棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

もみがらカマド

2009-12-07 08:28:09 | 山郷の暮し
今朝は冷えました。5mmほどの氷が張りましたが、昨日に続き暖かな一日になるでしょう。
新聞に籾殻カマド実演のお知らせがありました。
籾殻で炊いたご飯は美味い、と聞いたことはありますが、本物はまったくしりませんでした。
国際モミガラかまどと大層な名前のメカーで、60年間形状が変わらず生産をし続けていると言う鋳物製品です。
いつものことですが、カメラを忘れてしまった。
3-40年以前までは農家では盛んに使われたものらしく、モミガラに火がつけばあとはほっとくだけ。
昔は1升以上はご飯を炊いたもので、薪でご飯を炊くようなわずらわしさがなく、失敗も少なかったと言います。
底にうっすらとオコゲができ、これをほおばるのが嫁さんのささやかなたのしみだったと、来場のオバーチャンから聞きました。
会場では3升も一度に炊いていました。
ご飯も振舞ってくれると言うことでしたが、手間がかかりそうなので、お茶をゴチになりながら「ペ-ル缶ぬかくど普及会」のオッチャン連の熱弁をききました。
「モミガラはどこで手にはいります??」の私の問いに、なんと間抜けた質問だとばかりに「そんなもの百姓屋にいってみましょ。棄てるほどあって、軽トラではこんでくれるじ」と。
ところで、この会場は、田圃が広がる安曇野の新興住宅地の一郭でした。
イラストはパンフから

ryusun

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絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本