棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

さつき  遊激展

2013-05-01 11:25:27 | 山郷の暮し
寒いだの暖かだ、といっているうちに5月。
風薫る五月・・・といきたいが、冷やっこい風に揺れる花々は、薄日を浴びてはいるが今ひとつ輝きがない。

6月5日から9日まで、松本市美術館で展示計画をしている「遊激展」ですが、立派なパンフ・案内状を作りただいま配布を始めた。
今回は10年ぶりの展示会で第三回目になり、気合が入っています。

「天と地に満ちる生命を謳う・・刺激的な芸術空間を創りあげるりゅう王丸とその仲間」
展示者は11名。通常の展示から抜け出した展示方法をねらっている。
例えば、同じ作品でも飾り方によって違って観える。別なものへと変えてみる。そんな実験的な展示に参加してもらえる作家でなくてはならない。
といって、奇抜なことを望んでいるわけではなく、学芸会ではなく大人が(なりきっていないかも・・)真剣に遊ぶということで、きちんとした意図の上でなくてはならないのです。

ある版画家は、オーソドックスな作風ですが、正規な作品とともに、版木をオブジェ化しできないだろうか、と依頼した。
当初は戸惑っていたが(売り物作品として当然だ)個展でも、ましてや公募展などでは決してできないことだ。
「面白そうだから参加しましょう」と、柔軟な対応をしてくれた。
このように、発想の転換・柔軟性のある作家でないと、難しいのです。

次回は、美術館の芝生広場をつかって、アートパフォーマンス--30名ほどに膨らんだ。
について。

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