棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

こどもの日

2013-05-05 08:19:03 | 山郷の暮し
冷っこい流れも心地よく感じる朝です。久しぶりに朝一から窓を開け放っています。
花の谷もようやく そお称してもおかしくはない風景になり、田起こしが始まっています。
例年の通り、花の谷にも鯉のぼりが泳ぎ出しました。
私はこの 泳ぐ鯉のぼり が大好きで、今までに多くの絵を描いてきました。
制作意図は?? などと小難しいことは一切考えずに、ワーーーイ という嬉しさでキャンバスに向かう。
とはいっても、後からなにやら講釈をつけるのですが・・・。
写真は 1999年制作で「遊激展」に向けて少し加筆・修正しました。



遅霜

2013-05-04 08:45:39 | 山郷の暮し
うっすらと霜が降り注いでいたが、さすがに霜柱はなかった。
水はぬるみ どころではなく、真冬よりも沢の湧き水は冷たーーーい。
まーーそお感じるのは外気が温かいためだろうが、その冷っこい感じが昨今の様子だ。
農作業が始まり活気が出てきた畑地だが、夕方になると霜囲いをする姿が見える。

春先のバカ陽気で一気に花開いてしまい、その後の寒さでクターーと霜枯れになった花々。
あけびの花 は例年より5日ほど早く開花していたが、そのまま寒さに耐えているかのようだ。
花も小さいように見え、例年と変わらないペースになりつつある。
遅霜による被害はこれからで、正に泣霜と営農家を悩ませる今年の春だ。
 
写真は記事と無関係なのですが、松本市の南から我が家の方面を見たもの。
東信州と中信州を分ける2000M以下の峰がつつく。三才山トンネルのある方面。
真ん中は 戸谷峰1700mほどで我が家の東空を遮っています。今年の冬に登った山です。
撮影地点から我が花の谷を見ると、標高差は200m以上はあり、エレーー山ん中だね~ー。

おひさまバンザイ

2013-05-03 09:44:53 | 山郷の暮し
いよいよ連休の始まり。昨夜、友から「温泉でも行くカイ」と電話があった。
「いつも日曜日の俺達がこの時期に行くことはねーーズラ。暇しているなら遊激展の作品制作してよ!!」
{ううううう・・。大丈夫、ラストの一週間でなんとかなります。一杯やりませんか}
「ヒヒヒヒヒ・・。天地の恵みを浴びて、健康的に飲もう!!  となると温泉も悪くねーなー。いやいや、温泉場はそれどころジャーね~だろう。ともかく飲もう」

ただいま10時前、天気はすこぶるいいのだが、風は冷たい。
いそいそと我が家の宴会広場(それほどでもないが)を掃除し、薪でも用意スッカ!!。
ところで今日は何の日 なのでしょうか?。

寒い皐月

2013-05-02 11:17:43 | 山郷の暮し
皐月のクリヤーな光に満ち満ちて、若葉がきらめいていますが、さわやかな五月の風 薫風 を期待するとがっかり。
冷たい!! 天気予報でも言いましたが「長野は寒い」と。
真冬の上着をしまいこめない状態です。
この時期にこんなことは経験が無かった気がしますが・・。

不順な天候は農業に打撃があり、知り合いのりんご園では霜で花がヤラレタといっていました。
地元のニュースによると、今期の農業被害はすでに数億円に上るらしい。

我が家でも、アジサイの新芽がすっかり駄目になっています。
サクラに続きドウモいけません。
写真は今朝のアルプス  真冬並の積雪です。

さつき  遊激展

2013-05-01 11:25:27 | 山郷の暮し
寒いだの暖かだ、といっているうちに5月。
風薫る五月・・・といきたいが、冷やっこい風に揺れる花々は、薄日を浴びてはいるが今ひとつ輝きがない。

6月5日から9日まで、松本市美術館で展示計画をしている「遊激展」ですが、立派なパンフ・案内状を作りただいま配布を始めた。
今回は10年ぶりの展示会で第三回目になり、気合が入っています。

「天と地に満ちる生命を謳う・・刺激的な芸術空間を創りあげるりゅう王丸とその仲間」
展示者は11名。通常の展示から抜け出した展示方法をねらっている。
例えば、同じ作品でも飾り方によって違って観える。別なものへと変えてみる。そんな実験的な展示に参加してもらえる作家でなくてはならない。
といって、奇抜なことを望んでいるわけではなく、学芸会ではなく大人が(なりきっていないかも・・)真剣に遊ぶということで、きちんとした意図の上でなくてはならないのです。

ある版画家は、オーソドックスな作風ですが、正規な作品とともに、版木をオブジェ化しできないだろうか、と依頼した。
当初は戸惑っていたが(売り物作品として当然だ)個展でも、ましてや公募展などでは決してできないことだ。
「面白そうだから参加しましょう」と、柔軟な対応をしてくれた。
このように、発想の転換・柔軟性のある作家でないと、難しいのです。

次回は、美術館の芝生広場をつかって、アートパフォーマンス--30名ほどに膨らんだ。
について。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本