おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

子供の姿

2016-06-19 10:43:07 | 福島

 この前描いた氷の旗の絵に、新たに子供をふたり追加してみた。

 単純化しすぎたので、一見すると子供に見えないかもしれないという心配もあるし、絵としては子供がいない方が視線が旗から背後の入道雲へと集中するのでいい気がするが、子供が加わることで画面に動きが出た気もする。どちらがいいかは、最後は見る人の好みになるのだろう。

 それにしても、夏の絵に子供を加えるというのは陳腐かもしれないが、実際には今時こんな子供の姿を見かけることはなくなってしまった。かつては、首や脇が伸びきったランニングシャツに麦わら帽子、黒人よりも黒光りする肌をした野生の動物のような子供はどこにでもいた。が、近頃は真夏に外で子供の姿を見かけること自体ほとんどない。

 海水浴もバイキンがいて不衛生だという理由で、親が連れて行かないそうである。クーラーの効いた部屋で漫画を読むかゲームに熱中している姿に、眉をひそめる大人も多いだろうが、もし子供の頃にそんな環境があれば、僕だってクソ暑い中を虫とりなんかに出かけなかったかもしれない。

 子供の頃の一番の思い出は、夏休みになると毎日のように近くのプールまで泳ぎに行き、帰りに一杯のかき氷を食うことだった。

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サイダー

2016-06-18 11:42:07 | 福島

 先月、近所の人がやって来て、「空の会」というのを始めましたと言う。なんのことかと思えば、習字や絵など創作をする人間の集まりで、ひとつのテーマを決め、それに従ってめいめいが作品を作って持ち寄るらしい。で、会のメンバーは何人集まりましたかと尋ねると、僕を入れて四人だと返事。なあんだ、僕も入っているのか。

 で、5月のテーマは「雨」ということで、雨の絵を描いていたら途中で締め切りが来たので、仕方なく昔描いた雨降りに傘をさしている絵を提出した。

 次こそはちゃんと締め切りに間に合うように頑張ろうと思っていたら、次回の持ち寄りは8月になった。だいぶ時間が空いてしまうが、のんびりしていると気がつくと締め切りだったとなるので、早めに描いておくことにした。次回のテーマは「アイス」。ということなので、数日前にかき氷の旗の絵を描いた。でも、時間がまだまだあるので、今度はサイダーの絵を描いてみることにした。毎日暑いしね。

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へっぴり腰

2016-06-17 12:37:38 | 福島

 腰の調子が悪い。昔、ヘルニアになったことがあり、しばらく悩まされたことがあったが、お腹周りの筋肉をつけることで、ここ10年ほど腰痛に悩まされることはなかった。もうとっくにヘルニアとはおさらばしたと思っていたが、この前の日曜日に草刈りをして以来、だんだんと腰が重くなってきた。

 痛いというところまではいかないが、少しじっとしていると腰が固まり、立ち上がる時に「アイタタタタ」と伸ばしてやらなければならない。ぎくっとならないように慎重に動いているが、一日動いた後では腰は悲鳴をあげ出す。そんな状態で四、五日が経つが、事態はほとんど改善しない。ただ、ヘルニアになるまでの状態というのはすでに何度も経験しているので、無理さえしなければそのうち良くなってくれるのは経験からわかっている。とにかくじっと我慢の子であった。

 ちなみに、「へっぴりごし」と入力したら、「屁っ放り腰」と変換された。漢字で書くとこうなるのか。なんだ、屁っ放りの腰というのは。屁を放るのはお尻で、腰はひらないぞ。それとも、屁をロケット噴射した時に、反作用で腰が前に動くその様子を指すのだろうか。

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横顔を描く

2016-06-16 11:00:52 | 福島

 パソコンで絵を描くのと並行して、スケッチブックに鉛筆で絵を描いている。パソコンで描く場合、抽象化ということを考えないと写真を加工しただけと思われてしまう。その代わり、鉛筆で描く場合には、どこまで細部にこだわって描いても手書きであることを疑う人はいないので、なるべくリアルに描くことを目指している。抽象と具象、結局はこの二つがあってすべての芸術作品はできあがっている。どちらが欠けてもダメなのは、作品を作るという芸術活動が、人生や生活の上にしか成り立たないからである。

