』のでっかい看板も、八千代会館潰れてからもしばらく残ってたのに、今は店のロゴに塗り替わってしまっていた。
ひどいことするなぁ。
現在私は、京都の南端の地(ほぼ奈良)に住んでおりますが、元々はもうちょっと上の方に住んでおりました。
ですので、音楽にハマり出した10代の頃は、盤を漁りに行くといったらだいたい京都市街でございました。
私の当時の盤漁りコースはだいたいこんな感じでした。
京都に着いたら、まず四条烏丸にあったタワーレコード第1号店から攻めていきます。
そして次に四条通りにある十字屋に寄ります。
中学生の時ここでメタリカの1st、2ndのレコードを買ったのを今でも覚えております。
そしていよいよ河原町の新京極に入ります。
入ってまず最初の横道を右に曲がると、名前忘れたけど小さい中古レコード屋がありました。
ほんで今度は寺町京極にそれて北上していくと、角ビルの床屋の上で営まれていた関西メタルファン御用達の中古レコード屋“アビス”ですね。
この店は当時B!誌にも広告が載っておりました。
いやー、ここには中高生の頃大変お世話になりました。
長髪ヒゲモジャ店長に、今BGMでかかってるバンドは誰かと、しょっちゅう訊いてたっけ。
セルティック・フロスト、アグノスティック・フロント、タンク、ザ・センセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンド等・・・・
ここではほんと、色々な名盤を掘り出したものです。
しかし、悲しいことに、先週京都行った折に側を通ったら・・・・・
完全閉店してしまっていた!!
またこの京都河原町にて、ひとつ歴史に幕が下ろされてしまった・・・・
あと私がよく足を運んでいた中古レコード屋といえば、きくやレコードくらいか・・・・
ここはいまだ健在で、新京極中央の後ろの機体が切断されたでっかいセスナがぶら下がっているゲーセン(いまはプリクラコーナー)の向かいで営業されてます。
アビスが閉店してしまっていて、なんか悲しい気持ちで河原町通りをトボトボ南下していると、その時の私の心情に共鳴するかのような、哀愁漂うソプラノ声が聞こえてきた。
ス、スティック弾いてはる!
スティック奏者のストリートミュージシャンなんて初めて見た!
思わず「Elephant Talk」をリクエストしそうになたよ!
歌は、なんかもののけ姫みたいな感じやったけど、思わず足をとめて2、3曲聴き入ってしまった。
いや~、古都の街でなんかいいもん見れたなぁ~っと思ったものの、なんかこのショボショボとした気持ちのまま京都を後にするのもあれだったので、シメとして、以前大阪で営業してて1年前祇園に移転したいきつけのメタルバーに寄って、その日レコードマーケットで掘り出したカルメン・マキ&OZのアナログレコードをかけてもらって、ママにアビスでの思い出話でも聞いてもらおうかと。確かあの店レコードプレイヤーもあったハズ。
前の日は大阪梅田に赴いて、ちょっと冒険心起こして入ったことのないテクノバーに寄ったのだが、店の門をくぐると6人の先客がいて、それがいずれも3組のカップルだった。
それを察知したとたん、すぐに店を出たのは言うまでもない。(なぜかカウンターにはマスターの姿がなかった)
ふん、所詮私にはリア充でシャレオツなバーなど似合わない。
そう、メタルバーしかないんだ!
メタラーの客は初対面でもすぐ打ち解けられるし、カップル率も低めで居心地がいい。
(つかこの店だいたいいついっても先客がいない)
って、閉まっとるやんけ!!
