棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

あんぱんまん

2013-12-29 10:32:51 | 山郷の暮し
今年亡くなられた著名人の中に漫画家 やなせたかし さんがおいでになります。
NHKの再放送で氏の漫画製作に凝縮する思いが語られていました。
すなわち、自身の戦争体験やそれからの苦悩などの実体験から、助ける ということは身を呈すること、自分のみを削ってまで与えること 。
それが人気の「あんぱんまん」になったというのです。
正直 TVで「あんぱんまん」を視聴したことはありませんが、しごく単純な作画に「これなら幼児に受けるわけだ」程度でした。
TVドキュメントでは、お腹のすいた子にアンパンマンが自分の顔を食べさせてる、一見グロテストなシーンに異議を唱えた大人たち。
しかし、子供たちは素直に受け入れ、大人気になったとか。
なんと69才になってからだといいます。

いつでしたか忘れましたが、やなせたかし原画展 を見たことがありました。
強い線の引き方に、実にまじめな方 なのだろうと推測しておりました。

氏の作詞による「アンパンマンの歌」など知らず、東日本大震災のおりラジオでこの歌を聴きました。
ものすごいリクエスト数だったといいます。しかも、涙し勇気付けられたと言うコメントに、私はよく理解ができないでいました。
それより注意をして聞くようになり、なんとなく大人気になっている要因がわかってきました。
そして今朝、再放送を視聴し、ラジオから「アンパンマンの歌」が流れてきました。
本当にヒットしたのが69歳から・・・いやーー私もまだまだこれからです。

ryusun

つぶやき

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