酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

天丼界のツワモノ

2011年06月11日 | 酒の席
ブログ友の東京老人さんと訪れて以来の「土手の伊勢屋」でした

店は 吉原大門の”見返り柳”の前にあります



時間も 午後一時を過ぎると並ぶ列もこのとおり・・待ち時間15分で天丼にありつけます

お腹を空かせるために 集合場所の三ノ輪から歩いてきたオジさん三人でした



値段別天丼イロハの"ロ” 1900円也の天丼です

いか、海老、穴子の三種類が丼からはみ出しています

数年前より 小ぶりになったような気がしたのは気のせいか

ま こちらも歳をとったので 大きさはちょうどいい塩梅といえます

とは言っても いまもって 天丼界の丼 いやドン あるいはツワモノといってもよろしいでしょう

なにせ この天丼を食べると 2~3日は油ものを必要としません

数日間 顔がテラテラ光っています

胡麻油で揚げた天婦羅の味 石塚君ならずとも思わず「マウイ!」でしょう

三人でビール二本も ほどよい酔い心地でした

店を出て またも歩きだします  足腰の蝶つがいも潤滑油の効果か 滑らかになりました



迎えてくれた紫陽花たちです



そうです ここが往年の日本堤(にほんづつみ)大川(隅田川)からの掘割があったところです

大川から「猪牙船」(ちょきぶね)でやってきた吉原の客は この土手で舟を降ります

向う先は 馴染みの吉原花魁だったのでしょう  仁の野風さんもいたかな


猪牙にも乗らず 見返り柳にも振り返らずに 土手跡をひたすら歩いたオジさんたちでした

そして向った先は浅草寺です

三人揃っておみくじは中吉  みんな多いに気をよくしました

少なくなっていた外国人観光客も ボチボチ戻ってきた浅草でした


仲見世通りで人形焼きを買ったあと 下町美人の呼び声に誘われて入った店は「高橋」です

いつもの「やまや」は満員でした



この店 愛想のいい下町娘がいましたよ  なかなかの勧め上手

定番のホッピー 塩辛 焼き鳥 奴豆腐で時事放談に花が咲きました

二時間あまりの ちょっと過激な放談を続けて お代は割り勘の1900円ポッキリ! この日は1900円に縁がありましたね

これからもオジさん会合が続きます 今回は 喜寿を迎えた先輩にも喜んでもらえた天丼デーになりました

次回は鰻デーになりそうです  土用丑の日あたりの「尾花」が候補地です

その折の時事放談が 今より穏かな話題になることを願ってますが 果たして?

あろうことか 嘘つき男にペテン師呼ばわりされてる今の政権ではね


<おまけ>

怒涛(?)の10連敗中であった我が広島カープ! 一昨夜 連敗阻止に成功しました

昨夜は引き分けました

浅草寺のおみくじ効果が やっと出てきたようです  さぁ これからだ~