花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

三ツ峠山(3)

2016年11月18日 | 花旅
雲が出たり晴れたりの繰り返しで眺望がよくないため「股のぞき」で引き返してきました。
といっても結局私はそこまで行かれず休んでいましたが霞んで富士山の姿は全く見えなかったです。
折り返してからは景色を見る余裕がすごくありました。やっぱり下りは楽ちん♪     2016.11.7




こういう草モミジっていい感じ~


葉の付け根が赤くてきれい! これはなにかしら・・・


こんな赤い実がついていたのです・・・調べても分からず・・・不明のままにしておきます。

かえで☆さんからのヒントでオトコヨウゾメ?と! 私もなんとなくそうかな~と思っていたので
一応?マーク付きの「オトコヨウゾメ」としておきます。そうだったらすごくうれしいです。オトコヨウゾメにはあこがれ強い~


登るときに渡ってきた橋まで戻ってきました。登るときは辛くてこんなところ果たして下れるのかと
と思う道でもすんなり下りてこられてびっくりです。「人生下り坂サイコー!」その通り♪




元来た道を下りるのに 登るときは気がつかなかった色々が出てきました。
種を落とした後のツリバナの果実の殻の形! 初めて~ これはとっても気に入っています!



こっちにはまだ種子が残っているのでガクが開いていない


画像の下の方におかしな果実が写っていました。




緑色の果実は別の木のものかしら・・・カリガネソウに似たような果実にも見えるし・・・


紅葉の美しさ楽しみながら足取り軽いです!






トチノキの大きな葉を見て気持ちもおおらかになれるよう♪


またしても行くときは気がつかずに通り過ぎていたお宝が!ツルリンドウの赤い実のかたまり~
これほど実だくさんのツルリンドウなんて初めて見ました。 大感激~






続きます・・・

三ツ峠山(2)

2016年11月17日 | 花旅
柄杓流川(しゃくながれがわ)を左手に野草を見ながら先を目指します!こんな花がまだ咲いて!
葉の形からオオバセンキュウではないかと思います        2016.11.7





ノギクが色々出てきました!   これはリュウノウギクかと思っていますがよく分かりません。


こっちはノコンギク・・・コンギク・・・ノギクは難しいです。


すごく赤くなった葉はヤマウルシなのかしら・・・


花が終わっていても大感激してきたセンブリ!!!今まで一度か二度しか見ることができなくて・・・

今にも咲きそうなつぼみに見えます♪


リンドウもありました! 開きそうな気配がします。

少し明るい場所のリンドウや

ここのリンドウは陽射しの温もりを感じているみたい♪



ほどなくして橋が出てきました!ここを渡ると登山している気分が高まります~

いかにも山に分け入った感にひたりながら登っていくところ!


疲れを吹き飛ばしてくれるエイザンスミレ♪  咲いていました


少し上に来たのでこのあたりで咲くシラヤマギクはとってもきれいでした。


標識が出てきました!これを見るとここにいる標高だと間違えそう・・・
頂上が1,786Mなのです。 ここはおよそ800Mくらいだと思います。



うわぁ~  見たかったキノコのホコリタケがありました!  雨粒により上の穴から胞子を出す

いっぱい生えていました! 
通った人はみんなプシュって踏んで胞子が出るのを見たのでしょう。 つぶれているのが多かったです。



「達磨石」のところへやってきました!標高は1000Mくらいのところです。
その昔役行者が開いたという信仰の山なのだそうです。


この「達磨石」あたりまでも結構きつくて・・・次の見どころは「股のぞき」ですが登れるでしょうか・・・ 

三ツ峠山へ

2016年11月13日 | 花旅
2016.11.7  三ツ峠のトレッキングコースを歩いてきました。




一番てっぺんの屏風岩まで行かれたらいいのに・・・始めからその積りはなく歩き始めました。
途中で疲れ果て曇り空のため眺望も悪く中間くらいのところでリタイアになりました。
ここからより反対側からなら楽に頂上まで登れるそうです。




あとから撮れた三ツ峠山



折々の山野草を鑑賞できそうです! 4月~7月頃が最もいい時期らしい  
貴重な植物の一例  アツモリソウ ユウシュンラン ホテイラン カイジンドウ等々
聞いただけでよだれが出そう・・・このときはアキノキリンソウがまだ咲いていました。



マムシグサの赤くなった果実  すごく多かったです。

トウモロコシの粒々がとれるときのよう!




柄杓流川(しゃくながれがわ)と読むそうです。ホタルが棲めるきれいな水の流れが見られます!

フユザクラなのかしら・・・たくさん花をつけてこれからが見ごろになるのでしょう





神鈴の滝周辺はおよそ400mの一枚岩からなる渓谷なんだそうです。

滑らかな岩肌を流れ落ちる滝






渓谷も深い森も!


白樺の黄葉


黄色く見えるのはキノコ?  森の不思議~




心癒されるヤクシソウがふかふかの落ち葉に守られて咲いていました!

