酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

懐かしの 神田古本街

2006年07月01日 | 自己紹介
梅雨の晴れ間の1日でした

神田古本街を訪ねました 何年振りでしょうか

景色が一変していました 学生時代から 概ね半世紀経過していますからね



靖国通りに面した 昔の「神田日活」があったところです

裕次郎のオイラはドラマー・旭のギター渡り鳥・圭一郎の「霧笛が俺を呼んでいる」

間違いなく ここで見ましたね  高校時代は浅草日活が定席でしたが・・ 

エースのジョーも 最近太り気味です

ダンプガイのニ谷さんは 元気でしょうか?

和田浩二は? 白木まりは”婿殿!”と藤田モンドをイビってますが。。

そうそう 東京ドドンパ娘 バナナのデーオ娘も気になります

みんな変わったことでしょう


外観は変わりましたが 同じ場所で未だ健在だったのがここでした



昔の「東漠会館」パチンコ屋です 東洋キネマはなくなりましたが こちらはすずらん通りで頑張ってました

1個5円のパチンコ玉で 小遣い稼ぎをしたものです

ひとつひとつ じっくり狙いを定めての職人芸でした 指にタコができて自慢しあったものです


小遣い稼ぎといえば 当時 石を投げれば当たった「雀荘」でした

馴染みにしていた店は とうとう分からず仕舞い



10分捜して やっと1軒発見

最近の学生の 麻雀離れを証明していました

我々の時代は パチンコ・麻雀ダコは[神田の勲章]でした(笑)


パチンコ屋と同じように 変わらなかったのがこちらです



左の道が「すずらん通り」 右は三省堂の建物です

そして 古本屋が軒を連ねます



古書店名簿によれば その数161軒!




老いも 若きも本好きが集ってきます




これらの古書店は 扱う書籍で分類されています

文学・古典・歴史・思想宗教・外国書・社会科学・自然科学・美術版画・趣味芸術

サブカルチャー・古書全般 等々

この日の私のお目当てはこちらでした



戦後間もない昭和27年(1952) 日本で初めて「話し方教室」を開いた

江木武彦先生の著書です 私にとっては「幻の名著」です

出版は昭和45年 36年前のことです 当時の定価380円とありました

図書の推薦人は 東宝の副社長だった 森 岩雄氏です

時代は変わっても 内容は充分に現代に通用するものでした

人間関係を円滑にする「話す力・聞く力」に焦点を当てた著書です

1300円は決して高い買い物ではありませんでしたね


神田には変わったものと 変わらないものが同居していました



水道橋近くの 三崎町の予備校 研数学館です  少しも変わっていません

高校時代に通ったものです クーラーどころか 扇風機もない教室でした

終わった後 友人と寄った「ふくふく饅頭・小倉アイス」100円の味は いまでも鮮明に憶えています


次は 変わったものの双璧です



予備校の隣の日本大学です  立派になりました

そして・・・



白雲なび~くぅ 駿河台~の明治大学でした

しばし 半世紀前の青春時代に思いを馳せる 梅雨の晴れ間の1日でした


あの頃は プレスリーの全盛時代!

変な人たちの訪問も受けず 溌剌として”ハートブレークホテル”を唄っていましたね