日本期待のKAGRA(かぐら)重力波望遠鏡が稼働する前に、アメリカチームが発表しちゃいました。えげつないやつらです。間違いであって欲しいです。しかし地球規模で観測することによって、分かることもあるでしょう。
SF小説に「トラクター・ビーム」というのが出てきます。相手の宇宙船を捕獲する光線です。ま、光線ではないですけど、似たような「波」ですからね。これでつまり重力場を制御するわけですね。本当に見つかったのならば、次のステップは重力波を発生させることです。その性質が分かってくれば、なにもブラックホールを使わなくとも発生させることができるはずです。
私が間接的に読んだ、異星人の文章には、宇宙船が3つのシステムによって動いているとあります。機体をコントロールする技術です。例えば「電子回路」は、強力な磁場を必要とする宇宙船には向かないのです。だから一つ目は、光を使った「光回線」です。で、二つめが「原子の磁力共振」を使ったもの。そして三つめが「重力波」を使った回路なのです。これで、安定した飛行が可能となるそうです。
私は巨石構造物も、そうした方法で重力を制御して積み上げた可能性がある、と考えます。砂を使ったり、木を組み合わせて丸くして転がしたり、或いは音の共振を利用したという説もあります。それでも時間が掛かり過ぎます。
宇宙戦艦ヤマトの装備に「波動砲」というのがあります。これを受けると、時空がゆがんで、破壊に至るそうです。松本零士がどこからこのアイディアを盗んできたか、興味が尽きません。