明日から数日群馬へ行ってきますのでお休みします  よろしくお願いいたします
お天気は悪そう・・・どこかへ行かれたらいいのですが無理なようでおしゃべりと編み物などしてのんびりしてきます。

赤い実

2016年11月12日 | 小石川植物園
実りの頃を迎えて赤い実が色々できました!
ピラカンサの栽培品ローズデール  これでもか!というほど見事な実のつきっぷりでした。






ひとつだけ   カラスウリ


ひとつでも中味はいっぱい! ヒメザクロ



イイギリも実だくさんになって!




ビナンカズラはいくつも丸い玉になってついていました。




サンシュユにも赤い実




薬用植物のゴシュユはというと  今年は豪華に実がつきました!  赤いミニミカンの房みたい♪




高いところではヒマラヤスギの松ぼっくりが大きくなったように見えました。



富士山周辺トレッキング紀行の写真を昨日やっと取りこみました。
早目にまとめに入りたいと思っていますが、来週は群馬へ行く予定なので
のんびりを決め込む気持ちになっています!


ツルグミ続き

2016年11月11日 | 小石川植物園
最初にツルグミの花を見てから2週間くらい後 もう一度行ってみました。
ツルがだいぶ伸びてきているように感じます







このときも花を見たかったのに・・・つぼみだけで花は咲いていなくてがっかり
薄日だと花を咲かせないのかしら・・・花が終わった姿? どっちなのかはっきり分からないです。




ともあれ葉の鱗状毛を見たいという目的を貫徹しましょう!  葉の表から見ました!
十分ではないものの日差しはそそいでいたのでなんとか明るい感じになっています



初々しい新鮮な葉表


破れた葉の穴からここに鱗状毛がありますよ~って教えてくれているみたいです。


ちょっとずつ見えてきたようです!


いい感じで見え始めて♪ まだこれでは満足できない~


だんだん近づいてみると・・・こんな風に撮れたのは初めてで興奮します~シルバーの輝き


葉表の鱗状毛!!! きれいでうっとりしました♪


今度は葉の裏側を!葉裏は赤みを帯びているのでまた変わって見えます


裏側はゴールドの輝き♪


だんだん大きくなるようにしてみるとこれも美しくて!!!





古くなると自然に鱗状毛はとれてなくなるそうですがその前に見ることができてともかくよかった!
「鱗状毛」は「毛」とつくのにそうは見えない でも顕微鏡で見ると繊維状のものが広がって見える
そうです! 顕微鏡を使ってこの目で見てみたいものです♪
次には花の裏側  果実ができたらそれもよく見てみたいです!


富士山麓めぐりはおおむねお天気に恵まれてまずまず♪  
近くから仰ぎ見る富士山の姿に心打たれ誇らしい気持ちに包まれています。  
追々つづっていかれたらと思っています。

ツルグミ

2016年11月06日 | 小石川植物園
グミはとても興味が深く毎年どうにかならないかと思いつついつの間にやら年数が経って・・・
種類が多いので見分けるのが難しいせいもあり我慢しているのです
幸い名札があるのはとても助かります! これはツルグミでした。 花が咲くのは10月頃
この木にも実がつくのかしら・・・まだここで見たことがないので期待してみます。








始めはこのぶつぶつが気になって気になって・・・ぶつぶつ言っていました。
グミの花 細長い咢筒にブツブツの赤褐色の鱗状毛がつく  
ナワシログミの咢筒はもう少し広めだそうです。







グミというと星状毛 鱗状毛を思い浮かべます。
太陽に当たった葉表  とってもきれいに見えます~ この鱗状毛をもっと大きくはっきり撮れたら・・・




葉裏はもちろん 美しいことこの上なかったです。





今までこのツルグミも相当写真に撮ってみたのですがどれも季節外れになって一番きれいなときを
逃していました。ほかのグミも色々知りたくて・・・どこかにあれば写してみたいです♪
この後2週間くらい間をおいてもう一度見てきました。続きにします・・・


明日から二泊で富士山のふもとを巡ってくる予定です
お天気が不安ですがそれなりに楽しんできます! お休みしますのでよろしくお願いいたします

カジノキ 果実

2016年11月05日 | 小石川植物園
小石川のカジノキの雌木の場所をしっかり把握しておきたいと思い行ってきました。
その場所にたどりついて木をよく見たらまだすごく幼い木でした。 でも高さだけはすごい!
幹回りも細く2本並ぶように立って!!!葉は上のほうにだけついていました。



カジノキの葉は緑色に見える部分のみです。か細い木2本分でこれだけでした。


特有の葉の形はなんとか写ったようです
この木に赤い実がついてそれがなんなのか分からず・・・それがこの木との初の出会いでした。
場所が中々探せなくて・・・随分迷った挙句たどりつきました。場所を忘れないようにしなくっちゃ!


