岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

2年生中心試合(11月7日)

2010年11月08日 | 試合(H22チーム)
広島県営ラグビー場での、2年生を中心とした試合です。(岡山&美作)

コーチ陣は、来年1月以降の主力メンバーである2年生が、どのような試合ができるか、選抜チームと同じように注目していました。

試合の内容としては、現時点では十分満足できるものだったと思います。

森M、實Mのハーフ団のコントロール、出Iや山Kの勢いと粘りのある縦突破、フルバックY田の攻守の要としての働き、G番、友Dの力強いプレー等、それぞれが個性を発揮していました。

また、第2センターを初めてやった永Yは数トライし、新たな自分の可能性に大きな自信を持ったと思います。

今日の試合で特に良かったのは、高B、宇Dの両ウイングが、大きな声を出していたことです。
相手の状況を味方に知らせたり、ラインの人数を呼んだり、結構的確な声が出ていたと思います。
まもなく最上級生になるのを前に、大きく変わってきたと喜んでいます。


12月のはじめに練習試合をするよう調整中ですので、皆でがんばって楽しみましょう。

現在の2年生は、上の2学年の上級生の人数が少なかった(2年上は0)現3年生と違い、現3年生に混ざって練習や試合ができた世代です。

この2年生たちに1年生が加わったチームが、これからどれだけ伸びていくか。
大変楽しみです。





















1年生試合(11月7日)

2010年11月07日 | 試合(H22チーム)
中国選抜の練習にあわせて、広島県営ラグビー場で、1年生も試合しました。

岡山からは部活動等の欠席を除く1年生7人が参加し、広島(鯉城スクール、福山スクール、崇徳中学)の1年生と混ぜて2チームつくり試合を行ないました。

久しぶりの試合で、また混成チームで慣れないポジションをした人もあり、思ったプレーができた人、できなかった人色々だと思いますが、いよいよ新チームとしてスタートを切ります。

早ければ来年、少なくとも再来年のこの時期には、中国選抜チームの候補となれるよう、是非がんばっていきましょう。

試合のスナップです。
なお、いつも言っていますが、写っている人、いない人、いろいろですが、了解下さい。
























今日の一枚

2010年11月06日 | スクール&選手紹介



美作スクール2年生U谷です。

スクラムハーフで、矢のような(?)パスが得意です。

最近、かなり気合いが入っています。

がんばれ  家でもパス練習しろよ


その後ろ、同じく美作スクール2年生實Mです。

スタンドオフです。

少し考えすぎ(見えるだけ?)なところは、ブログ担当コーチと同じです。

頭をかく時も、前を向こう


タックル

2010年11月06日 | 技術
ボールを持った相手は、相手15人の一番先頭にいます。
タックルに入る選手は、味方15人の最前列にいます。

両チームの先頭同士がぶつかるタックルの場面は、どちらが1mを取るか、押込むかの勝負であり、ただ相手を止めたり倒せばいいというものでありません。
踏み込みや足をかくことは、絶対に欠かせません。

そして、そのためには、正しい姿勢、ケガをしない姿勢が必要です。

是非、自分の中で良いイメージをつくり、練習・試合で爆発してください。


2年生、1年生のタックル練習です。


踏み込みがない、身体がおきあがっている、頭が下がっている(危険)という、どちらかといえば悪い見本です。


もう少し踏み込み、相手の胸の上に乗っていくようなイメージがほしい。


右肩でタックルする時の踏み込み足(パワーフット)は右足です。


左右の選手を比べて下さい。
左側の選手は、パワーフットが逆で、頭も外に逃げています。
右側の選手は、ほほをしっかり相手につけ、パックもしっかりして、相手の身体を押込んでいます。
この写真では、右側のタックルの方がgoodです。



以下、見本をのせますので、よく見てイメージしてください。

<写真:ラグビーマガジン・ラグビークリニックより>

パワーフットとは
 相手に当てる肩と同じ側の足を、しっかり相手に踏み込んでコンタクトする。
 踏み込みが無く、飛び込むようなタックルでは、力が入らない。
足のつかない「ダイブ」(とびこむ)のはダメ。 


以下、フロントタックル(正面の相手を真っ直ぐ倒す)のポイントです。

低い姿勢でしっかり踏み込む。


相手のパンツから腹の部分に入る。 パワーフット(踏み込み足)を意識。


相手の足に回した腕を引き絞るように締めながら、足をかいて前進。
相手に寄りかかるのではなく、押し込む。


相手の上に乗るように倒しきる。
最初から倒しきるまで、目をつぶらない(目を離さない)。



マーク(フェアキャッチ)

2010年11月04日 | ビデオ連続画像
 先日のブログ「自陣ゴール前」ですが、プレーの選択肢の一つとして、「ペナルティーキックが入らなかった場合に、マーク(フェアキャッチ)してもよいか?」問い合わせていたところ、鬼Tコーチ(レフリー)より回答がありました。

結論・・・マークOK
      キックオフやリスタートキックでないペナルティーキックをマークするのはOK。

第18条マーク(IRB競技規則2010より抜粋)

