朝日新聞2012年9月28日朝刊の記事の見出し。
「維新で国政に」 志士済済 自民の元知事候補・村議・20代女性会社員
きょう設立届け
維新の会が国政政党として名乗りを上げ、総務省に届出をするという記事です。
「志士済済」は「多士済済」をもじったのだと思われます。
広辞苑によりますとと
「多士」は、「多くの優れた人材」という意味です。
「済済」は「多くて盛んな様」
「志士」は「高いこころざしを持つ人」あるいは「国家・社会のために自分の身を
犠牲にして尽くそうとする志を持つ人」です。
現在所属している政党を離党して、橋下人気にあやかって次の選挙に維新の会から
出
ようとしている国会議員を「志士」などといえるのでしょうか。
どうも朝日新聞は(大阪の新聞の報道ぶりは分かりませんが)、名古屋で発行している
新聞の中では一番「維新の会」の記事が多く、詳しく報道しています。橋下氏が「維
新塾」を開講した時も「橋下氏国政へ号砲 維新塾、衆院解散向け準備」と『号砲』と
いう言葉を使いましたが、維新塾開講に朝日新聞が祝砲を打ち上げたのかと思いました。
朝日新聞は維新の会の発展を期待しているのでしょうか。
2012年9月28日
日本ジャーナリスト会議 大西 五郎
「維新で国政に」 志士済済 自民の元知事候補・村議・20代女性会社員
きょう設立届け
維新の会が国政政党として名乗りを上げ、総務省に届出をするという記事です。
「志士済済」は「多士済済」をもじったのだと思われます。
広辞苑によりますとと
「多士」は、「多くの優れた人材」という意味です。
「済済」は「多くて盛んな様」
「志士」は「高いこころざしを持つ人」あるいは「国家・社会のために自分の身を
犠牲にして尽くそうとする志を持つ人」です。
現在所属している政党を離党して、橋下人気にあやかって次の選挙に維新の会から
出
ようとしている国会議員を「志士」などといえるのでしょうか。
どうも朝日新聞は(大阪の新聞の報道ぶりは分かりませんが)、名古屋で発行している
新聞の中では一番「維新の会」の記事が多く、詳しく報道しています。橋下氏が「維
新塾」を開講した時も「橋下氏国政へ号砲 維新塾、衆院解散向け準備」と『号砲』と
いう言葉を使いましたが、維新塾開講に朝日新聞が祝砲を打ち上げたのかと思いました。
朝日新聞は維新の会の発展を期待しているのでしょうか。
2012年9月28日
日本ジャーナリスト会議 大西 五郎
東京本社はまだ、いわゆるリベラル派が頑強に抵抗していますが、それでも東京新聞に切り替えが続出。
この中部本社は、あの人もこの人も今はもういません。
減紙が続き、遂に土曜の夕刊は発行されないことになりました。
丁度この頃、『週刊現代』は次のような記事を掲載した。
「この半年間、千代田の中日新聞ビルに東京・名古屋合同の査察が入っている。中日新聞グループは、野田政権が推し進める消費増税に対して反対の論陣をはる最右翼。財務省の意図が透けてみえるという見方もあるが、屈しないでほしい」
それから三ヶ月後の6月29日、〈彼ら〉は何をしたか!
そうか、言うこと聞く耳持たないと言うのだな、と、中日・東京新聞に申告漏れ追徴金として5300万円を請求したのだ。
この国は後進国並に劣化している。最大の支配者が犯罪者なのだ。それが見えないのが怖い。それどころか奴等は国士のつもりなのだろうから、はなはだ質が悪い。自集団らの論理を国の論理にして、はばからぬ奴等である。そういう無自覚は徹底的に国をダメにするはずだ。
「自民党憎し」で凝り固まっているんでしょうね。
今月の26日、「TBS、補助金三千万円を過大に受給」と報じられましたが、このことおかしい? と話題に……。
●補助金は、農水省の事業に協賛したということで出されたものですが、過大と指摘したのは、会計検査院で、事業は2009年と3年前の開催。
このこと読売新聞によると、
「TBSは、補助金は農水省が交付を決めたもので、適正な受給と認識していたと言い、農水省は “コメント” できないとしている」。
●かって「報道のTBS」と称された時代もありましたが、今はその面影全くなし。しかし9月16日 「消えない放射能~最悪事故が残す汚染の拡大」という報道特集が放映されました。これに対する恫喝ではないか、というのが巷の噂。
『民主主義手続きを脇に置き、事態非公開の上でおのれの「狭い目標」の実現だけを取った人々は、やがては国をダメにする輩。そのことは、昔のソ連、今の中国の官僚主義がとことん教えてくれるはずなのに』
会計検査院はかような案件を検査するところ。ということで、千万単位のそれも報道関係への査察というのはいかにも、と思うわけです。
文科系さん年来のご指摘のように、縦割りの霞ヶ関も、事態によっては第三者機関扱いとなっている部門をも動員して挙省一致となる。
怖いのは、このことに胸痛める職員いても、そのうちに習い性となってしまうこと。
9月25日の朝刊にこんな記事が出ていました。ご確認ください。〈福島県は24日、県民78人が1日分の食事で摂取した放射性セシウムの量を基に、1年間の内部被曝量を計算したところ、最大で0・014ミリシーベルトだったと発表した。
県によると、食品に含まれる自然の放射性物質による被曝量の70分の1程度。「国が食品の基準値設定の際に示した『上限年1ミリシーベルト』より十分低く、通常の食生活に問題がないことが確認された」としている。
1日当たりのセシウム摂取量は最大の人で2・6ベクレル。文部科学省による調査では、東京電力福島第1原発事故前の10年間の全国最大値は0・56ベクレルで、1960年代には核実験による影響で最大4・4ベクレルを記録したこともあるという〉
そもそもこれじゃ、どの朝刊なのかも、福島県のどこが報告したのかも分からないじゃないか。
また、ここに書かれた事が全部真実と見ても、こういう疑問は消えない。半減期の短い物質の量とか期間とかをどう換算したのか?
こうしてこんな書き方だけで何を一体貴男は言いたいのか?!何が伝わるというのか。
ついでだが、また、貴方が言う「反日」の定義を述べて欲しい。それ次第では、僕やリベラルの方が遙かに愛国という事もあり得る。貴方が反日という人がかえって愛国者かも知れないじゃないか。因みに、政府や福島県の言う事を鵜呑みにするのが貴方としたら、僕の方がよほど愛国という自信があるね。
というように定義を抜きにして「反日」などと語っても、何の意味もない事を貴方分からないのかな。
というように、少なくとも上の文章は、全て全面的にトロイ人の書き方と断定する他はないと思う。
この情報を鵜呑みにしろ、なんて誰も述べてませんよ(少なくとも、本当に「食事被爆問題なし」なら、喜ばしいニュースですよね?)。
この報道記事は、どの新聞にも載っていると思いますよ(ネットなら、『食事被ばく 問題なし 福島県 78人』くらいのワードで検索してみてください)。いやあ、そもそもこの記事、扱いが小さいんですよ。朝刊の1面とかではなく、24面――地域面に近い、東日本大震災関連記事のひとつとして小さく報じられていましたから(こういうのが大きく一面でもいいと思うんですけどね?)。
先程の文章に見出し――タイトルとして――〈食事被ばく「問題なし」福島県78人調査、計算で確認〉――あとはラストに〈調査は、生後1カ月~77歳の男女人が6月のある1日に食べたのと同じものを提供してもらい、セシウムを測定した〉で全文です。