棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

信州の風物

2013-12-06 08:48:11 | 山郷の暮し
写真は昨夕5時頃の西空です。
宵の明星(金星)が最も輝いて見える時期です。オッ月様とランデビューで、今夕は位置が逆転します。帰り道 チョット西空を見上げてください。

昨日の続きですが、信州の師走の一大仕事しして「野沢菜漬」があり、身を引きちぎるような寒風なか、手ぬぐいをホホッカブリしたおばちゃん連が手を真っ赤にして野沢菜を洗っている。
そんな光景を思い出しますが、まったく思い出の風景となってしまいました。

近くの浅間温泉でも旅館の従業員総出で、漬物の段取り風景があったり、共同風呂はお菜洗いに解放されていた。
しかし、気がつけば昨今はそんな原風景もなくなってしまった。
各旅館でオリジナルの野沢菜漬を提供することもなくなったようだ。
松本市内でも割烹店や飲み屋さんが店先で漬物準備をしている店もめっきり少なくなってしまった。

私は野沢菜漬となるといの一番に思い出すのが、学生時代に木曽は馬籠宿の民宿に泊まったときのことである。
炭火こたつ一つのサブーーイ部屋。
出された野沢菜漬物は霜降り状に凍っていた。だが、この時の甘さは今も蘇ってくる。
時々あの時のような漬物に出会うことがあるが、いただいてくるとどうもまずくなってしう。
酸化してしまうのか、気温の変化なのか、旨みが違ってしまうのです。

信州のお土産の一つ「野沢菜漬物」ですが、一般家庭の味とはかなり違う。
正直、アレをわざわざ買ってまで食うきはしない。
今日あたり漬物に挑戦してミッカ!!

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本