今年のお盆も いつもの”送り火”で ご先祖様が帰っていきました
お盆が過ぎると 今度は「お施餓鬼法要」です
施餓鬼。。。
お釈迦様の「秘書的」存在だった阿難が あるとき亡者の餓鬼から言われました
「あなたの命は あと3日です 助かりたければ私たちに施しをしてください」
驚いた阿難はお釈迦様に相談しました
「そうなのだよ阿難 お前の命はあと3日で尽きる 餓鬼に施しをしておやり」
三途の川で「脱衣婆」によって衣を脱がされる亡者。。
その衣を木の枝にかけます
生前の罪の深さによって 枝の下がり具合が異なります
軽い罪は三途の川の浅瀬を渡る
重い罪の亡者は深いところを渡らなければなりません
そして35日目に閻魔様の登場です
49日目に「判決」!
喉が狭くなる罰を受け ものを食べることができなくなったのが餓鬼です
2500年前から 餓鬼というより仏様に祈る慣わしとして誕生したのが
この日のお施餓鬼でした
読経の前に行われた講話でした
いつも わかりやすく 面白くお話をされるN僧正です
檀家の方々が持参されたお米です 餓鬼に充分食べてもらいましょう
お盆 お施餓鬼とご先祖の供養がおわり 気分もスッキリしました
梅雨明けも まもなくです
<おまけ>
脱衣婆。。新宿の太宗寺 閻魔大王の反対側に像があるそうです
お盆が過ぎると 今度は「お施餓鬼法要」です
施餓鬼。。。
お釈迦様の「秘書的」存在だった阿難が あるとき亡者の餓鬼から言われました
「あなたの命は あと3日です 助かりたければ私たちに施しをしてください」
驚いた阿難はお釈迦様に相談しました
「そうなのだよ阿難 お前の命はあと3日で尽きる 餓鬼に施しをしておやり」
三途の川で「脱衣婆」によって衣を脱がされる亡者。。
その衣を木の枝にかけます
生前の罪の深さによって 枝の下がり具合が異なります
軽い罪は三途の川の浅瀬を渡る
重い罪の亡者は深いところを渡らなければなりません
そして35日目に閻魔様の登場です
49日目に「判決」!
喉が狭くなる罰を受け ものを食べることができなくなったのが餓鬼です
2500年前から 餓鬼というより仏様に祈る慣わしとして誕生したのが
この日のお施餓鬼でした
読経の前に行われた講話でした
いつも わかりやすく 面白くお話をされるN僧正です
檀家の方々が持参されたお米です 餓鬼に充分食べてもらいましょう
お盆 お施餓鬼とご先祖の供養がおわり 気分もスッキリしました
梅雨明けも まもなくです
<おまけ>
脱衣婆。。新宿の太宗寺 閻魔大王の反対側に像があるそうです
そうそう、ピンと来ませんが、東京のお盆は地方より一月早いんですよね。早々とスッキリされても・・・こちらはこれから提灯を用意したり、いろいろと大変なんですから・・・。
餓鬼と聞くと悪ガキとかガキ大将しか浮かびませんし、この地区にはお施餓鬼の風習もありませんので意味がよく分かりませんでしたが、詳しい説明でようやく理解することが出来ました。
昨日は先月亡くなった伯母の49日法要でした。気になる判決は? 生前は糖尿病に苦しんだ伯母ですが、下宿屋の伯母さんとして学生のお世話をしていたので、美味しいものを沢山食べさせたいと思います。
ところで、檀家から持ち寄られたお米の袋は大きさが統一されているようですが、お米屋さんでこのようにして売られているのですか?
そして、このお米の行方は?
餓鬼の罰・・・これも辛い・・・。
今の日本は、こういったお話を聞ける機会もなく、宗教心さえ無く・・・。
とってもいいお話でした。ありがとぅございました。
仏迎えや、仏送り、施餓鬼などのお盆のしきたりをこのようにきちんとされるのは、やはり下町の日本のいい慣わしですよね。
じいちゃんばあちゃんがいて、ご先祖様を大切にするのを見て育つ子達は幸せですね。
施餓鬼の講話、お寺に嫁ぎながら、施餓鬼のお参りに村中の人がお寺に来ますのに、私自身詳しくは、知らなくて、ただ施餓鬼が済んだら薮入りで実家に帰るのが嬉しかった若い頃のことを思い出しています。
こちらは、8月がお盆です。
所変われば風習とかしきたりが違いますし、新旧の暦のからみでどちらで行うかもあって、混乱してしまいます。
でも、東京圏の方々は、お盆が早いから、8月のお盆休みに気兼ねなく旅行や帰郷をできるのだなと、なんとなく納得。
こういうご先祖供養の行事はすたれてほしくないものですね。
義母や義父はきちんとした人でしたから、きっと判決はよいものかと・・
私もきっと・・・・??
少なくとも深みを歩かせられるほどの悪行はしていないと!はいっ!(きっぱり!)
息子にも話して聞かせます。
ありがとうございました。
厚木市でもムカシの家は8月なので愕然としました。うちのお坊さんは7月13日に来るのですが地元の家は8月です。
お墓参りして、送り火炊いて、お坊さんを迎えたのでした。
仏陀や釈迦、こういう名前は、我が地方に伝わる歌詠みに中の出てくるものです。
35日や49日も漠然とは知っていましたが、閻魔様の登場と判決の日だったんですね。
判決が終れば、いよいよあちらの世界。
よく法要などに行くと、お経が終った住職さんの説法があります。
やっぱり おやじさんの話のように難しい話でも分りやすく説いてくださいます。
すごく為になりました。
”いっこんま地方”はこれからでしたね。
どうもでした(笑)
講話は毎年聞いていましたが、今回のN僧正は話がわかりやすく笑わせながらの説法でした。
私の仕事にも多いに参考にさせていただくこと多くまさに一石二鳥のお施餓鬼でした。
生前、学生たちの世話を親身になさった叔母さんでしょう。
閻魔様の判決は「極楽行き!」
間違いないでしょう。ご安心のほどを。。
このお米は、各自がだいたいの目分量、見当をつけて持参します。
そして若き住職のお腹に納まります。
わけは分からずとも、なにか仏教の世界の匂いをかいだものです。
そういえば、芥川龍之介の「くもの糸」は、小学生時代にここの寺のある法要で紙芝居で憶えたものでした。
せめて、孫たちには墓参り、送り火だけはさせている我が家です。