AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
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ガールズ、ガールズ、ガールズ

2016年06月19日 | 名所ガイド、巡礼記
またしても来てしまった・・・宝塚の手塚治虫記念館に。
このへんの道路が昨年あたり整備されて表の火の鳥像も入口正面近くに移動された。
いや、あいかわらず神々しい。コスモゾーンを感じるね。

しかしここに何回足を運ぶんだ?って、人生で3回目ですよ。
今記念館では「手塚治虫のヒロインたち」と題して手塚治虫が描いた女キャラクターをフューチャーした催しものが開催されてるが、別にそれが目的というわけでもなかった。




まぁ、ちょっとしたグッズ漁りっすね。ここってそれぐらいしか楽しみがない。
今回の催しにちなんだ特別限定ヒロイングッズコーナーも設けられてあった。



ちょっとパンキッシュなヘアーの手塚オタクと思しき外人さん2人が手塚キャラグッズのガチャガチャに興じている姿が大変微笑ましかった。




来館3回目にして初めてジャングル・カフェを利用してみた。



子ども向けに作られたんだろうが、どうも内装がハデすぎて落ち着けないんだよ、ここ。
私自身『ジャングル大帝』に全く思い入れがないってのも原因だろうが。



コーヒー豆は引き続き福田珈琲さんが卸してるみたいだ。
こないだ来館したときはまだ売られていたマコちゃん巾着袋に包まれたドリップコーヒーはもう売ってなかった。



1Fの資料コーナーにあるいつもすっとばしていたこの手塚作品年表を今回じっくり閲覧してみたのだが、手塚先生の生前のマンガ家人生の尋常ならざる多忙ぶりに改めて驚かされた。
手塚治虫何人いるんだ?みたいな。人間業やないでこれ。



特に1970年代の手塚先生の創作の爆発ぶりは凄まじいというほかない。
『きりひと賛歌』、『奇子』、『ばるぼら』など、ディープな大人向け劇画タッチのサスペンス中編傑作を立て続けに発表する傍ら、『鳥人体系』や『火の鳥 乱世編』などのスペクタル長編傑作を同時進行で描いてる!
80年後期の晩年に描かれていた『グリンゴ』、『ルードウィヒ・B』、そして『ネオ・ファウスト』の3本同時の構想といい(ただしいずれも未完)、手塚先生の無尽蔵ともいえるその研ぎ澄まされた天才的な構想力は、手塚先生没後、底の浅いありふれた大ヒットクソ人気キャラマンガ一本でだらだらと何十年も食いつないでる90年以降のマンガ家たちとは格が違う、違いすぎる!




で、「手塚治虫のヒロインたち」グッズ特設コーナーでこれ買った。
『人間昆虫記』のヒロイン十村十枝子カバー画のトートバッグ。
たしか『人間昆虫記』も70年作品。当時のフラワームーブメントの影響も感じられるサイケなデザイン。



今日の1曲:『Foxy Lady』 / The Jimi Hendrix Experience
コメント
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