酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

同級生との名古屋行き  その1

2014年04月25日 | オヤジのつぶやき
鉄道ファンの同級生S君と出かけたのが名古屋です

初日の午後は「リニア鉄道館」の見学でした




名古屋から「あおなみ線」で30分 想像以上の広い施設でしたね

ここの車両展示物の目玉はなんといっても「リニアモーターカー」でしょう

先日も 山梨の試運転区間で阿部さんとキャロライン大使が 並んで乗っていたのが報道されました



こちらが その目玉の外観と・・・



内部です

いつ完成するのか時速500キロ!

たとえ 完成するまで命があっても「決して乗らないであろう」というのがふたりの合言葉でした

スピードはせめて新幹線クラスで結構です

その新幹線も いまや300キロクラスのスピードですからね

オヤジ族としては やはり 昔の車両に哀愁を感じます



最新式の新幹線の後方に それら旧車輌たちが佇んでいました



優雅な姿から「貴婦人」の愛称で親しまれたC57蒸気機関車

常磐線の日暮里駅で出発合図の汽笛に耳をふさいだものです



C57の隣で仲良く並んでいた電気機関車EF58型

昭和30年代のエースでした



ED18型は中央線を牽引していた記憶がありますが?

果たして?



関西圏を疾走していた流線型の特急電車です

残念ながら乗車したことがありません

写真を見て あこがれていたものです  ここで出会えるとは!



戦前に活躍した木造電動車のモハ1型です

前照灯・尾灯の位置 自動連結器の形が郷愁をよびます


旧車両を見ながら いろいろな想い出に浸りましたが実は!

鉄道館紹介のインターネットを見て この車両の展示があると知ってS君の誘いに乗ったのでした

その車両がこちらです



一番左 チョコレート色の国鉄車両 その名を63型(ロクサンガタ)と申します





戦争後期 戦後の物資不足のなか 国鉄が量産した通勤用木造電車です



窓は 全部が開かない三段式

天井の照明は裸電球で 盗まれないように網で囲ってありました


小学生時代の想い出深い電車ですが 昭和26年の悲劇を忘れることができません

”桜木町事件”です

横浜・桜木町間を走っていた63型のパンタグラフに架線がからみ火災発生です

火は瞬く間に車両全体に燃え広がり 多数の犠牲者がでました

窓が全開しない 車両間の移動ができない 車両が木造

あらゆる悪い条件が重なりました


それ以降です

63型は逐次改造されていきました

窓の全開 車両間移動が可能になる 鋼鉄車両になる 73型の誕生です

今では当たり前のことが この事件の教訓として生かされました

尊い犠牲のおかげです

その後 この悪名高かった63型を基本に 新性能電車が開発されていき今日に至っています


63型の前で 長い時間を過ごしたあと・・

珍しい車両に釘付けです



ホジ6000型です



なんと 客車の中にお釜を抱いていました



燃料の石炭は 床下に収容されてるそうです

係員さんに質問して納得しました

しかし 夏の車内は暑かったでしょうね~



名古屋駅を模した大規模なジオラマを楽しみ 鉄道館を後にしました


名古屋の夜は かねてより連絡をしていた愉快な仲間たちと「宴会」です



一年ぶりの再会で 話題があれこれ・・

 

今回も 実に楽しい邂逅になりました

翌日のエネルギーをいただきました  みなさん ありがとう

ちょっと 飲み過ぎか  反省!


※ それにしてもカープの強さは!?  夢か幻か? ※