 ということさえ押さえておけば、子供の絵のようなピカソの絵が芸術で、子供の無邪気な絵が芸術でない理由もわかるだろう。

 犬をモデルに描くのは難しい。単純にじっとしておいてくれないからで、クロッキーで手早く描くならそれでもいいが、よりリアルに描こうとすると、仕方がないから写真を見て描くしかなくなる。

 我が家にはドリとトトとモデル犬は2匹いるが、トトは真っ黒けだし、毛が柴犬みたいに短いので、単純な絵になりやすい。その点、毛が長く茶色のドリは変化があって被写体としては面白い。

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大げさに言う

2016-06-15 10:55:50 | 福島

 昨日はブログをアップしようとしたら、メンテナンス中というので繋がらず、その後も繋がりにくかったので夕方には諦めた。

 テレビを見ると、どの局もマスゾエさんの話題で持ちきりだ。担ぎ上げる時はこれでもかと担ぎ、落とすときには徹底的に叩きのめす。なんだか、今時のいじめを見ている気がするのは僕だけか。

 当のマスゾエさんは四面楚歌となり、いよいよ辞任に動きそうだ。周囲は、早く辞めてもらわなければ都政が滞るの大合唱だ。が、「ちょっと待て」と声を大にして言いたい。じゃあ、今までは公私混同はあっても、都政が滞るようなことはなかったのか。平日は美術館や博物館をはしごして回り、週末になると湯河原の別荘に出かける。年に数回はぞろぞろとお供を連れて海外旅行と洒落込み、盆と正月には家族と温泉で過ごす。もしかしたら、知事というのは、いなくっても議会にも役所にも影響はないのではないか。

 同じようにあってもなくても構わないことを、なければ困ると大げさに言い続けているものに原子力発電がある。東日本大震災当時は、計画停電とか言って東京で計画的に電気を止めていたが、ほとんど再稼働していないにもかかわらず、最近は電気が足りないとか、計画停電をしなければならないと言わなくなったのはどういうことだろう。原発でなければコストがかかりすぎだと言っていたが、本当のところは原発が一番コストがかかり、使い終わった原発の廃炉の方法でさえ目処がつかないのが現実なのである。

 ちょっと前なら、郵便局が民営化になったら郵便局がなくなるだとか騒いでいた気がする。もっと昔なら、国鉄を民営化するとサービスが落ちると言っていた。

 政治家やお役所の人間が、大きな声で「必要です」と言う時、その声がでかければでかいほど、「本当はいらない」と思っていたほうがいいようだ。

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草刈りの朝

2016-06-12 09:21:12 | 福島

 地区の一斉清掃デーということで、朝から草刈り機を担いでウロウロした。今年は組長という恐ろしげな肩書きをいただいたので、率先して草刈りに参加しなければならない。

 というわけで、5時半には犬の散歩に行き、7時前には一番乗りで草刈りを始める。1時間弱ほどみんなで草刈りをした後、みんなに冷たいペットボトルのお茶を振舞う。草刈り機を出してくれた人には、大入り袋にガソリン代として500円を入れて渡す。こうした費用は区費として落ちるので、その後集会所に行ってもらってくる。

 初めての組長で勝手がわからないから、頼まれたら断るわけにはいかない。
「組長さんはあそこの草を刈った方がいいですな」なんて、今までやってなかった場所の草刈りまでやることになる。
「そういえば、道路もだいぶ傷んできたので補修するように頼んでもらえますかな」
「はいはい、わかりました。区長さんに相談してきます」。
 新人はいろいろやることが多いのだ。

 草刈りは嫌いじゃない。草刈り機でバリバリ刈っていくとどんどん綺麗になっていくのは、結果がすぐ目に見えて楽しい。だから、自分ちの敷地以外にも、結構あっちこっち草を刈っている。もし、世界中の人がアベさんくらいマメに草刈りをすれば、地球はあっという間に草原か砂漠になってしまうであろう。

 

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涼しげ

2016-06-10 13:08:35 | 福島

 散歩をしていると、建築中の家を見かける。基礎ができたと思ったら、次の日には柱どころか外壁までできていたりして、忽然と家が姿を現わす。まるでプラモデルでも作るかのように、壁や柱をパタパタと組み合わせていくだけだ。

 近頃の家はとても窓が小さい。そしてちょっとしかない。僕なんかはオフィスビルで働いていても、窓を開けてくれと思うのだが、冷暖房の効き目を上げるためには、なるべく部屋は密閉しておかなければならない。外の世界と遮断することで、なるべく自分の周囲の環境を快適にする。もしかしたら、究極の快適な環境というなら、それぞれが宇宙服を着るのが一番いいということになるかもしれない。

 夏の暑さをクーラーで快適に過ごすのもいいが、日本人は昔から蒸し暑い夏を独特の工夫で乗り切ってきた。浴衣やうちわといった直接的なものから、風鈴の音や泳ぐ金魚の姿といった感覚に訴えるもの。

 今では暑いか涼しいかという二者選択なものも、昔は中間に「涼しげ」というものがあった。

 昨日までの曇天とは打って変わって、今日は朝からぐんぐんと気温が上がり、いつセミが鳴き出してもおかしくないような夏らしい日になった。少しでも涼しげに感じるように、入道雲と氷の旗のイラストを描いてみた。

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鉛筆で描く

2016-06-09 16:11:33 | 福島

 もう10年以上パソコンで絵を描いている。それまでは絵の具を使っていたが、これ欲しいと言われれば、我ながらうまく描けたなと思っている作品でも、人に譲ってしまう。結果、手元に残っているのは、駄作ばかりということになる。

 かと言って、キャンバスに描いた油絵をカラーコピーするというわけにも行かず、水彩画やパステル画になると、カラーコピーしても色が飛んでしまうということがあった。

 パソコンに入っているペイントソフトを使えば、そのままカードや年賀状に添付できるし、欲しいという人が出てもプリントアウトすれば、何枚でも綺麗なものが複製できるので、それからはパソコンばかりを使って描くようになっていた。

 ところが、最近はパソコンで描くと言うと、パソコンが勝手に描いてくれると思う人が多く、「どんなソフトを使えばできるのか」みたいな質問を受けることが多いので、ちょっとうんざりしていた。「手書きもパソコンも同じです」という返答をほとんどの人は信じようとしないのだ。

 そういうことなら、パソコンで描いたものと手書きのものを一緒に見てもらうのが一番早い。で、そのためのスケッチブックを買ったので、昨日と今日、鉛筆で久しぶりに絵を描いてみた。あまりうまくは行かなかったが、これでちょっとは信用してもらえるようになるだろうか。

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梅雨入りかな

2016-06-08 11:18:21 | 福島

 本格的な雨にはならないが、晴れたり曇ったり、そして時折パラパラと雨の降る不安定な天気が続く。関東あたりまで梅雨入りしているみたいなので、東北もいよいよ梅雨入りなのだろう。

 田植えもすっかり終わり、雑木林の緑もすっかり濃くなった。田んぼではケロケロとカエルが合唱を始め、どこからかカッコーの鳴き声が聞こえてくると気分はもう初夏だ。

 どんよりとした曇天の下を散歩するのはテンションが上がらないが、あんまり天気がいいと今度は熱中症を注意しなければならない。ちょうどいい時期というのは、ほんのちょっとしかないのである。

 それでも、梅雨をテーマにした絵を描こうと題材を探していると、雨も大して苦にならないから不思議だ。

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手足腹背肩腕病

2016-06-07 13:59:39 | 福島

 時々ニュースなどで、「手足口病」という言葉を聞く。どうやら子供や乳児などがかかる病気のようだが、どういう症状の病気なのかはよく知らない。ただ、この病名を聞くたびに、もうちょっとなんとかならないものだったのかなあと思ってしまう。「手足口病」って、命名した人のネーミングのセンスはゼロだったんじゃないかと思う。

 医者とか学者、研究者というのは、勉強ばっかりしすぎて、名前が与える心理的な側面というところまでは考えないのかもしれない。怖い病気なら怖い名前を、それほどでなければソコソコの名前をつけてくれると、僕らのような知識のない者にも対処のしようというものがある。

 例えば、「ピロリ菌」。全然怖くないぞ。むしろ、ペットとして飼いたいくらいだ。メタボなどで話題になる「プリン体」。むしろ体にとってはおいしそうではないか。

 ところで、昨日の休みは2週間ぶりにランニングに出た。1週間休むと体はすでになまくらになっていて、1時間も走るとぐったりのクタクタ、翌日は全身筋肉痛で動きが鈍いのだ。いつになったら鋼鉄の体を持つスポーツマンになるんだと、にわかランナーの僕は言いたい。

 今日は朝から、ふくらはぎ、太もも、腹筋、背筋、肩、二の腕とあちこち筋肉痛になっている。一体どれだけ鍛えれば、この「手足腹背肩腕病」から解放される時が来るのだろう。

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