車の1年点検に行かなければならないので、代車を出してもらう代わりに、タミちゃんに別の車でついて来てもらうことにした。ほんの数時間のために慣れないピカピカの新車を運転するのは、なんとなくストレスになってしまうのだ。特に今の車はアイドリングストップがついていて、信号が青に変わってアクセルを踏んで初めてエンジンがかかるようになっていたりして、一瞬交差点でエンストしたのかと冷や汗が吹き出したりする。近頃は自動運転機能もついて、白線をはみ出さない機能や衝突防止機能がついているので、車がどういう動きをするかわからない。そんなわけで、一緒について来てもらい、その後あちこち買い物に付き合ってもらうことにした。
午後1時に車の点検が終わる予定だが、時間が余ったのでボウリング場に卓球をしにいくことにした。ラケットもピンポン球も持っていく必要もなく、30分で500円ちょっとでできる。おまけにふたりだと、ずっとやり続けることになるので、30分もすれば汗びっしょりになった。
というわけで、30分きっかり卓球をして料金を払いに行くと、12時の開店から1時間はサービスでアイスコーヒーがつくという。これだけでも一杯250円はしそうだ。ふたりだと500円になる。ほぼ卓球料金と変わらないのだ。
ボーリング場に来て、ボーリングをせずにほとんどタダで遊ばせてもらったみたいで、なんとなく恐縮してしまい、店員さんにそのことを言うと、自分の給料に変わりはないからか、「サービスですから」と笑っていた。