棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

犬の塑彫刻・・デフォルメ

2011-10-31 08:29:48 | 山郷の暮し
湿った色の木々をうっすらと包んだ霧の道の散歩。
乳色からしだいにももいろを帯びてくる。
昨日と一変し、気温の高い一日になりそうだ。

散歩中に繰り広げられるじゃれ合いは、相撲ありレスリングあり、はたまたキックボクシングありと、動きの速さをしたすら眺め記憶に留めんとしてもナカナカ・・。
骨の模型をつくったりして、関節の動きを研究した中で「犬の筋肉は人間と似ている」との記事にハッとひらめく。
実際とは異なっても動きを感じさせるように、筋肉をつければいいのではないかと。
絵画的な動きのデフォルメ化を立体化するということだ。
そんなことが可能であろうか・・・。
人物を始め立体作品の多くは静止した姿で、絵画的な動きのあるものは見たことがない。
それだけに挑戦をしてみる価値があり、犬たちがじゃれあう様子など難しいが最適な対象だと気がついた。
当初の製作は可愛らしく、また楽しげな様子から、制作者としての製作意図・目的が充実してきました。
つづく

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本