棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

「ALWAYS夕陽の三丁目」 終戦の風景

2011-10-14 07:12:05 | 山郷の暮し
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この映画でよくできてるなーー、と感じたのは街の風景。
銀座通りに路面電車が走り私も乗ったことがあった。
なにより懐かしく思ったのが大ドームの上野駅で、ナントナク正面の壁画はイメージできた。
その上野駅で思い出すのは、時代は映画より遡るかも知れないが、私の小学校入学前後の1950年始めころだったか・・。
映画には登場しませんでしたが、天井が低く茶色のタイル貼りの薄暗い地下道があり、戦争孤児や浮浪者が寝泊まりし、物騒な通路であった。
私は母の手を離さないように歩いた記憶がある。
終戦後10年以上は立っていたと思いますが、いたるところで復員兵の薄気味悪い姿を見ることができた。
亡くなってしまった大好きな作家の井上ひさし氏の作品に描き出されていた気がします・・。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本