特徴ある葉は下の写真の左のほうに写っていました♪  バイオリンとかチェロを思わせる美しい葉
まだ赤い実がそのまま生っているようです。
細っこい木にもかかわらず実はちゃんとできたと思うと感慨深いです。



小石川植物園からの帰り 御殿坂を登っているとき右のほうを何気なく見上げたところ!
なんとそこに大木のカジノキに赤い実がついているのが見えたのです!
こんな偶然ってあるのかしらって感激しました。何度も同じ道を繰り返し通っているのに・・・
気がついたのはこのときが初めてでした。
瀟洒なマンションの駐車場に入ってそこから崖の上に生えているカジノキ雌の木を写してきました。





特徴のある葉も大きくしっかりついているのがよく見えました。








地面や車止めの石の上に落ちたカジノキの果実





カジノキの雄の木 雌の木 両方ともどこにあるか見つかって大満足!
雌花はコウゾの親分のような花が咲くと思います。 来年にはその雌花もゲットできそうで楽しみ♪

ツリフネソウ蒴果など

2016年11月04日 | 大町自然観察園
撮ってみたいと思っていたツリフネソウの果実(蒴果)
まだ弾けていない果実をちょっと触ってみるとたちまちくるんとなって弾け種が飛び出します~
面白くなってなんこもやって弾けさせ遊んできました。









スズメウリの雌雄の花を撮ろうと思って!みんな失敗・・・右が雌花 左は雄花
丸い果実はまだ緑色できれいな白になるのは当分先のようです。






オオオナモミでいいと思います。  ここで見たのは初めて♪





ノブドウがきれいな色に染まって! 丁度ミゾソバとの相性良く・・・



これはユウガギク 近くに名札が下がっていました。


カタツムリも!


ユウガギクの葉


こっちのノギクはヨメナでいいでしょうか




どんな葉をしているのか撮っておきました。ノギクはいくら覚えようとしても難しくて手におえないです。


ここにはオオハナワラビがたくさんありました。(名札がついていました)
胞子嚢穂には毛が生えているはずですが写せなくて失敗



比較のために小石川で撮ってきたハナワラビを入れておきます。葉先がとがっている様子が
よく似ているようなのでかえで☆さんの指摘通りオオハナワラビでまちがいなさそうです。


  ↓ つい最近撮ってきた小石川のオオハナワラビ  茎には毛が生えています!



胞子の部分を撮ってみたらこんな風に写りました。胞子はまだ飛んでいないみたい(フラッシュ使い)

まだまだ知りたいこといっぱいで考えるとおかしくなりそうですが
自分に合った足取りで一歩 一歩 のろくても歩んでいきたいです!

アキカラマツ

2016年11月03日 | 大町自然観察園
アキカラマツ  キンポウゲ科カラマツソウ属
なよなよしてなんとも頼りなげ  どこをどう撮ったらいいのかよく分からなくて苦労します。



可愛らしい葉にメロメロになりそう♪






花の造りがすごく気になって・・・大きくしてよく見てみました。
花柱はなく雌しべの柱頭は直接子房につながっているのでした。
これが分かればあとはリラックスして花や果実の鑑賞をすればいいだけ♪







長い雄しべが集まった様がカラマツに似て秋に咲く花  それが名前のいわれですって!


出来たての青い果実がきれい!  アリもいてアブラムシもいて・・・






オオイトトンボ?  物差しの目盛り付きトンボがそばにきました!



チヂミザサ

2016年11月02日 | 大町自然観察園
よく見慣れているいるチヂミザサと思っていたのに
「これが花なんだ!」   花が咲いている場面には初めて出会ったことになりました。





白く目だって見えたのはブラシのような雌しべ  雄しべの葯はクリーム色をしています。
小穂は2つずつついて花が咲くのはそのうちの1個だけなんだそうです。片方は退化している



なにかプルンプルンしてる・・・そう見えたのは雄しべでそよ風でも揺れました。
よく見えるように撮りたい一心で腰を据えて撮ってみたものの目も腰も疲れるばかり
それでも写真に撮ってみたらすごく毛深くてびっくりしました。
「ケチヂミザサ」といわれるほうかもしれないです。ノギが随分長いことにも驚かされます。
小穂が実ってくるとこのノギの先から粘液を出すのだそうです。








受粉が終わると雌しべの柱頭に赤みが出てくると聞いてそういうのが写っていないかしら・・・
そう思って探したらボケて写った中になんとなくピンク色をした雌しべがありました!



これなんかもちょっとピンク色になってきた雌しべに見えるような気も・・・



雄しべも雌しべも落ちた状態
きらっと水滴が光っているように見えますがこれがやっかいなひっつき虫となりべとべとして
いつの間にか衣服にくっつきます。それを落とすときにべたべたが手に残りすごく手こずる


チヂミザサの花と意識して初めて撮ったことになったのですが
次にはこれを足がかりに少し前進できたら♪ そういうことがいっぱい増えて忘れそうですが・・・