花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

チヂミザサ

2016年11月02日 | 大町自然観察園
よく見慣れているいるチヂミザサと思っていたのに
「これが花なんだ!」   花が咲いている場面には初めて出会ったことになりました。





白く目だって見えたのはブラシのような雌しべ  雄しべの葯はクリーム色をしています。
小穂は2つずつついて花が咲くのはそのうちの1個だけなんだそうです。片方は退化している



なにかプルンプルンしてる・・・そう見えたのは雄しべでそよ風でも揺れました。
よく見えるように撮りたい一心で腰を据えて撮ってみたものの目も腰も疲れるばかり
それでも写真に撮ってみたらすごく毛深くてびっくりしました。
「ケチヂミザサ」といわれるほうかもしれないです。ノギが随分長いことにも驚かされます。
小穂が実ってくるとこのノギの先から粘液を出すのだそうです。








受粉が終わると雌しべの柱頭に赤みが出てくると聞いてそういうのが写っていないかしら・・・
そう思って探したらボケて写った中になんとなくピンク色をした雌しべがありました!



これなんかもちょっとピンク色になってきた雌しべに見えるような気も・・・



雄しべも雌しべも落ちた状態
きらっと水滴が光っているように見えますがこれがやっかいなひっつき虫となりべとべとして
いつの間にか衣服にくっつきます。それを落とすときにべたべたが手に残りすごく手こずる


チヂミザサの花と意識して初めて撮ったことになったのですが
次にはこれを足がかりに少し前進できたら♪ そういうことがいっぱい増えて忘れそうですが・・・