酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

やさしい役所

2006年01月20日 | コミュニケーション
ななみちゃんを救う会が 目標額を達成
しました
朝から いいニュースを聞くことができましたね
みなさまの善意の賜物です 



さて 昨日は近県M町の管理職研修の1日だった

庁舎前に展示されていた 蒸気機関車の出迎えを受けた



沿線のT鉄道が電化される前まで 活躍していた古豪のSL

良い子たちの遊び場としての余生を送っていた


M町庁舎は 昨年新庁舎に移転した

全国でもめずらしい 木造の2階建てだ

県の木「杉」を主体とした 落ち着いた雰囲気を漂わせている





全国の自治体から いまもって視察が絶えないという

木造建築物の良さが見直されてきたのだろうか

確かに なにかホッとする気分になる

自然の懐に抱かれたような 安心感とでもいうのだろう

住民にとっても”やさしい役所”になった


新庁舎に移っても 以前と変わらなかったものがある

議会が開催される議場だ

驚いたことに 議場は他の自治体のように「常設」されていない

議会が開催される時だけ「議場」になる

閉会中は 一般市民の会合 サークル活動などに開放している

住民本位のこのシステム  これはM町だけの大きなセールスポイントに違いない

ここにも”やさしい役所”の姿勢をみることができた

そして 議員方もエライ!


研修会場に充てられた図書館だ





蔵書が約3万冊

利用者数は 近県図書館の中でも1~2位を占める

幼児から高齢者まで ゆったり半日を過ごす住民が多いという

見学してみて充分納得できた


人口は 約3万4千人

対して 職員数は220人強だ

組織改正に工夫を施し 職員定数を見直してきた

財政難 住民サービスのさらなる向上 そして住民対応の円滑化

自治体に求める住民の要望は ますます複雑化・多様化・多量化してくるだろう

住民にとって さらに”やさしい役所”の実現に向けての監督者研修だった



野菜つくりが好きな参加者が多く 休憩時間も盛り上がった

そのムードが そのまんま研修に持ち込まれ 厳しい中にも 楽しい研修でした