これは門外漢の私が考えたことなので、あまり信用しないで下さい。
青学の選手はすごいですね。あの躍進は、監督に負うところが大きいとは思います。そのかなめは、プラス思考ですよね。何も考えないで能天気に走っていれば、いいのです。青学が頭が悪い、と言っているわけではありませんよ。
余計なエネルギーを脳内で消費しない方が、良い結果が出ると言う意味です。例えば、今出た方がいいのか、このまま付いていった方がいいのか、などと脳内で葛藤していると、マイナス思考の上に、デフレスパイラルでますますエネルギーを消費してしまいます。足を使っている他に脳を使ったら、スタミナは減る一方です。脳内で消費されるエネルギーは、無視できないほど大きいと考えます。
余談ですが、「思います」ではなく「考えます」と使う理由は、あるのです。「あっ」と思った、という言い方があります。そんなもの、思ったうちに入りません。ただの感嘆詞でしょう。その時、何かを考えていますか。いないでしょう。考えたとすれば、それを言葉にすべきでしょう。
もといっ。えーとですね、頭を使う仕事ばかりしていた私は、ただ座っていても昼になると腹が減りました。だからそう思うんですけどね。脳に入る血流の量を考えたら、マラソン選手の使うエネルギーは決して無視できないと思います。原監督はそういう方向でも、優れた指導者なのだと思います。なお私が頭を使う仕事をしていたからといって、高級な作業をしていたわけではありません。ただただ数字に惑わされていただけです。
脳内がマイナス思考に陥ると、全身に神経を伝って影響を及ぼすと思います。それは足の筋肉にも影響するでしょう。おそらく青学の選手はそういう時、楽しい事を考えるのだと思います。根性で走るマラソンは、青学が時代遅れにした、と言えると思います。