 マークとは、自陣22mライン上、またはその後方で、相手側のキックしたボールを直接明確にキャッチすると同時に「マーク」と叫んで行われるものである。

 マークは、キックオフからはできない。ドロップアウトを除くリスタートキック(試合再開のキック)においても認められない。



したがって、相手がペナルティキックをけったが、全くゴールラインに届かないような場合には、相手の選手も近くに走ってきているでしょうから、「マーク」も一つの有効な手段だと思います。

先日の竹原合宿で、尾道高校の田中コーチからのルール説明でもあったように、マーク(フェアキャッチ)は、キックで攻め込まれた時に、ピンチをしのぎ、安全にゲームを再開できる、ディフェンスの上で結構重要なルールです。
いくつかポイントを書いておきます。

 ・マークは、地面に両足が着いた状態でも、ジャンプしながらでも、走りながらでもできる。
 ・キャッチと同時にレフリーに聞こえるような大きな声で「マーク」と叫ぶ。
 ・マーク後は、マークしたプレーヤーにフリーキックが与えられる。
   ※他の人にキックしてもらおうと思えば、’ちょんげり’してパスが必要。
 ・マークはインゴール内でもできる。
 ・キックのかわりに、マーク地点でスクラムを選択することもできる。


なお、インゴールでのプレーや、ボールがデッドになった場合のルールについては、次回の練習でもう一度しっかり確認したいと思います。鬼Tコーチよろしく

来年も楽しみ!!

2010年11月03日 | チーム理念&メンバー募集

今日の練習は、岡山スクール・美作スクールの2年生・1年生で18人が集まりました。

都合で休んだ中学生が数人いたり、復帰予定の中学生もいるので、最終的には20数名が岡山・美作で活動する場合の基本的な人数となります。
(当然、これに来年の新1年生が加わります)
これに、津山等のスクールを加えた活動が考えられます。

なお、昨年は1年間を通して行い、今年は行なわなかった鳥取県との合同活動(岡山・鳥取選抜)については、岡山・美作としては、今年は、新人戦から是非やっていきたいと思っています。

さて、今日の練習メニューですが、先日の中国地区合同練習で行なった練習を中心に、3年生が下級生を指導しながら行ないました。

まず、これまでと変わったのは3年生の姿です。
声を出して引っ張る、チームをまとめる、下級生に教える等、前向きで積極的な態度を見せていました。
中国地区合同練習を通して、3年生がさらに自信をつけたのがよくわかります。

今日から新チームとしての練習も行うということで、2年生・1年生で組んでバックスやフォワードそれぞれの練習、コンビ等も行ないましたが、予想以上の出来で、コーチとしてはうれしい誤算でした。

「来年のチームや選手も期待できそうというのが正直な感想です。

なお、今日も話しましたが、各選手には、必ず2つ以上のポジションができるようになってもらいます。
逆に、フッカー、ハーフ、スタンド、1センといったポジションは、必ず2人以上の選手がキッチリとできるようになってもらいます。
これにより、中国選抜等をねらう時にも選択の幅が広がるし、チームとしても、都合で試合を休む選手がいたり、ケガ人がでたりしても安心して対応できます。

2年生・1年生は、3年生と一緒にできるのも、もうそれほど長くはありません。是非先輩のいいところは見習ったり、教えてもらいながら、新チームに向けて盛り上がっていきましょう。
















自陣ゴール前

2010年11月03日 | ビデオ連続画像
相手のペナルティキックからです。

一つのポイントは、岡山のチームに、相手のキックがゴールラインに届かなかった時の対応、さらに、この試合でのゴール前の対応(タッチキック、展開等)についての意識が無かったということです。(もちろん、こういうケースを想定していなかったコーチ陣にも責任があります)

まず良いのは、キック後の相手側の追い方です。
当然のことではありますが、キックオフと同じように、全員が面でシッカリと前に出ています。


相手のウイングは、タッチキックも想定しています。


ゴール前でのキャッチであり、そこからタッチキックは届きにくいため、相手のディフェンスの薄そうな側の次の選手にパスしています。




ここで、パスをうけた選手のピンチの意識が強ければ、タッチに逃げたり、さらに外側の選手にパスして確実にタッチキックで逃げるというプレーの選択もあったと思いますが、今回は相手にあたっていっています。
ただ、あたった選手もしっかりとモールが組めています。








ここで、さらにモールサイドを前に攻めています。
この場面は、停滞したセットプレーからであり、余裕を持ってタッチキックがねらえたと思います。
ここでモールサイドを前にいくというのは、かなり無理なプレー選択だと思いますが、この原因はおそらく、ボール持って前にいった選手のせいではなく、余裕があるはずのバックス陣から声が無かったのが大きな原因と予想されます。




トーナメントのような勝敗が重視される試合では、「逃げるべきところは逃げる」といったことも大切なことです。

そして、試合中は、モール・ラックで相手と直接身体を当てているフォワードや、それを指揮しているハーフではなく、余裕のあるスタンド、センターといったバックス陣がキッチリと指示を伝えなければいけません。
そうでなければ、フォワードは当然前にいきます。

色々な試合の前には、「その試合の意味」「その試合の戦い方」などを、みんなで話しあい考え方を共有することも大切です。

(追伸)
逆に岡山がアタックする場合も含め、どんな場面でも常に集中力を切らさずに、組織の形で相手にプレッシャ-をかける。
今回のような相手のプレーは見習うべきことです。