AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

詳細仕様

2006年08月09日 | ノンジャンル
 リスニングルームのリフォーム工事に当たって、反射面の内装材に何を使用しようか、思案している。先日のI氏邸及びK氏邸の訪問を終えて、「シナ合板でいこう。」と思ったが、K氏から「スプルースもいいですよ。」とのコメントをいただき「ギターなどの楽器にも使用されているスプルースは、響きがいいのかも?いやきっと良いに違いない。クラシックには最適であろう。」とスプルースに傾いた。

 さらにAkimitsuさんから「バーチ合板もいいですよ。シナ合板と値段もあまり変わらないし。」とのコメントをいただくと、ついついインターネットでバーチ合板の情報を集めるといった具合に、主体性なくあちこちと目が行ってしまう。

 これら3つとも、白木の表面が美しく、明るめの色合いである。部屋がそれほど広くないので、あまり濃い目の色調のものは避けたい。ビジュアルに関しては、今のところ本格的な機器を導入する気は全くないので、暗めの色合いは不必要である。

 どのような内装材を使用するかということと同時に、もうひとつ悩みがある。天井高は2.7メートルとなる予定である。ところが一般的な合板のサイズは長辺が2.4メートルであるのである。ということは、30センチ足りないので継ぐこととなる。見た目的にいまひとつとなる可能性があるのでどうするか。I氏邸のようにある一定のサイズに切り、貼り付けていくこともいいと思うのだが、当然作業時間が長くなるため、工賃が高くなる可能性がある。しかし、見た目には美しい意匠となり継ぎ目が気にならない。

 と思っていたら、インターネットで長尺タイプの合板も販売されている情報を入手。10尺約3メートルあるとのこと。このタイプを使えば、継ぎ目なく施工できる。しかし、このタイプはシナ合板のみの取り扱いであった。

 さらに施工業者からは反射面の内装材に珪藻土を使ってどうか?との打診もあった。珪藻土は空気を清浄する効果があり、調湿作用もあるため、アレルギー対策にもなるとのことで、健康的な内装材として最近注目を集めている素材である。先日松浦さんにも確認したが、音響的には問題ないとのこと。しかし、フラットに施工することは相当難しいので、仕上がり感はいまひとつかもしれないとのことであった。材料費もそれなりにかかるので、いまひとつ乗り気になれない。だが珪藻土を使うと部屋の空気が綺麗になるのであれば、部屋にいる際の快適性向上に一役かうかもしれない。

 こういう悩みは結構楽しい。あれやこれやとアイデアをもらったり自分で考えたり、それについてインターネットで情報を集め、あれこれ検討してみる。こういう過程が楽しみでもあるのであるが、そろそろ詳細な仕様を決定しなければならない時期だ。

 
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