近くにありながら まだ行っていない場所というのがある
いつでも行ける そのうち行こうという気持ちが働くのだろう
私にとっての この「相田みつを美術館」が それにあたる
先日 親しい方から 招待券を贈っていただいた
うれしい贈り物だった 風邪も収まったようなので 出かけてみた
テーマは ”かんのん讃歌 もう安心 あなたの顔がみえたから”
会場は 有楽町駅から見て正面の建物
東京都庁舎の跡地に建設された「国際フォーラム」の地階にある
美術館の入り口
冬休みのためか 母と子の入場者が多かった
”そのときの出逢いが 人生を根底から 変えることがある よき出逢いを”
まず 記念撮影コーナーが出迎えてくれた
妻は他のサークルの予定があり 今日の私は単独行だ
”よき出逢いのあった”女性群のカメラ撮影を依頼された
そのあと 私のカメラでも写していただいたが 病み上がりのため これはカット
展示場は 5つのコーナーに分かれている
その5つのコーナーを 約2時間かけて見学をした
印象に残ったことが3つあった
*その第1
(時・1989年)
最近 つとに実感していたことを ズバリ表現していただいた
このブログを書き込んでいるいまも 一生の中でのいっしゅんだ
大切にしなければならない
(迷い・1986年)
いまだ 迷いの着物も脱げず 悟りの着物すら着ていない私としては・・・
このふたつには 大げさでなく 目から鱗が落ちた気がした
モヤモヤ感がストンと落ちたようだった
*その第2
かんのん讃歌だった
(かんのん讃歌・1986年)
十一面観世音菩薩立像(兵庫県 歓喜寺)
”十一の顔みな観音さまなれど われは見つむる やさしき顔を”
そして 少し長くなるが 次の説明がされていた
「十一の窓口 行革行革と 世間は行革ばやりですが 千手観音を行革整理すると 十一面観音になるのではないかと思います
世の中が 複雑になればなるほど それに比例して 人間の要望や苦情も複雑になり 役所の窓口もふえるばかりです
が 無制限というわけにはゆきませんね
そこで登場したのが 11面観音
四方 八方 上下と正(本)面
合わせて十一方
つまり あらゆる角度からくる人たちに対応し 迷いや願いを聞いて テキパキと処理するためには 最小限十一の窓口 十一の顔が必要
どんな問題や 悩みを持ち込まれても 相手の立場になりきって 本気で相談に応じてくれる人
それが 十一面観音ではないでしょうか」 (禅の友 1986年6月号)
これは スンナリ納得できた 相手の立場になる・・
研修で 職員方に説いている私としては 我が意を得た相田みつをの観点だった
*そして最後の第3
暗い映像になったが 白黒画像の相田みつをが語ってくれる
テープの再生された 相田みつをの声
しゃべりは やさしい声・間がある・語尾の「~ね}が聞く者の心に響く
内容は これも人とのコミュニケーションに関することが 印象に残った
「話には 聞く人がいる 人の話を聞くことは 宝だ
聞く側に立ったときが観音さまになれたとき」
さらに 「やわらかい心がなければ感動できない 感動は心の燃焼であり
この感動が 人を説得させる」
説得の極意 ここにありだ
以上の3ツが 深く心に刻み込まれた私でした
人の心の深遠を極めた感のする相田みつを
1924年(大正13年) 栃木県足利生まれ 本名 光男
1991年(平成3年)12月17日 脳内出血のため没 享年67歳
生涯の坐右の書は 正法眼蔵(しょうぽうげんぞう)だったという
相田みつを「こころの暦」
”土の中の水道管 高いビルの下の下水 大事なものは表に出ない”
これが一番好きな言葉だった
今日の美術館では また新たな言葉に出会うことが出来た
人生 死ぬまで勉強
有楽町駅へ向かう道すがら 招待券の贈り主への感謝の気持ちで一杯の私でした
いつでも行ける そのうち行こうという気持ちが働くのだろう
私にとっての この「相田みつを美術館」が それにあたる
