おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

器を買う

2016-11-27 11:50:34 | 福島

 三春の美術協会で一緒にやっている人が、器を専門に扱うギャラリーに絵を飾っているというので見に行くことにした。期間は今日までなので、慌てて出かけたが、飾っている絵は小さなものばかり7点で、すぐに見終わった。ギャラリーの店主の目もあるので、普段は興味のない器類もじっくり見学する。

 陶芸も面白そうだが、手間隙の大変さを考えると、おいそれと本格的にやりだすわけにはいかない。かといって、コレクションをする趣味というのは全然ない。結局のところ使えればなんでもいいという実用主義になりがちだが、今日は一人の作家の器だけが少し気に入った。土がどうのこうの、釉薬がどうのこうのと説明を受けても僕にはわからない。見ているのはフォルムと絵付けだけだ。

 で、2000円弱出して買ったのは、抽象的な動物の絵柄の湯のみ。コーヒーカップもあったが、器がダメになるとしたらまずは取手からだろうと、取手のないものを選んだ。絵柄は、キリンやカメ、カラスやわけのわからない鳥などがあったが、僕が選んだのはサイと鳥と変な植物が描いてあるものだ。で、これでお茶を飲むのかというとさにあらず。僕の場合は、晩酌用のコップとして使うつもりだ。

 レジで精算してもらうと、器を作った人のプロフィールを書いた用紙をくれた。それによると北海道の石狩で活動する女性作家だ。経歴としては大きな賞はもらっていないようだが、その器が気にいる気に入らないということにはまるっきり関係がない。

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