酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

コミュニケーション10則  その9

2006年09月11日 | コミュニケーション 10則
その9は 私たちの表情です

「表情を豊かにする」ことが大切です

人間は言葉を発明する前は お互いの顔つき 表情 態度で意思疎通を図ってきました

表情は正直に その人間の気持ちを現します


最近 無表情な人が増えてきました

特に 知らないもの同士のコミュニケーションには 「無表情」が幅をきかせていますね

笑ったら損だ だれが知らないヤツに挨拶なんぞ。。。あえて無関心を装います

損なタイプの人ですね~ なにかと誤解を受けたりするタイプです

根はいい人なんでしょうが。。


表情ひとつで人間は別人になります

俳優さんがいい例ですね

昔の東映映画の名悪役 進藤英太郎さん  それはそれは憎たらしい悪役でした

錦之介 千代之介 あるいは橋蔵に斬られてばかりいました

その彼が あるとき 現代劇で女性の下着会社の社長を演じました

コミカルな役どころで 世間をあっと言わせました

それからです

悪役を懸命に演じても スクリーンを見る我々には なにか親近感が感じられたものでした

憎たらしくなくなってしまったのです

表情は 相手にさまざまな想いを抱かせます すっかりいいオヤジのイメージが固定された 進藤英太郎でした


豊かな表情で 自分の言葉で話すことの素晴らしさ

今回 天皇陛下がお手本を示されました

紀子様を見舞ったあとのあの笑顔

本当に 心からの笑顔でした

そして「ありがとう」のひとこと

天皇陛下が「ありがとう」とおっしゃったのを初めて耳にしました

いつもは なにかを読みながらの「ありがとうございます」のお言葉です

ご自分の笑顔と ご自分のお言葉。。


人の気持ちを捉え 感動・共感を得るには「豊かな表情・自分の言葉」が必須要件です

いつも緊張されている(?)天皇とは別人のような(失礼) いいお人柄に触れることができました

豊かな表情は 相手に安心感・親近感を与える大切な要素です

心したいものです


本日11日は 紀子様の誕生日ですね

よけいなことですが 我が娘と同年でした