先日 親しい方から 招待券を贈っていただいた
うれしい贈り物だった 風邪も収まったようなので 出かけてみた
テーマは ”かんのん讃歌 もう安心 あなたの顔がみえたから”
会場は 有楽町駅から見て正面の建物
東京都庁舎の跡地に建設された「国際フォーラム」の地階にある
美術館の入り口
冬休みのためか 母と子の入場者が多かった
”そのときの出逢いが 人生を根底から 変えることがある よき出逢いを”
まず 記念撮影コーナーが出迎えてくれた
妻は他のサークルの予定があり 今日の私は単独行だ
”よき出逢いのあった”女性群のカメラ撮影を依頼された
そのあと 私のカメラでも写していただいたが 病み上がりのため これはカット
展示場は 5つのコーナーに分かれている
その5つのコーナーを 約2時間かけて見学をした
印象に残ったことが3つあった
*その第1
(時・1989年)
最近 つとに実感していたことを ズバリ表現していただいた
このブログを書き込んでいるいまも 一生の中でのいっしゅんだ
大切にしなければならない
(迷い・1986年)
いまだ 迷いの着物も脱げず 悟りの着物すら着ていない私としては・・・
このふたつには 大げさでなく 目から鱗が落ちた気がした
モヤモヤ感がストンと落ちたようだった
*その第2
かんのん讃歌だった
(かんのん讃歌・1986年)
十一面観世音菩薩立像(兵庫県 歓喜寺)
”十一の顔みな観音さまなれど われは見つむる やさしき顔を”
そして 少し長くなるが 次の説明がされていた
「十一の窓口 行革行革と 世間は行革ばやりですが 千手観音を行革整理すると 十一面観音になるのではないかと思います
世の中が 複雑になればなるほど それに比例して 人間の要望や苦情も複雑になり 役所の窓口もふえるばかりです
が 無制限というわけにはゆきませんね
そこで登場したのが 11面観音
四方 八方 上下と正(本)面
合わせて十一方
つまり あらゆる角度からくる人たちに対応し 迷いや願いを聞いて テキパキと処理するためには 最小限十一の窓口 十一の顔が必要
どんな問題や 悩みを持ち込まれても 相手の立場になりきって 本気で相談に応じてくれる人
それが 十一面観音ではないでしょうか」 (禅の友 1986年6月号)
これは スンナリ納得できた 相手の立場になる・・
研修で 職員方に説いている私としては 我が意を得た相田みつをの観点だった
*そして最後の第3
暗い映像になったが 白黒画像の相田みつをが語ってくれる
テープの再生された 相田みつをの声
しゃべりは やさしい声・間がある・語尾の「~ね}が聞く者の心に響く
内容は これも人とのコミュニケーションに関することが 印象に残った
「話には 聞く人がいる 人の話を聞くことは 宝だ
聞く側に立ったときが観音さまになれたとき」
さらに 「やわらかい心がなければ感動できない 感動は心の燃焼であり
この感動が 人を説得させる」
説得の極意 ここにありだ
以上の3ツが 深く心に刻み込まれた私でした
人の心の深遠を極めた感のする相田みつを
1924年(大正13年) 栃木県足利生まれ 本名 光男
1991年(平成3年)12月17日 脳内出血のため没 享年67歳
生涯の坐右の書は 正法眼蔵(しょうぽうげんぞう)だったという
相田みつを「こころの暦」
”土の中の水道管 高いビルの下の下水 大事なものは表に出ない”
これが一番好きな言葉だった
今日の美術館では また新たな言葉に出会うことが出来た
人生 死ぬまで勉強
有楽町駅へ向かう道すがら 招待券の贈り主への感謝の気持ちで一杯の私でした
相田みつを美術館に行かれたのですね。
実は私が大好きな方でして、自分も美術館
巡りさせていただいた気になりました。
「書」も知らないものが殆どで、
また新たな言葉に触れ、感動でした。
十一面観音のお話にも納得で
改めてみつをさんの素晴らしさを思うと同時に、
