12日に、11月10日以来1か月ぶりの外走りをやった。それも、この1か月にジム走だけで固めてきたフォアフット・フォームを地走りでどれだけちゃんとできるかの初試運転として、長い距離を走ってみようと。これは、来春にハーフマラソンに初めて出てみようと決めた僕の計画のその第一歩の積もりなのだ。結果は、14キロジャストを走って1時間32分、キロ当たり6分33秒、ストライド91センチ、心拍数158bpmだった。このまま走り続けられればハーフマラソンの記録は2時間20分ほどになるが、その成算は十分ということも含めて僕にはかなり驚いた試運転になった。何を驚いたか?
①何よりも、フォアフットで終始ちゃんと走れた今日の走法だと、マシン走りと地面走りの記録が変わらないどころか、今まではマシン走よりもかなり遅かった外走りの方が楽になってきたと分かったのが、凄い驚きだった。だって、ここ数日の好調なジムの記録を軽く抜いているのだし、走行後疲労感もずっと少なかったのだから。
②その原因も今はいろいろ分かる。なによりも、「脚を前に出す意識は無くして、足の離陸を正しくするやり方」によって、外走りがマシン走りに追いついてしまった。そのうえで、こんな事も感じた。機械に合わせるよりも外を走る方が全身が脱力できるから楽なのだな、と。
ところで、上の記録は最初3キロ近いウオームアップ走を含んだもの。長い距離を走ろうと決めて臨んだから、この間はキロ7分半以下とかへと懸命にスピードを抑えていた。それでキロ当たり6分33秒って、あとの10キロ近くは9・5キロ時ほどで走っていたのではないか。なのに、9日の120分、17キロという低速LSDマシン走よりも明らかに疲労が少なくて、まだまだその速度で走れるという感じだった。最後の3キロなどは、何か調子が上がってきて、時計を見るたびに「あれっ、キロ6分前後で走ってる」ということも多かったのである。自然にキロ6分で走っているなんて、前立腺がん治療に入る前、2016年春以来のことなのだ。今の僕は、後ろに来た足の着地時間をできるだけ短くするように、その離陸を正しい位置でやることを意識すればするほど疲労が少なくスピードが上がるとか、そのためには地面つつきの時の膝の曲がりをできるだけ少なくすると良いなどが、今日の最大収穫だった。
こうして、12日現在の12月走行距離は72・3キロ、12月150キロ達成も見えた。ちなみに、月間目標をやりだしてから、腰から下が凄く痩せた。というよりも引き締まったと言った方が良いのだろう。55キロになって体脂肪率は10%を切り、29インチのリーバイスが緩くなるとともに、猛烈な食欲である。朝からも含めて、肉魚を懸命に食べるようにしている。こういう運動で取り入れてしまう活性酸素対策としてここで話題にしてきた野菜スープも欠かさず摂っているから、顔も身体も枯れた感じは出ていない。
エンジン掛かって来てからも抑え気味に走ることが大事です。そうすれば最後まで脚は前に出ますよ。
無理しなければ15km過ぎてからも楽しく走れるはずです。
まだまだ日数がありますから12日と同じ様な距離とペースで何回か走りましょう。
最近の走り方は、昔の「跨ぎ走り」などよりも、同じスピードで10近く心拍数が下がってきた。今日多かった8・5キロ時LSDだと、ちょっと前までは145が、今は135に近く、同じフォアフットの「積もり」でも、良い時と悪い時で5ほどは違う。良い時のフォームは、やはりこういう時と分かります。
①前足は膝から出して、その膝をほぼ伸ばし終わるようにして地面をつつく。この時膝下が地面に直角に近いのが望ましい。
②①の後のその足の離陸は、斜め前傾身体の真下(腰の斜め後方下になる)でちゃんとやる。すると腰が常に、上下動最も少なく、かつ最も速く移動していくことになる。