棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

ダライ・ラマ法王

2009-12-23 09:35:11 | 山郷の暮し
今朝の温度はマイナス4度。昨日に比べたらナーーーンテコトハない。
散歩には猫のチビクマもピョコピョコついてきた。
新春一番の展示会「五味画龍展」での私のメイン作品は「チベット寺院内を描く-370×200cm」写真は其の一部
製作過程や意図は以前にブログに記載しましたが、チベット仏教で調べたいことがあり検索。
HPがあってなんの不思議はないのですが、初めて「ダライラマ法王日本代表事務所」を知りました。
さっそく小生のブックマークに加えさせて頂きました。
ダライラマ法王関係の著書はできるだけ読んでいますが、本当にわかりやすく、なんとなく心が充足します。
宗教書にある難解な言葉遣いに溺れてしまうこともなく、また、宗教的理想を延々と繰り返すことも無い。
声高に宗教のことを語らず、さりげなく説いていることは当たり前のことばかり。
法王自身の苦難の歴史と、生まれながらの楽天的な明るさがたまらなくいい。
「あらゆる原動力は希望です。希望の原動力はやはり希望です。これには何の保証もありません。しかし、なにかを実現したいと望み、其れを試みることはよいことです。・・・・
遠くに希望を持つことは、真実を大切にする心と同じように大切です」
数多い言葉の中で、わたくしが大好きな一説です。
私たちは本心の当たり前の心に目覚めたならば、争いごとは起きてこない、ということでしょうか。
中国とのあいだに理不尽なことが続いている今、私たちが出来ることを本気で実行しなくてはいけないと思います。
欧米のキリスト教徒から「仏教界の法王」と尊崇され、教会などの講演が広く知られているに対し、日本での活動はあまり知られていないのは残念だ。
日本仏教界の狭量の低さばかりでなく、中国の顔色をうかがっているような政治に寂しさを感じる。
毎日刻々と更新される、ダライラマのお言葉を読んでみましょう。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本