AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

DEATHの歩み

2006年05月21日 | やっぱりメタル!!
私が“デスメタル”なる音楽に初めて触れたのは確か高校の頃で、そのバンドというのはその名も“DEATH”つー奴らだった。
脳腫瘍のため34歳という若さでこの世を去ったデスメタルの創始者であるDEATHのリーダーチャック・シュルディナー(G.Vo)の遺作となった『THE SOUND OF PERSEVERANCE』を今さらながら購入。

実は『HUMAN』以降のテクニック指向に偏りすぎたDEATHの音楽性にはすっかり興味を無くしていて、世間で最高傑作と騒がれている『INDIVIDUAL THOUGHT PATTERNS』にいたってはDEATHのアルバムの中で一番馴染めない作品だったりする。
その次の『SYMBOLIC』は見事な完成度だったが、この時点でなんか私の中ではDEATHのアルバムはもうええかとなっておったのです。
今回このアルバム購入を決意したのは、1998年のCOTTBUSでのライヴ映像収録のDVD付のデラックス・エディションだったのと、ボートラのジューダス・プリーストのカヴァー“PAINKILLER”が聴きたかったから。まぁあと一枚でDEATHのアルバム全部揃うねんしせっかくやし持っとこかっちゅー理由からデス。


まずライブDVD映像をPC画面で見てみたが、想像を遥かに超えた画質の悪さ(ちゅーか客席からハンディカムで撮影しているブートテイストなやつ)でガックシ!知らん曲ばかりだったので、どうやら新作からのナンバー中心のライブみたいだった。
撮影者はカメラの容量、またはバッテリーがなかったのか、いちいち停止しては録画ボタンを押し遅れて、イントロの部分が切れていたり、右下画面に“SP(標準)”という表示が出てしまっていた。ブートでもこんなヒドイ映像にはお目にかかったことがない。

さて肝心のアルバム音源の方だが、『SYMBOLIC』をさらにスマート且つプログレッシヴにした感じというところだろうか。チャックの声もさらに高音になっており、デス色はもうほとんど感じられなかった。
一番印象に残っている曲はインストの“VOICE OF THE SOUL”かな。あとベースがやたらいい音を出していた。
ほんで注目の“PAINKILLER”だが、まずチャックのこれまでにないくらいのキーキー声に度肝抜かれた。これほんまチャックの声か??もうロブに全く退けをとってませんぜ!てゆーか超えている。演奏もほぼ完コピ。
ただそこまで原曲に忠実にせんでもええんちゃうかと。もうちょっとヒネリなさい!
しかしやはり後期のこのテクニカルでカチっとした音色は私の肌には合わないようだな。

私はやっぱDEATHのロゴマークに血が垂れていて、Dの文字に蜘蛛の巣がはっていた頃のDEATHが大好きDEATH


【DEATHロゴマークの歩み】
サードまではDの文字に蜘蛛が巣をはっていました。
         ↓
4th~6th時、蜘蛛の巣が取り払われ血も垂れなくなった。
         ↓
最期にはHの文字にとり憑いてた死神も消えてクリーンなイメージに。
コメント (5)
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