棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

サンタクロース

2009-12-11 08:28:35 | 山郷の暮し
夜明け前から静かに静かに雨が降り続いています。
気温は5度くらいでこのままいてくれればいいのですが。お山の冷たい風が降りてくると白いものが混じってしまいます。
昨日は子ども相手に、なんとも心休まる一時を得ました。
サンタ役をたのまれる保育園は、園児のお絵かきのことで相談を受けてからのお付き合いだ。
父兄だと観察の鋭い子どもは「アッ!!! ○×チャンのおとーーーさんだ!!」となってしまい、もーーードッチラケになってしまう、というのだ。
そこで、出入りの業者さんや、知られていない方に頼んできたそうだ。
そこで私に白羽の矢が向けられ、私も面白がってソレに乗ったわけである。
昨年は腰痛がひどく、それどころではなかった。2年ぶりの出演である。
暗くされた講堂にあのジングルベルの曲とともに、お土産がタップリ入った袋を肩にして、演技でなくヨタヨタと登場。
質問タイムでは質問定番は「サンタさんはどこからきたのですか」「トナカイはどこにいるのですか」「どおして赤い服を着ているのですか」
などなどは、どうも先生からの指示かもしれない。
中には「サンタさんはナニをたべているの」「ぼくさー昨日テレビでサンタさんみたよ」「サンタさん車で来なかった」
と白けてしまう質問があり、先生方があわてる。
ベテランの私はなにやらピカピカ光るものをだしたり、巻物を出したりしてごまかしている。
園児たちの食事を別室で、チッチャナ、チッチャナ腰掛に座りゴチになり、園児たちが作ってくれたマフラーを土産にいただいてきました。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本