酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

吉見百穴

2010年11月23日 | オヤジのつぶやき


21日の畑です

腰痛で休耕中の畑を 後輩のTさんが頑張ってくれています

プロの道を歩み始めたTさんです  腕に磨きがかかってきました


この日 今年の餅つきの日程を決めました  Yさんと2時間ほどのお喋り 近況報告のあとは まだ陽が高い

帰路の道すがら 車を向けたのがこちらでした



吉見町にある吉見百穴(よしみ ひゃっけつ)です



約1300年前 古墳時代終末期の横穴墓群であり 文献によると江戸時代の中ごろから『不思議な穴』として 人々に興味をもたれていたようです

明治20年に発掘調査が行われ 当初は先住民族の住居跡とされていましたが その後の資料等で横穴墓であることがわかりました



現在 100どころか219個の穴が数えられます



支配階級の者たちの棺が納められました

  

こちらは 戦時中の軍需工場があった大きな穴です

空襲を避けたのでしょう  つわものたちの夢の跡  この時期とはいえ冷え冷えしてました



腰痛爆弾を抱えているので ゆっくりゆっくり登っていきましたが 大丈夫

ちょっと 自信がつきましたよ


30分ばかりの小冒険でした

『麓の茶店』で一休みです  中高年団体と一緒になりました

熱いコーヒーを啜りながらの雑談に花が咲きました

熊谷から見学にきた男性の話が愉快でした

「最近の政治はダメだね 日本の将来を真っ直ぐ見ようとしない よそ見ばかりしてる

閣僚の言葉は軽く 政権に穴ばかりあけてる・・・これがホントの”よそ見百穴”だぁ!」

「うまい! 座布団3枚」 みんなヤンヤヤンヤの大喝采でした


政治は三流と言う人もいますが 中高年族の生き方は一流ですね

みんな そこそこに 人生を楽しんでいます


おまけ



明治24年11月  正岡子規が訪れていました

  神の代は かくやありけん 冬籠    ー子規ー


『坂の上の雲』 第二部が始まります