AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

ドラ・ムンド

2012年10月12日 | ♪音楽総合♪
明日から2日間、東京の有明とかいう所で、窮極の大型打楽器イベント『ドラム・マガジン・フェスティバル2012』が開催される。
まぁドラムをかじっていたとはいえ、私はお気に入りのドラマーを追っかけるほど熱心なドラムフリークではない(ドラム・マガジンも人生で一度しか買ったことがない)のだが、今回の面子にはかなり心動かされてしまった。
といっても2日目のアーティスト2名だけだが。
この二人のドラムプレイを日本で同時に拝めるなんて今後もうないと思うので、思い切って東京まで出向こうかと思ってたのだが、もう今からじゃ遅いよな。
この日はテリー・ボジオさんもトリで出演するのだが、もう2回見てるし今後もなんぼでも見れるだろう。今週も大阪に来てたしね。

私の本命は以下のドラマーたち。

先々月のドラム・マガジンの表紙も飾ったジョジョ・メイヤー氏。
典型的なジャズ畑出身のセッションドラマーだが、出会いはデヴィッド・フューズ・フュージンスキーが率いてた窮極のファンクバンドSCREAMING HEADLESS TORSOSの1stでだった。



もう一発目のスネア音から一目ぼれしてしまった、まさに私の憧れのドラマーのひとり。
柔軟性に富み、与えられたキット、楽曲の中で的確にスティックをさばく、“クール”という言葉がよく似合う職人肌のドラマー。
まぁ憧れとかいいつつ、結局彼参加のアルバムはトーソズの1stしか聴けてないのだが。
いや、この1枚で十分彼の凄さがわかると思う。

この映像を見ていただければ、必ずしも太ってるヤツがドラマーに相応しいとは限らないことが分かっていただけるかと。



そして、大本命はやはり今世紀最大のプログレドラマーとの呼び名も高い、英国のプログレバンドPORCUPINE TREEで叩いてるギャヴィン・ハリソンでしょう。
ロバート・フリップ翁に見初められ、一時期キング・クリムゾンにも在籍していた。
木目細かな小手技から、ダイナミックさまで持ち合わせた正確無比の出来すぎドラマー。ライブ映像みとったら、超絶すぎて思わず笑ろてまうほどだ。

PORCUPINE TREE LIVE DVD『Anesthetize』


ツーバスとフィルインとのコンビネーションが絶妙で、タメを存分に利かせた重量感のある独特の演奏スタイルはメタルドラマーと呼ぶには繊細すぎるし、ロックドラマーと呼ぶには手数が多すぎる。
バンド自体、ジャンル的に微妙な立位置(プログレッシヴ・メタルとも違う)であるがゆえ、振り幅の狭い日本人には認知度が低くなかなか来日しない。
よってこういったドラムフェスでしか彼のプレイを拝めないのがもったいなすぎる。
個人技でも十分見せれるドラマーだが。

Gavin Harrison at PASIC 2008_ Slippin Away



いや~記事書いてたらますます行きたくなってきた。
大阪でも開催してくれたら一番よかったんやけども。
来週の火曜には、よりによって1日目組のドラマーさんらが大阪で演るらしいけど。
うーん、やっぱ俺の人生って思いどうりにいかねぇな。




今日の1曲:『Anesthetize』/ PORCUPINE TREE
コメント
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