酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

広島市民球場

2008年09月26日 | 広島東洋カープ
昭和32年(1957) 広島復興のシンボルとして開設された広島市民球場です



幾多の熱戦 激戦を見守ってきた球場です

広島というものを感じる大切な「場」であったこの球場は いま 51年の歴史に幕を閉じようとしていました

焦土の中から突如現れたナイター照明付きの球場・・   

その姿は 広島の人々にとって「希望の光」として受け止められました


思えば 広島カープ球団の創設は昭和25年(1950)・・・

弱小球団としての暗黒時代が続きます

昭和49年までの24年間は 3位が一度だけ  4位~最下位の常連でした

初めて優勝したのが昭和50年(1975)です

10月15日 後楽園球場でジャイアンツを破っての優勝でした

まさに 苦節25年! 弱者に希望を与えてくれた広島カープです

この初優勝をはじめ 昭和50年代には優勝4回 2位が2回 黄金時代を迎えます

オジさんも「花の現役時代」 数少ない職場のカープファンと美酒を酌み交わしたものでした


そのカープも昭和61年(1986) 平成3年(1991)に優勝してから「第2次暗黒時代」に”突入”します

2位が1回 3位が3回  特に平成10年(1998)以降は5位が指定席になってしまいました

17年間もの長期低迷です 

そのカープが今年は燃えています 有力選手の相次ぐ移籍にもかかわらず頑張っています

子飼いの 若い選手たちの発奮もさることながら 今年限りで閉鎖される市民球場に「感謝」の気持ちが原動力になっているのでしょう

ベテラン・若手が一丸となってAクラス(3位まで)を目指しています 




永年親しんできた球場と 別れを惜しむファン 連日の大盛況です



選手たちも 溌剌としています


プロ野球界も 選手の処遇について いろいろな制度が導入されました

球団の選手指名に対して選手からの逆指名 FA制度・・・

我がカープには逆風が吹き荒れています


しかし 今年のこの健闘 頑張りはどうでしょうか

「格差社会」なにするものぞ! の意気込みが伝わってきます

これぞ広島東洋カープの魅力でしょう



広島駅近くに建設中の「新球場」です  来年の開幕試合がお披露目です

新生カープの活躍が期待されています

51年間の市民球場には 感謝を込めていいお土産を置き そして「新居」には カープのよき伝統を引き継いでもらいたいと願っています


鯉の子は鯉  この写真は中日3連戦のうち 友人と2試合を観戦してきた息子が写したものです

彼は 応援で興奮したのでしょう

我がコンデジの液晶画面を破損してきました


修理代? 弁償すると言ってますが そーもいきませんね

オヤジの太っ腹の見せ所です



帰りの広島空港で こんな素晴らしい「バイブル」を土産にしてくれましたから・・

もちろん もみじ饅頭もでした


残り 9試合です