あとで聞いたら、京都にアウトレイジが来ていたので、観にいってたらしい。
今日の1曲:『Honour and Blood』/ TANK
特に思春期を過ごした場所だけに。
映画館なんて今は全然残っておりません。
東宝公楽、スカラ座、美松会館、そして、八千代会館・・・・
結局一度も入れなかった伝統ある老舗の成人映画館、八千代会館だけは残しておいてほしかったなぁ・・・・
先日側を通ったら、「ウェ・ゴ」とかいうチャラチャラしたアパレル関係の店に変わっておりました。
あの目印だった映画『カサブランカ』のでっかい看板も、八千代会館潰れてからもしばらく残ってたのに、今は店のロゴに塗り替わってしまっていた。
ひどいことするなぁ。
現在私は、京都の南端の地(ほぼ奈良)に住んでおりますが、元々はもうちょっと上の方に住んでおりました。
ですので、音楽にハマり出した10代の頃は、盤を漁りに行くといったらだいたい京都市街でございました。
私の当時の盤漁りコースはだいたいこんな感じでした。
京都に着いたら、まず四条烏丸にあったタワーレコード第1号店から攻めていきます。
そして次に四条通りにある十字屋に寄ります。
中学生の時ここでメタリカの1st、2ndのレコードを買ったのを今でも覚えております。
そしていよいよ河原町の新京極に入ります。
入ってまず最初の横道を右に曲がると、名前忘れたけど小さい中古レコード屋がありました。
ほんで今度は寺町京極にそれて北上していくと、角ビルの床屋の上で営まれていた関西メタルファン御用達の中古レコード屋“アビス”ですね。
この店は当時B!誌にも広告が載っておりました。
いやー、ここには中高生の頃大変お世話になりました。
長髪ヒゲモジャ店長に、今BGMでかかってるバンドは誰かと、しょっちゅう訊いてたっけ。
セルティック・フロスト、アグノスティック・フロント、タンク、ザ・センセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンド等・・・・
ここではほんと、色々な名盤を掘り出したものです。
しかし、悲しいことに、先週京都行った折に側を通ったら・・・・・
完全閉店してしまっていた!!
またこの京都河原町にて、ひとつ歴史に幕が下ろされてしまった・・・・
あと私がよく足を運んでいた中古レコード屋といえば、きくやレコードくらいか・・・・
ここはいまだ健在で、新京極中央の後ろの機体が切断されたでっかいセスナがぶら下がっているゲーセン(いまはプリクラコーナー)の向かいで営業されてます。
アビスが閉店してしまっていて、なんか悲しい気持ちで河原町通りをトボトボ南下していると、その時の私の心情に共鳴するかのような、哀愁漂うソプラノ声が聞こえてきた。
ス、スティック弾いてはる!
スティック奏者のストリートミュージシャンなんて初めて見た!
思わず「Elephant Talk」をリクエストしそうになたよ!
歌は、なんかもののけ姫みたいな感じやったけど、思わず足をとめて2、3曲聴き入ってしまった。
いや~、古都の街でなんかいいもん見れたなぁ~っと思ったものの、なんかこのショボショボとした気持ちのまま京都を後にするのもあれだったので、シメとして、以前大阪で営業してて1年前祇園に移転したいきつけのメタルバーに寄って、その日レコードマーケットで掘り出したカルメン・マキ&OZのアナログレコードをかけてもらって、ママにアビスでの思い出話でも聞いてもらおうかと。確かあの店レコードプレイヤーもあったハズ。
前の日は大阪梅田に赴いて、ちょっと冒険心起こして入ったことのないテクノバーに寄ったのだが、店の門をくぐると6人の先客がいて、それがいずれも3組のカップルだった。
それを察知したとたん、すぐに店を出たのは言うまでもない。(なぜかカウンターにはマスターの姿がなかった)
ふん、所詮私にはリア充でシャレオツなバーなど似合わない。
そう、メタルバーしかないんだ!
メタラーの客は初対面でもすぐ打ち解けられるし、カップル率も低めで居心地がいい。
(つかこの店だいたいいついっても先客がいない)
って、閉まっとるやんけ!!
あとで聞いたら、京都にアウトレイジが来ていたので、観にいってたらしい。
今日の1曲:『Honour and Blood』/ TANK