AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

逆襲のサマソニ2014 後篇

2014年08月26日 | コンサート
いやしかし、昨年の猛暑と比べ、今年のサマソニは涼しかった!常にいい風も吹いていたし。
飲み物もそんなにいらんかったし、Tシャツも家から着ていったニュークリア・アソールトT一枚で十分事足りた。
あと客入りも昨年と比べもんにならんくらいスッカスカやったんとちゃうかな。なんか並ぶということをせんかった気がする。
昨年とにかく感じが悪かったプラチナチケット所持者の存在も鼻につくことはなく、今回はあんま値段に見合う恩恵を受けんかったんちゃうかな?

DANCE OASIS。誰も踊ってなんかいない。



なにがターン王子じゃ。見てるだけでノドが乾くわい。



タンドリーチキンを食って腹ごしらえ。ジャンクフードには要炭酸。
芝生に転がってたタンドリーチキンは犬のウンチに見えて気分が悪くなる。



で、今回ガッカリだったのが、昨年唯一のオアシスと絶賛したあのローソン。
昨年は通常の値段で販売していたのに、今年は値段を高く設定していやがったのだ!普段100円で売っているローソンオリジナルのペットボトルも倍の値段。
もサイテー!もサイテー!俺たち足もと見られてんだよ。カモにされてんだよ。
もちろん買わなかったよ。


ディーバなSuperflyのステージが終わったようなので、ぼちぼちOCEAN STAGEに向かうことにする。
そう、今日私はこれを見るために舞洲に来たのだ。

ROBERT PLANT AND THE SENSATIONAL SPACE SHIFTERS。

前日のQUEENはセット内容もよく、偽ヴォーカルもイケてて大盛況の絶賛の嵐だったらしいが、誰がなんと言おうと関係ないね。俺はやっぱこっちなんだよ。
ジミーもジョンジーもいないけど、本物のロバート・プラントを間近で見れるんだよ。
まぁ彼が何物か知らなかったとはいえ、小学生の時から嗜んでたからね。やっぱ思い入れが違うのさ。
(とかいうわりには、ハニードリッパーズ以降のソロやプロジェクトはノーチェック)

バスドラムにロバートのシンボルマークが!それだけで大興奮。



期待と不安を胸にドキドキしながら待機していると、ヒゲモジャの人が登場し、おもむろに哀愁のアコースティックを奏ではじめた!
この瞬間グワーーーっとサムイボが全身を駆け巡る。
こ、この旋律は・・・・

キターーーー!!“Babe I'm Gonna Leave You”!
これには意表をつかれた。

そして「ベイビ~ベイビィ~~♪」と歌いながらロバートが登場!もうこの瞬間はたまらんかったね!
ここ数年、見納めとばかりにけっこう大御所のロックバンドのライブを見にいったけど、それほどの感動もなく俺って不感症かなーって思ってた。
ロバートはやっぱ格が違ったね。ステージ上での立ち振る舞いやその神々しいまでの佇まい。まさに真のロックスターを目の当たりにしたという感じだ。
曲が終わったあとのどやポーズも最高!それを繰り返しやるロバートがなんだかかわいかった。

錦野がスターなんてチャンチャラおかしい。スターとはこういう人のことをいうのだ。


続いて2曲目。おそらくSENSATIONAL SPACE SHIFTERSの曲だろう。この曲がなかなか私のツボをついた。
マッシヴ・アタックの楽曲を彷彿とさせるこの深淵で厳かなピアノの旋律・・・宇宙的でダンサブルな雰囲気・・・自然と体がスウィングしてしまう。
それもそのはず。実は鍵盤を担当しているのが、マッシヴ・アタックやポーティスヘッドで弾いてたジョン・バゴットさんなのだ。ずっとポーティスヘッドの来日を切望してやまなかった私にとって、今回彼のプレイを拝見できるのも楽しみの一つであった。
やっぱカッコいい!3種類くらいの特殊なキーボードを操りツマミをグイーーっと回し、独特の音空間を作り出していた。髭も似合ってるね。




ツェッペリンの楽曲は結局5曲くらいやってくれたのかな。
2ndから“What Is And What Should Never Be”が演奏されたのはよかった。今回の民族音楽なども取り入れたバンドイメージからして、3rd、4thあたりのアコースティッキーな曲はやるだろうとは予想していたが“Going To California”て、なんか地味すぎた。個人的に“Gallows Pole”、“限りなき戦い”なんかを期待していたのだが・・・・
そして例の原型をとどめない“Black Dog”・・・・歌詞なんか聞いたことあるなと思うものの、ロバートが客席に「ア~~ア!」の合掌を促して初めてその曲だと気づく。
とにかくキューバ人だか何人だか知らないが、アフリカかどっかの民族楽器を携えた黒人のオッサンが現れる度になんか残念な気分に陥った。
ラストに演奏された“胸いっぱいの愛を”のあの間奏部分でも再びその黒人のオッサンが陽気に登場し、全く別物の民族音楽に早変わりしてしまうという。
いや、ここはテルミンを使ってやなぁ、もうちょっとサイケデリックにやなぁ・・・・
あーーなんでこうなるの?(それは、このバンドがツェッペリンじゃないから)

ピークは結局最初の“ゴナ・リーヴ・ユー”だったなぁ・・・・へんな打楽器のパフォーマンスはいらんから、もちっとツェッペリンの曲が欲しかった。
あと“Sea Of Love”もやってくんなくて悲しかった。
なーんかぁ~、ふかーんぜーんねーんしょー・・・・家帰って『祭典の日』のDVD見ようと思った。


でも俺は、ロバート・プラントを見た!ロバート・プラントをこの目で見たんだ!


つか7年前からあったんだね。この時はドラマーもPortisheadの人だったのかー。



ロバートのステージが終わり、明日仕事あるのでフィナーレ花火も見ずさっさとシャトルバスに乗り込み、舞洲を後にした。

来年もまた、来てくれるかな?(わからんともー!)(ラインナップしだいともー!)




今日の1曲:『Babe I'm Gonna Leave You』/ ROBERT PLANT AND THE SENSATIONAL SPACE SHIFTERS
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする