おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

脳がヨボヨボ

2024-09-02 11:08:29 | 日記
 台風が熱帯低気圧になったからか、結局この辺は大きな影響も受けないまま天気が回復してきた。空は急に高くなり、ウロコ雲が空いっぱいに広がっている。

 散歩していると、コスモスの花が目につく。栗や柿の実が大きくなっている。



 燕が飛んでいるけれども、そろそろ南へと飛んで行くのだろう。



 そうやってキョロキョロしながら歩いていると、毎日いろんなことが変化していくのに敏感になる。そうすると、この花はなんだろう、あの野鳥はなんだろうと、次から次へと興味が湧いてくる。最近は歩かずに、移動は近場でも車でという人が増えているが、車で移動するなんて何にも見ていないのに近く、もったいない話なのである。

 人間の脳みそは鍛えれば鍛えるだけ、死ぬまで成長を続けると言われている。が、何にもしなければ45歳を境にどんどんヨボヨボになって行く。ヨボヨボになるか、成長を続けるかの違いは難しいことではない。好奇心を持ち続けられるかどうかの違いなのである。

 日本人は世界でもアルツハイマーになる率が何倍も高いらしい。ある調査では、成人してから習い事や学習をする割合が、日本人は先進国の中でもずば抜けて低い国民だと言われている。このことがアルツハイマーの発症と何かしら因果関係があるのではと、最近は言われている。

 専門のお医者さんに言わせれば、脳みそのヨボヨボを防止する一番の薬は好奇心だという。好奇心がなくなれば周囲に対する興味が薄くなる。外出も減るし、感情の起伏もなくなる。体を動かそうという意欲も減るし、食に対する興味も狭いままになってしまう。

 脳みそを鍛えるというのは、一見難しそうに思えるが、実は簡単にできることであって、なるべく自分の足で歩く。よく笑う。周囲を注意深く観察する。興味が湧いたことについて調べてみる。よく寝る。以上である。これとは逆の生活習慣だという人は、将来ヨボヨボ予備軍だと注意したほうがよい。
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