「いま」を大事に、よき出会いを願いました。
今年も残り僅かになりました。
オヤジな私さんをはじめ、たくさんの方に
出逢えましたこと、とてもありがたい幸せを思います。
休刊中ではありますが、お正月に、「号外・年賀状」を出す予定です。
また覗いてください。来年も宜しくお願いします。
私でさえとっても嬉しいのですから、チケットを贈られた方はどんなに喜んでいらっしゃることでしょう。
私も相田みつをさんが好きです。
毎日日めくりカレンダーを目にしております。
が、その時だけなんです。感動したり納得するのは。
もう一度オヤジな私様の解説をじっくりと読み返したいと思います。
観音様の話は初めてでした。
相田みつをさんの優しいお声が聞こえてきそうな気がします。
私も「やわらかい心」の持ち主になれればいいのですが、今のところ「やわらかい心」を求めてばかりで・・・だめですねこれでは。
それから機会がありましたら有楽町の美術館へも行ってみたいと思います。
ブログ、お休み中でしたが、嬉しくて書き込みしてしまいました。
明日も餅つきの記事をお願いいたします。
大好きな相田みつをさんの詩に触れてなんだかすっきりとした気分です
相田みつをさんのドラマは去年見ましたが、長年支えてこられた奥様がいたからこんな穏やかな詩がかけたのかとふっ!と思うことがあります。
生活が苦しくても字や詩を馬鹿にされても
ただ一人・・・
信じてくれた奥さんがいたからこそと思うと、
ほんとに人の出会いは大切にしなければいけないなと思うこの頃です。
オヤジさん、その後は体の調子はいかがですか・・
たぶんお疲れがたまっていたのかな?
大事にしてくださいね。
あの言葉と字の優しい感じが好きです。
何か心に染み入るような気がして、こういうのを時間をかけて、俗世間を離れてゆっくりと見たいです。
まぁ 当分はオヤジさんのブログで満足する事にします。
実は私恥ずかしながら、ある時期まで相田みつを氏を女性と思い込んでおりました。
私なんかは、迷いの着物の重ね着状態です。
先日、高島屋であった相田みつを展でも
人目があるにもかかわらず、涙してしまった私。
今日もオヤジさんの記事に涙してしまいました。
最近、弱気になってるのか涙がよく出て困ります(笑)
昔は泣くのが恥ずかしくて、いつも強がってばかりいたのですが。。。
でも涙といえば、彼のこんな言葉も。。。
「なみだで洗われたまなこはきよらかでふかい」
もっと涙を流してまなこを洗わなければ!(笑)
後ほど、お礼申し上げます。
東京は、晴れました。
ちょびっと、ちょびママさん宛にお借りします。
ご了承くださいね。
ちょびママさんも、みつをファンでしたね。
とっても嬉しいです。
私もこの記事何度も読み返したんですよ。
いま読んでいる本にすごくいい詩があったので
書いてみますね。
「涙の力」
泣けることは、しあわせ。
うるうるっと、きたら
理由は何でもいいから、
泣いちゃおう。
感情をおさえないで、
解きはなって。
痛い思いをしてるのに、
封じ込んだり、
ごまかしたりすると、
それは、
ずっと消えることがなくて、
怒りになって、
積まれていく。
そして、
いつかかならず、爆発する。
だから、
悲しみをためないで。
憎しみに変わるまえに
思いっきり、泣いちゃおう。
こころを洗い流してくれる涙が
いっぱい出るうちは、
心配いらないから。
つらいのは、
泣けない人なんだよ。
宇佐美百合子さん 「いつも笑顔で」より
著者は名古屋の出身、51歳です。
サイトは、http://www.iii.ne.jp/usami/
宜しければ見てください。
「ねっとカウンセリング」もやっている作家・カウンセラーなんです。
チロリアンランプさん、どうもありがとうございます。
頂いたコメントにお返事しております。
お暇な時にでも読んで頂ければ幸いです。
優しい心遣いに触れたおかげで人にも優しく出来そうです。
感謝、感謝です。