おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

犬はやっぱり可愛い

2024-08-29 11:26:25 | 日記
 昨日の夜、地区の区長さんから電話があり、「黒い犬が離れている」と言い「おたくの犬ではないですか」と聞いてきた。「うちのは今ここにいますよ」と応えると、「ああそうですか」ということで、用件はそれだけだった。「黒いというのは、黒と白が混じっているような柴犬ですか」と改めて聞いてみたが、区長はどんな犬なのかよくわからないようだった。

 おそらく区長が実際に黒犬を保護したのではなく、区の誰かが「うろうろしている黒っぽい犬がいるから何とかしろ」と区長のところに電話をしたに違いない。世話役になって驚いたのは、とにかく何でもかんでも自分で解決せずに世話役に言ってくることだ。道路に草が伸びてはみ出しているだの、植木の木を切ってほしいだの、犬が離れているだの、その時に自分で対処すればいいだけの話である。

 数年前の雪の降る寒い早朝、側溝に落ちて動けなくなっている老犬を見つけた。発見した場所は郡山市だったが、管轄の郡山の保健所に連絡すると、数キロ先の保健所に連れていかれる。その辺で飼われている犬に違いないのだからと、すぐ近くの三春町の愛護センターに車に乗せて連れて行った。すると、すぐに町のラインで保護犬の情報を写真付きで流してくれ、二日を待たずに飼い主が見つかった。これが発見した場所の郡山市に連絡すると、数キロ離れた郡山市の保健所の管轄になり、そっちまで連れて行かなければならない。ラインで情報を流すようなこともやっていないに違いない。

 最近は生き物が嫌いという人が増え、犬だろうが猫だろうが離れてウロウロしているとすぐに通報する。可愛いからではない。身近に生き物がいることが嫌なのだ。そういう人は犬や猫だけでなく、虫も嫌いだし子供だって苦手だ。日本人は自分以外の生き物に接するのが苦手な国民になりつつある。

 そんなことを思っていたら、ドジャースの始球式にデコピンが登場し、キャッチャーの大谷くんめがけてボールを咥えて走ったというニュースが流れた。久々の微笑ましいニュースに、やっぱり犬は可愛いなあと思ってしまうのである。それにしてもなぜデコピンが始球式に出たのかと思ったら、今日が大谷くんのボブルヘッドデーで、家族が始球式に登場することになっているという。そこでデコピンが登場したというわけである。

 デコピンの登場でテンションが上がったのか、大谷くんは最初の打席でホームランを打った。大谷くんもデコピンの前では活躍しないわけにはいかないのである。
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